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あるちゅはいま日記

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きゅうりの花

猫の額ほどの家庭菜園にきゅうりの花が咲いた。
まず雄花。
きゅうりの花_b0126549_2248251.jpg
そして雌花。
きゅうりの花_b0126549_22482158.jpg
雌雄異花ではあるが、雄花が咲かなくとも結実するそうだ。
雄花は用無し?
胡(西域)から伝えられた瓜ということから(胡瓜)、完熟した実が黄色いので(黄瓜)に由来していると言われている。
当たり前のように食べているのは、まだ未熟な状態。
誰かが未熟なきゅうりを食べたらおいしかった、それが今のきゅうりの始まり。
原産は、ヒマラヤ山麓のインド寄り。
紀元前1000年頃西アジアで栽培化され、そこからヨーロッパ、中国などに広がった。
シルクロードをはるばる旅をして、日本では平安時代に栽培されたという記録があるそうだ。
古い文献には、(下品の瓜)や(田舎の作る野菜)などと書かれて人気はいまひとつだった。
また江戸の武士たちは、きゅうりの切り口が徳川家の葵の紋に似ている為、おそれ多いと食べなかったと言われている。
今季節を問わずにスーパーで見られる人気野菜のきゅうり、それなりの歴史があるようです。
by hanaha09 | 2013-07-19 22:47 | 田舎暮らし | Comments(0)
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