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あるちゅはいま日記

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佐賀国際空港

佐賀県なんてよく知らん。
高校の修学旅行で武雄温泉なんてとこに泊まった記憶がある...確か何にもない所。
佐賀国際空港があるそうだ。
この空港に自衛隊のオスプレイが駐屯することになるのだそうだ。
その着陸料が20年間で100億円なのだそうだ。
なんで100億円かというと、佐賀空港開港に際して県が支出した200億円の半分、自衛隊の共同使用に関する負担分というところだろう。
オスプレイ配備計画が出されてから、特に漁業関係者を中心として強い反対があった。
「平和な佐賀空港が戦争のための出撃基地になるのを許せるでしょうか」という反戦論からの反対。
「墜落事故の絶えないオスプレイそのものに対する危険性と嫌悪感」
「佐賀空港の面する有明海は日本一の養殖海苔の産地、空港からの排水が海苔に与える影響が心配、1回でも事故を起こすと海苔の被害は計り知れない」
「空港周辺の畑で働く人々は常に危険を感じながら爆音の下で働くことになり、ビニールハウスへの風圧や騒音がどのように農作業や作物に影響を与えるかまったく説明がない。」
「有明海の干潟はラムサール条約の登録が認められた全国有数の渡り鳥の飛来地であり、軍事基地化は有明海を再生させる希望を打ち砕き、豊かな自然環境を破壊する。」
「佐賀平野の空は、絶好の自然条件に恵まれ、20年間にわたってバルーン(熱気球)フェスタ世界選手権が開かれている平和の空である。軍事基地化されれば「戦の空へ」と変貌し開催が不可能になる可能性がある。」
「佐賀空港の建設・開港に当たって佐賀県と地元八漁協が結んだ公害防止協定(平成2年3月30日)には、「自衛隊との共用を県は考えてない」との一項目があり、佐賀空港開港の絶対的条件として明記されている。県はこの協定を完全に守るべきである。」
こんな立派な反対論は100億円ですっかり消えてしまったのだろうか?
夜中に貨物便が発着する珍しい地方空港だ。
そして、2km範囲内に民家が1軒もないという佐賀国際空港なのだ。
佐賀国際空港_b0126549_16542929.jpg









by hanaha09 | 2018-08-26 17:30 | 田舎暮らし | Comments(0)
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