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あるちゅはいま日記

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鏡開き

昨日は1月10日で110番の日。
今日、1月11日は鏡開きの日。
もともとは武士の風習であったらしい。
男は正月に具足(鎧、兜など)に備えた餅を、女子衆は鏡台に飾った餅を雑煮にして食べた。
年末にお供えをした餅はちょうどカビが生えたり、乾燥してひび割れが来るころなのでまことに合理的な風習だ。
我が家の鏡餅はパック入りなのでカビもひび割れも心配ない。
雑煮には別の切り餅を使うので、来年も使える最高に合理的な鏡餅を採用している。
鏡開き_b0126549_1223259.jpg
餅にカビはつきものだ。
アオカビ、黒カビ、黄カビ...食べても大丈夫と言われていたが。
昔から餅のカビ防止にはおばあちゃんの知恵が伝えられていた。
餅の粉はよくはたいて落し、すきまを開けて並べて置く。
餅を入れる木の箱は斜めに重ねてすかしておく。
からしを練って入れたビニール袋に餅を詰めておく。
乾いた餅を水の中に餅をつけておく、などなど。
究極は餅のカビは包丁で削って焼いて食え! ということだったが今は食べてはいけないそうだ。
カビの菌糸は餅の中まで繁殖しており、しかもどんな菌に変異しているかもわからない、ので安全上捨てるのが一番ということだそうだ。
鏡開きとは鏡餅を切るのではない、たたいて割るのだ。
武士にとっては「切る」とは忌み言葉。
割るというのもおめでたい正月にはふさわしくない、で「運を開く」鏡開きとなった。
この鏡開きの説明、ちょっと疲れてきましたね。
by hanaha09 | 2013-01-11 12:28 | 田舎暮らし | Comments(0)
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