今年の師走は雪で始まった。
日本上空には寒波、西高東低の典型的な冬型の気圧配置だ。
「師走」とは年末になって師、先生方が忙しく走り回る月。
上師への付け届けに生徒たちの滞納授業料の取り立て?忘年会・同窓会の招待?なんやかんやで忙しい先生方、と思っていたがどうやら真相ではなさそう。
日本書紀には「十有二月(シハス)」とある、もともと12月のことを「シハス」と読んでいた。
これに適当に当て字を付けた、これはそれなりに納得できる説だ。
景色の何もかもおおってしまう白い雪に似合うのは干し柿。
糖分が濃縮されいくら寒くても凍ることはない。
樹木が凍ってしまって枯れてしまうことがない秘密がこの糖分だ。
最高気温が0度に達しない日を「真冬日」と気象用語で名づけている。
昨冬の嬬恋村(田代)の真冬日は62日とある。
ホットワインを傾け冬もまた楽し...の日々でもあります。