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あるちゅはいま日記

hanaha09.exblog.jp

2018年 05月 29日 ( 1 )

神々の山、エベレスト

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「世界の母なる女神」と言われる最高峰エベレスト。
1953年の5月29日、ニュージーランドのエドモンド・ヒラリーとシェルパ族のテンジン・ノルゲイが、300人のスタッフを抱え世界で初めて登頂に成功した。
確か、小学校の教科書にも載ってた記憶がする。
その日から60年を過ぎた今や登頂者数は5,000人を超え、シーズンの5月のエベレストへの道は渋滞ができる過密状態になるそうだ。
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事故も起きる、亡くなられる登山家、シェルパも結構多い。
標高が8,000mを超えるエベレストの環境は過酷である。
空気中の酸素濃度は地上の約3分の1となる、 この領域をヒマラヤ山脈の8000メートル峰に挑戦する登山家がデスゾーンと呼んでいる。
人体は高所順応せず、酸素が補充されるよりも早く酸素の蓄えを消費する。
酸欠状態になると、脳細胞が死んでいく。
ボクシングでボコボコに殴られてノックダウンされるのと同じレベルで脳細胞が死ぬん行くんだそうだ。
頂上から250mの地点で倒れたアメリカ人の女性登山家、他の登山家が到着した時にはほとんど力尽きてたそうだ。
ベースキャンプで無線を聞いてた人たちもどうしようにもない。
最後に残した言葉は「私を置いてかないで!」、むなしくそのまま凍ってしまった。
その遺体が10年来、凍ったまま登山家の通り過ぎる道端から目に留まるのだ。
このようにデスゾーンにはおそらく200体を超える遭難による遺体がそのままに残されているそうだ。
このデスゾーンでは自らがやっと動けるのが精一杯、遺体を担ぎおろせる余裕などは無い。
急峻な岩陵だらけのルートはソリなどの使用ができない。
じゃあヘリコプターを使えば?
標高8,000mを超える希薄な大気中ではヘリコプターは浮力を得られず墜落する。
-25から-30℃の平均気温で遺体は永遠に凍結保存される。
白骨化すれば遺骨として回収できる可能性もあるが、これも望めない。
凄い世界なのだ。
何度かの挑戦でエベレスト登頂を目指した日本人登山家が滑落で亡くなられた。
標高が6,000mほどだったそうなので遺体はヘリコプターで下山できたそうだ。
エベレストはやはり人を近づけようとしない神々の山だ、合掌。







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by hanaha09 | 2018-05-29 09:57 | 田舎暮らし | Comments(0)