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あるちゅはいま日記

hanaha09.exblog.jp

2018年 05月 23日 ( 1 )

木賊、トクサと読む

鹿沢園地に群生をしていたトクサ。
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木賊もしくは研草と漢字で書く、歯磨草とも。
昔々、生まれた家の外の水道の蛇口の下に植わってた。
和風庭園には欠かせないものらしい。
このトクサ、茎にたくさんの節を持ち、中は空洞。
茎の表皮細胞の細胞壁にプラントオパールと呼ばれる珪酸物質が蓄積し、硬い表面を持つ。
古来、茎を煮て乾燥したものを研磨の用途に用いたので、研く草(トクサ)と名付けられたようだ。
いまでも、高級つげぐしの歯や漆器の木地加工、木製品の仕上げ工程などに使用されているのだそうだ。
幼少の頃には兄貴連中がクラリネットのリードを磨くのに使ってたのを見たことがある。
茎を乾燥したものは木賊(もくぞく)と呼ばれる生薬、煎じた液を飲用すると目の充血や涙目に効果があるということだ。
そしてこのトクサ、地下茎で繁殖するため条件がそろえばかなりの速さで増え続ける。
あたり一面トクサだらけになる、これが木賊たる所以かな?
また、このトクサを使って歯磨きをしたそうだ、これも歯磨草の所以。
小話にあるそうだ...
「明治の頃、郵便夫があまりにも草履がすり減るので困り、すり減りそうにないこのトクサで草履を編んだそうだ。確かに草履は擦り減らなかったが郵便夫は足先からすり減り頭だけになったとか...」
トクサ恐ろし、スギナの仲間である。







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by hanaha09 | 2018-05-23 19:00 | 田舎暮らし | Comments(0)