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あるちゅはいま日記

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東日本大震災の残したもの

このところ火山活動が活発だ。
本白根山が水蒸気爆発を起こした。
蔵王山に著しい火山背地震、微動が観測されて警戒レベルが引き上げられた。
浅間山もこのところ1kmほどの浅い場所での火山性地震が頻発している。
そして、九州の霧島山周辺では火山性地震が頻発マグマの動きが活発化しいる様子がうかがえる。
ちょっと前には御嶽山の噴火もあった。
火山の噴火はどうして起こるか?
マグマの中に含まれる水蒸気、その他の火山ガスが何らかのトリガーで一挙にガス化、体積の急膨張でマグマと共に火口から噴き上げる。
そのトリガーとは何か?よくわからない。
マグマの上昇による減圧、地震による振動、微量の化学反応等...
今から7年ほど前の2011年3月11日、東日本大震災が起きた。
この超巨大地震は、太平洋プレートが日本海溝から沈み込むことで海溝の内側(西側)の地盤に溜まった歪みが一気に解放されたために起きた。
今はその反動で地震発生前には押し縮められていた日本列島の地殻が、発生後には引き伸ばされることになった。
群馬県あたりでは1年に2cmほど東方向に移動を続けているのがGPS測定で観測されている。
東日本大震災の残したもの_b0126549_17215599.jpg
地震発生後、引き伸ばされた地殻の圧力は下がり、マグマの中に溶け込んでいた水分や火山性ガスがガス化する。
何かのトリガーで、この挙動が連鎖的に生じるとその圧力は一挙に増大し火道からマグマが一挙に上昇、噴火になる。
震災後の黄色に塗り分けられた、引張応力のかかった地殻の地域を見ると不思議と活発化している火山に突き当たる。








by hanaha09 | 2018-02-21 17:37 | 田舎暮らし | Comments(0)
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