「D51 498」、神戸市にある国鉄鷹取工場で昭和15年(1940年)に製造された。
我よりも年寄りだ。
愛称が「デゴイチ」、スピードよりも重い荷物を運ぶために作られた力持ちの機関車だ。
設計がよかったのか、この「デゴイチ」は1,115両も作られたそうだ。
この「D51 498」は各地の機関区で活躍、引退後上越線の後閑駅に保存されていた。
高崎機関区では昭和63年(1988年)「SLを復活させよう」という声の下、多くの人たちの努力で見事に動態復活。
群馬県を中心にイベント列車として運行されているものだ。
本日は横川駅から高崎方面に出発。
出発の合図は安中の総合学園高校生の勇壮な大太鼓。
レトロな三等車のマークがいいですねぇ。
現在の横川駅は信越線の終点駅。
機関車は方向転換ができないようだ。
汽笛一声、ディーゼル機関車にひかれて出発していった。