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あるちゅはいま日記

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ついに白根山も?

気象庁の発表によると、群馬、長野両県にまたがる草津白根山では2月23日午前2時ごろから、湯釜火口付近を震源とする火山性地震が午後3時までに計60回観測された、とのこと。
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数年前からいつ噴火を起こしてもおかしくない、といわれてたのがついにやってきた?
昨年の平成26年6月3日に、草津白根山の噴火警戒レベルは1(平常)から、2(火口周辺規制)に引上げられていた。
火口(湯釜)から1km以内の立ち入りが制限されているままだ。
付近の国道292号線は冬季には閉鎖、通行止めで現在は車も人も誰も近づけない。
草津白根山は約60万年前に火山活動が始まり、前身の松尾沢火山が出来た。
その後、30万年ほど前には大火砕流が発生、現在の草津温泉街のある台地が出来た。
3千年前からは、溶岩を流出させる爆発の記録は無いが、約200万年前から湯釜を中心とした水蒸気爆発を繰り返している。
近々では明治15年に水蒸気爆発が発生、それまで緑に覆われていた山がそれ以来一面月世界の風景に変わってしまった、といわれている。
昭和に入っても水蒸気爆発を繰り返し、昭和58年までに爆発の記録が10回以上に上る。
火山性ガスの大量噴出で何人かの犠牲者も出た。
浅間山などの噴火記録による火山弾、火山礫は火口からおよそ4km(風にのれば5~6kmくらい)まで弾道を描いて飛散することが確認されている。
草津白根山火口から直線距離で3kmには万座温泉、6kmには草津温泉という24時間生活圏があるのだ。
by hanaha09 | 2015-02-24 11:08 | 田舎暮らし | Comments(0)
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