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あるちゅはいま日記

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算額奉納

これだけ雨が降ると出かける事も無いし、家の中にいるとさけをちびりちびり。
時々居眠りをして、日が暮れる。
江戸時代の農民たちも畑に出かける事も無くなにをしてたんだろうね。
こんな記事に出くわした。
和算文化は江戸の華、室町時代に算盤が中国からもたらされ、江戸時代に和算が大ブームとなったのだそうだ。
このブームは武士だけではなく一般庶民、農民までも巻き込んだものだった。
この背景にはこの時代の貨幣経済の発達が見逃せなかった。
農民が1年の収穫高に占める年貢や地方税の割合を計算し、お代官様のごまかしに対抗しなければならなかった。
また、作物を売って貨幣を得る際には、計算ができなければならない。
一方、幕府や藩で土木測量や台所を預かる武士にも、数学の知識が必要とされた。
算盤片手に働いていたのは商人だけではなかった。
そして、数学の問題や解法を記した「算額」を神社に奉納するのが流行した。
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問題が解けたことを神仏に感謝するとともに自慢とした、時には問題だけを記した「算額」を残すこともあった。
数学好きはそれらを巡って、解法をまた「算額」に残していった。
全国各地を遊歴する算術家も現れ、一般庶民また農民に和算を教えながら旅をつづけた。
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江戸時代の農民たちは雨などの自由時間をこんな算術の勉強に費やした。
おとなしく幕府、地主などに搾取されるばかりではなく、自分自身を守るべく考えた算術の研鑽だった。
太平の世の中と農民たちの勤勉さ、知的好奇心が世界にもまれにみる和算文化の礎を作り上げたのだ。
すごいね、毎日のんべんだらりと遊んじゃいられなくなった。



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by hanaha09 | 2018-07-07 09:31 | 田舎暮らし | Comments(0)
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