人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

あるちゅはいま日記

hanaha09.exblog.jp

光触媒

家は山小屋風に屋根は吹き抜け、恰好は良いんだが...
天井まではとても箒(3段のスライド式に伸びるのを買ったんだが)は届かない。
ストーブを焚くと上の方でゆらゆらするものが一杯ある、くもの巣だ。
いろんな人にどうしてるの?って聞くのだが、明確な回答はない。
唯一明確な答えがあったのが「上は見ないこと」。
それよりも困るのが、南側の2階くらいの高さについてる窓ガラス。
すぐ汚れる、冬は太陽が射し込むので余計に汚れが目立つ。
最初の年は梯子をかけて手を伸ばして拭いてたんだが、梯子がずれて下までどてんと落ちてしまった。
それ以来9年間ほど、窓ふきはしていない。
どうすべかなぁ、なんて思ってるとこんな記事がニュースに出あった。
"世界に誇る日本発のクリーン技術"、今年天皇陛下から「文化勲章」を受賞したいう藤島東京理科大学学長のインタビューだ。
「私の50年にわたる光触媒技術研究が評価されたものと大変光栄に思います。東海道・山陽新幹線のぞみ号の光触媒式空気清浄機、成田国際空港の光触媒テント、丸の内ビルディングの光触媒タイル、日光東照宮の漆プロジェクトや光触媒蚊取り器などなど、世界に誇る日本発のクリーン技術として光触媒は定着してきました。」
まだまだある、ルーブル美術館のピラミッド。
光触媒_b0126549_17044748.jpg
セルフクリーニングガラスなのだ。
光触媒の有機物酸化分解作用と超親水性作用のダブルの作用で"汚れ"を付着しにくく、 洗い落とし易くする。
つまり窓ふきは要らないのだ。
この原理とは...
光触媒_b0126549_17221073.jpg
「光触媒(二酸化チタン)に光(紫外線)が当たると、その表面から電子が飛び出します。このとき、電子が抜け出た穴は正孔(ホール)と呼ばれており、プラスの電荷を帯びています。
正孔は強い酸化力をもち、水中にあるOH-(水酸化物イオン)などから電子を奪います。このとき、電子を奪われたOH-は非常に不安定な状態のOHラジカルになります。
OHラジカルは強力な酸化力を持つために近くの有機物から電子を奪い、自分自身が安定になろうとします。この様にして電子を奪われた有機物は結合を分断され、最終的には二酸化炭素や水となり大気中に発散していきます。」
なるほど、こんな具合の良いものはない。
ネットで調べると確かにある、光触媒入りのコーティング剤。
車のコーティング剤として宣伝しているが、ガラス窓にもOKだろう。
ただただ、値段が高い、定価28,000円、危険を冒してでも窓ふきをしてみようかなぁという今日の結論だ。








by hanaha09 | 2017-12-08 22:32 | 田舎暮らし | Comments(0)
<< まぼろしの軽便鉄道 寿司の作法 >>