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あるちゅはいま日記

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祝なまはげ!

このたび、ユネスコにより、秋田県の「男鹿のなまはげ」などの仮面や仮装をした住民が無病息災などを願う日本各地の伝統行事10件を無形文化遺産に登録することが決まった。
一番有名なのが「泣くごはイネーカ!」と家の中に押し掛けるなまはげ。
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もともとはナモミハゲ、ナモミとは囲炉裏などできる低温やけど、寒い寒いといって囲炉裏にあたるばかりのぐうたら人間を戒める鬼、こんなところから始まったらしい。
鬼とは山からやってくる神様、わかったわかったとやってきた鬼を説得し、家内安全、五穀豊穣を願う家長の役目を家族に見せる機会でもあった。
ということで、誰もがなまはげの鬼を演ずることができるわけではない。
ひとり身で童貞、汚れの無い男でなければならない。
ところが今の村にはこんなぴったりの者はいるわけがない。
とりあえず汚れがあろうがなかろうが、村に残った年配者にその役が回ってくる。
なまはげの役は大変だ、家の中に上がり込んでは「悪いごはイネーカ!」と家じゅうを家探し、暴れまわらなければならない。
なまはげ帳で家長と談判、その後は酒肴に酒を豪快に頂かなければならない。
祝なまはげ!_b0126549_17113441.jpg
10軒ほどを回ると初老のなまはげは酔っ払ってダウン、交代要員にバトンタッチとなる。
村一つで5,60軒と言うからなまはげ伝承もなかなか難しい。
観光なまはげだけに終わらないようにするためには行政の知恵、工夫が求められるところだ。






by hanaha09 | 2018-12-01 16:29 | 田舎暮らし | Comments(0)
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