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あるちゅはいま日記

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桜島と浅間山

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1月23日には噴煙が4,000mまで、本日は今年に入って44回目の噴火。
鹿児島の桜島の噴火情報だ。
以前から桜島の噴火が始まると浅間山も噴火を始めるとの話題があった。
有史以来の噴火歴史を調べてみた。
いずれも世界を代表する活火山、噴火情報はそれぞれが16ページにわたる。
代表的なものをあげてみよう。
1708年:宝永の大噴火が両者に記録されている。
1783年:浅間山では未曾有の大噴火、桜島では南岳山頂で噴火。
1899年:明治に入って浅間山噴火では関東北部まで降灰、桜島では噴煙降灰。
1935年:浅間山山麓にある建物のガラスが空振で割れる、南岳山頂付近で噴火降灰で農作物に被害。
1938年:浅間山では1939年にかけてマグマ噴火、登山者死亡、桜島では数回の噴火、昭和火口が出来る。
1940年:1946年まで両者とも活発に数十回の噴火活動が続く。
1950年:浅間山ではマグマ噴火、桜島では昭和火口で爆発を続ける。
1953年:1959年まで月に十数回程のマグマ噴火、桜島ではブルカノ式噴火を繰り返す。
1961年:浅間山では火砕流が発生、桜島ではブルカノ式噴火で東桜島町の民家の窓ガラスが多数破損。
1965年:浅間山では水蒸気爆発、桜島では南岳山頂でブルカノ式噴火。
1973年:浅間山では中規模マグマ噴火で火災流、泥流が発生、桜島ではブルカノ式噴火による火山礫で負傷者発生、窓ガラス破損、大量の降灰による農作物被害、車のスリップ事故多発。
1982年:1983年まで浅間山では水蒸気爆発を繰り返し降灰は房総半島、福島県まで到達、山火事発生、桜島では連続噴火を繰り返す、車のガラス破損、大量の降灰による被害多数。
1990年:浅間山は小規模爆発、桜島では南岳山頂でブルカノ式連続爆発、火山礫による車、窓ガラス破損発生。
1995年:1997年まで浅間山では噴煙が高く地震多発したが結構平穏、桜島では連続噴火があったが噴火回数は少なかった。
2000年:浅間山は地震多発噴煙、桜島では噴煙が5000mに達するブルカノ式噴火。
2003年:浅間山では小規模水蒸気爆発、桜島は連続噴火被害は無し。
2004年:浅間山は小規模のマグマ噴火、大量の火山礫降灰、桜島は南岳山頂で連続噴火。
2008年:浅間山小規模マグマ噴火、桜島では昭和火口で爆発的噴火を繰り返す。
2009年:浅間山で小規模水蒸気爆発を繰り返す、桜島では昭和火口で噴煙が4000mを超える爆発的噴火。
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今のところ不気味に平穏な浅間山です。
by hanaha09 | 2015-01-25 23:36 | 田舎暮らし | Comments(0)
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