ようやく冬のオリンピックが終わる。
何度も同じ場面が繰り返される毎日のテレビニュースがちょっとうざくなった。
平昌オリンピックの総予算が90億ドル(およそ1兆円)だそうだ。
さて、2020年の東京オリンピックの総予算は1兆8千億円、大会後の整備費用を含めると2兆円を大きく上回るのだそうだ。
実はこの2兆円が3兆円まで膨れ上がるという見方もある。
その経済効果はおよそ30兆円、捕らぬ狸の皮算用も含まれている机の上の計算らしい。
費用はまずは大会組織員会、そして東京都、政府が支出するということになる、ほとんどが国民の税金だ。
こんな記事がネットニュースに出ていた。
2008年開催の北京オリンピックバレーボール会場だそうだ。塗装も看板もめくれ上がった廃墟、もう危険物だ。
2004年オリンピック発祥の地アテネで開かれた会場跡、今は落書きの会場だ。
1984年サラエボ冬のオリンピックボブスレー会場跡、1992年ボスニア・ヘルツゴビナ紛争の際に金属部分が取り外され砲台の材料になったのだそうだ。
2016年リオデジャネイロ夏のオリンピック水泳競技場に併設された練習用プール、たった1年ほどでゴミの浮くただの水たまり。
こんなことにならないように東京都民だけではなく、すべての国民が注視しなければならない東京オリンピックだ。