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あるちゅはいま日記

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門松を作った

クリスマスはもともと冬至の日のお祝いだったそうだ。
ふたごも来ないし、宗派は真言宗なので今年のクリスマス飾りはパス。
ちょっと早いようだが新年用の門松を作った。
門松を作った_b0126549_19523029.jpg
門松は新しい年がきたことを告げる歳神様が下界に 降りてくる依代(よりしろ、神霊が依りつく対象物のこと)だ。
だけどもよくある門松は竹が中心、松は添え物みたいだ。
竹に松を添えるという現在の門松の原型が出来上がったのは室町時代になってからだそうだ。
竹も長寿を象徴することからこんな形になったらしい。
そして、竹は鋭く斜めに切られているものが普通。
もともとはまっすぐに切られたままだったのが、「三方ヶ原の戦い」で武田信玄に負けた徳川家康が悔しくて悔しくて、次は切り捨てるぞ!!とばかりに竹の頭を斜めにそぎ落としたのがはじまりと言われている。
門松が盛んに飾られた江戸時代、平和な世に浸った貧乏武士が昔ながらの寸切り、小金を貯めこんだ商家がそこから発展させた派手なそぎ切りを好み今の格好になった。

山の門松作りには五葉松の枝を少しいただいてきた。
熊笹(本当は隈笹)を山に入って刈り取ってきた。
梅の代わりに「つるうめもどき」、これで松竹梅のつもりだ。
子孫繁栄代々まで、の橙はないのでいただき物の青島みかんを括り付けた。
今年も下部に巻く「こも」、298円の出費だけで済んだ我が家の門松だ。
by hanaha09 | 2012-12-23 19:54 | 田舎暮らし | Comments(0)
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