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あるちゅはいま日記

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国旗制定記念日

もう昔々の話だが、異国の空港で見た飛行機の尾翼に描かれた日の丸に涙したことがある。
毎日毎日続く横文字に横飯にくじけかけていた時、ふと気持ちがゆるんでしまった瞬間であったようだ。
日の丸、日本の国旗を意味するのは...国家の象徴としてある。
愛国心、日本人としての意識の統一、これらのシンボルとしてあるものだ。
今日は国旗制定記念日なのだそうだ。
明治3年(1870年)の今日、太政官布告「商船規則」により船舶に掲げる旗として日の丸が定められた。
日の丸の歴史をたどると古くは源平合戦の後、武家政権が源氏の末裔を名乗り白地に赤丸をシンボルとしたとの言い伝えもあるようだ。
近世になり、幕府船団にはこの日の丸が国籍標旗として用いられるようになった。
国旗制定記念日_b0126549_11341207.jpg
そして、明治に入り「御國旗」として規定された。
その後の幾多の戦いで日の丸は軍旗として用いられた。
第二次大戦後には占領軍により活気としての日の丸掲揚が禁止され、商船には国際信号旗なるものが使用された時代もあった。
1999年(平成11年)にいたり、やっと「国旗及び国歌に関する法律」にて正式に国旗として日の丸が制定された。
時すでに戦後教育で育った日本人が主体となる社会では国旗自体の意味が薄くなってきてしまった。
いまでは祝・祭日に国旗掲揚が見られるのは村役場くらい、我が家にも日の丸は存在しない。
バスの前にも交差した日の丸が掲げられていたのを思い出すが、今やもうない。
ただ、世界に打って出るスポーツの世界ではまだまだ「日の丸応援隊」は若者の間でも盛んだ。
スイスで見た商店街の国旗の旗。
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バンコクの街を走るぼろバイクにも掲げられた国旗。
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戦後七十余年、戦争の無い平和な国を目指した日本の国の象徴、国旗日の丸を考えなおす機会でもあろう。











by hanaha09 | 2019-01-27 12:14 | 田舎暮らし | Comments(0)
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