人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

あるちゅはいま日記

hanaha09.exblog.jp

「丘虎の尾」の花

「丘虎の尾」、カタカナで書くとオカトラノオ。
「丘虎の尾」の花_b0126549_10010530.jpg

丘の上によく咲いていて、虎の尾のような恰好をした花を付ける。
昔の田舎のおっさんはこの葉を乾燥させてたばこの代用として吸ったという、別名がヤマタバコ。
どんな味がするんだろうね、たばこは20年前に辞めたのでわからん。
中国では利尿や月経不順などの生薬として用いられるのだそうだ、ションベンは出過ぎるし生まれてこのかた月のものなんてのは知らんので用はない。
地下茎を伸ばしてよく繁殖するので群生する。
不思議と咲く花はたいていが同じ方向に向いて花を垂れ下げる。
我が家には二か所に群生がある。
ひまわりのように太陽を向きながら花が咲くのかなと思って、この花の向きの方向を調べてみた。
日当たりの良い1ヵ所は東向き。
「丘虎の尾」の花_b0126549_10422457.jpg
日陰の別の場所のは西南西向き。
「丘虎の尾」の花_b0126549_10422010.jpg
太陽は東南東の方向だった。
よくわからん虎の尻尾の性格だ。
まあ、年寄りにはどうでもよいことじゃ、好きな方向に向けば良い。




# by hanaha09 | 2021-07-30 09:59 | 田舎暮らし | Comments(0)

蜂の一刺し

今朝は比較的涼しかったので、岩の間に草がいっぱい生えてきたので抜いていた。
突然蜂が飛び出してきた、スズメバチが巣を作っていたみたいだ。
これは危ないと後ずさりしてその場を離れたが、手袋の上からチクっと一刺し、この蜂、10m近くも追いかけて襲ってきたのだ。
蜂の一刺し_b0126549_11090322.jpg
なんと言う執念、又よくも我手を敵と認識できたものだ。
あわてて救急セットの吸い取り器で毒を吸い取ろうとしたが、プラスティックの支えが割れていてうまくいかない、しょうがないのでアンモニアを塗り付けたがまたたくまに毒は回ったようだ。
手の甲一面が腫れあがってきた、手が握れない、おまけにチクチク痛みも出てきた。
スズメバチに襲われたのはこれで2回目、アナフィラキシー症状が出てきてもおかしくはない。
日本酒を一杯ひっかけて気を紛らわせたが、なんだか胸がどきどき。
しまったと思ったがもう遅い。
熱も出てきて横にひっくり返ってしまった。
新型コロナでもオリンピックどころでもない、久しぶりの重症だ。
田舎の医者にかかっても腫れたところに冷却スプレーを吹き付けるだけ、後なんだかわからん薬をくれるけど飲んだことは無い。
もう頼れるのは神様仏様しかない、が、普段の信心は全くのごぶさたなのでこれもあてにならない。
どうやら自分の持つ免疫力で頑張るしかない。
このところ家族そろって災難続きだ。
嫁は眼の手術、上の子供がガンとやらで6時間もの大手術、下の子は腕の骨を複雑骨折ボルトを入れたまま、ろくなことが起こらない。
令和の年号も、そろそろ改元しないと大変なことになりそうな気配だ。
今になって気が付くんだが…「令和おじさん」も目が腐っとる。




# by hanaha09 | 2021-07-29 10:49 | 田舎暮らし | Comments(0)

オリンピック聖火台の謎

オリンピック聖火リレーの燃料はプロパンガス、黄色い炎が出ないので一部を部分燃焼、カーボンを生成、このカーボンが酸化する際の輝炎を利用したようだ(詳細はよくわからんが…)。
オリンピック聖火台の謎_b0126549_15101040.jpg
当然CO2 が燃焼ガスとして生じるのでカーボンフリーとは言い難い。
この聖火リレーには10本だけカーボンフリーのシンボルとして水素燃料を用いたものが使用された。
水素燃料供給には水素貯蔵合金が用いられたという。
水素燃焼の際の火炎は無色透明、よって黄色い炎を見せるために炭酸水素ナトリウムを添加するのだそうだ。
いわゆるナトリウムの示す炎色反応である。
燃焼による炭酸水素ナトリウムの分解反応式は次の様になる。
2NaHCO3→Na2CO3+H2O+CO2
立派にCO2が発生する、量的なものはよくわからんが果たしてカーボンフリー聖火トーチと高らかに宣言できるものなのだろうか?
東京オリンピック開会式で大坂なおみによって点火された聖火台の聖火(国立競技場は木造で聖火台の恒久設置が出来なかった)は夜中にこっそり夢の大橋そばの聖火台に移された。
オリンピック聖火台の謎_b0126549_15103587.jpg
この聖火台についてはこう発表されている。
「太陽をモチーフにしており、球体を覆う金属の表面が花のように開いており、生命力や希望といった意味が込められている。大きさは式典用聖火台の約3分の1で、直径約1.2メートル×高さ約0.9メートル、重さ約200キロ。燃料には五輪史上初めて、液体水素が用いられた。水素は燃焼の際に、温室効果ガスである二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギー。水素は燃焼時、無色透明であるため、炭酸ナトリウムで着色されている。費用は40億円から50億円、トヨタ自動車が費用の一部を負担する。」
燃料水素は福島県浪江町に操業を開始した「福島水素エネルギー研究フィールド」での太陽光発電による水電解水素ガス製造がスタートしてるそうだ。
だが、このクリーンな水素ガス工場には液化設備はない。(液化の必要のない聖火トーチに使用されている水素ガスはここで発生する水素、クリーンエネルギーとある。)
オリンピック聖火台の謎_b0126549_15101929.jpg
オリンピック聖火台の謎_b0126549_15102912.jpg
となると、この聖火台で用いる液体水素については商業ベース(通常は石油精製オフガスからの水素を化石燃料が発電のベースとなってる電力で液化する)で製造された液体水素をそのまま利用するしかない、炭酸ガスを放出しないクリーンなエネルギーと称するにはちょっと羊頭狗肉と言える。
ただの素人には美辞麗句を並べ立てる今回の聖火台には少し疑問を感じる。
なぜ、この東京オリンピック開催に当たってはいかがわしい事実を隠して喧伝を続けるのであろうか?





# by hanaha09 | 2021-07-28 11:06 | 田舎暮らし | Comments(0)

鉄人たちの悲劇

東京オリンピック大会のトライアスロン競技が7月26日早朝6時30分にスタートを切った。
とかく水質問題で話題になっていたお台場海上公園での鉄人たちの男子個人水泳競技のスタートだ。
アメリカのスポーツコラムニストと名乗るDan Wetzel氏がYahooNewsに早速の投稿をしている。
「The finish line of the men’s triathlon Monday morning looked something like a battlefield scene…」
鉄人たちの悲劇_b0126549_08460048.jpg
鉄人たちの悲劇_b0126549_08463113.jpg
7月26日の競技スタートは時間を繰り上げられた。
水温は29.9℃、湿度は67.1%既定の許容値に入っていたものの、お台場海上公園の会場はこんな具合だった。
水質問題については発表が見られないのでこれも許容値内だったことだろう。
鉄人たちの悲劇_b0126549_09013745.jpg
鉄人たちの悲劇_b0126549_09013972.jpg
雨も降っていなかったのにこれが海の色だろうか?
氏はコメントを続ける。
「With many days of mild and sunny weather, this period provides an ideal climate for athletes to perform their best.」
夏季東京オリンピックを招致する際に日本人代表者より発表された公式提案だった。
「They lied like hell about it.(彼らはそれについて地獄のように嘘をついた)」としたためている。
おまけに、このトライアスロン水泳競技スタート時に重大と考えられるトラブルもあった。
鉄人たちの悲劇_b0126549_09014211.jpg
スタート台左側の選手が飛び込んでるが、右側の選手の多くが飛び込んでいない、少数の選手は急速に後進する作業船の間に飛び込んでいる。
作業船がスタート台の前に居るにも拘わらず、スタートの合図が切られたようだ。
トップアスリートが船に巻き込まれる危険性が非常に高かった場面だ、ちょっと前にあった池袋の暴走事件と一緒。
船は即座に停止すべきだった。
今日も女子トライアスロン競技が続く。
これが日本の「お・も・て・な・し」…緑のおばさん、やとわれ聖子もいまだ知らん顔?



# by hanaha09 | 2021-07-27 09:25 | 田舎暮らし | Comments(0)

トモエソウが咲いた

日本には勾玉を並べたような伝統的な紋様がある。
巴紋と呼ばれている。
トモエソウが咲いた_b0126549_17513884.jpg
この紋の発祥は弓を射る時に使う鞆(とも)を図案化したものとか、昔の装飾品勾玉を図案化した物とかの説がある。
水が渦巻くようにも見え、平安期には火災除けとして建物に葺かれる瓦の紋様になったりもした。
トモエソウが咲いた_b0126549_17514134.jpg
最も有名なのが三つ巴、太鼓に描かれる紋様である。
大太鼓に描かれる巴紋は雷を表すもの、頭と呼ばれる部分は打つところ、ばちで打つと轟音(雷)が飛んでゆく、この方向が三つ巴の尻尾だ。
このオトギリソウの仲間の花はなぜか花弁の先が真っすぐではない、ちょろっと横に流れるような格好となる。
トモエソウが咲いた_b0126549_17513378.jpg
トモエソウが咲いた_b0126549_17513672.jpg
上から見ると、なんとなくこの巴の紋様に似てるのでトモエソウと名付けられた。
黄色の鮮やかな花は一日だけ咲く、根っこが残る多年草なのだが長年にわたって同じところに咲き続けることは無い。
あちこち移動して花を咲かせる、浮気者だ。
三つ巴とは三つのものが互いに相対して入り乱れること、いわゆる3Pだ。
トモエソウが咲いた_b0126549_18064467.jpg
この花は五つの花弁が互いに競い合う五つ巴、3Pの上を行く5Pだ。
昔々雄琴温泉では二輪車とも呼ばれた3P、小心な若者にとっては兵どもの話を聞くだけで出掛ける勇気も金もなかった。
今頃出かけると認知症の老いぼれかなんて言われて追い返されそうだなぁ。



# by hanaha09 | 2021-07-26 08:50 | 田舎暮らし | Comments(0)