今年はドングリ、とくにミズナラのドングリが豊作だ。
大きな実がポトン、ドサッと次々と落ちてくる。
いっぱい拾ってきた、子供たちの工作用だ。
湯がいたので、縄文人も食べたというドングリを食べてみた。
湯がいたドングリを割ってみると栗の様な感じ。
口に入れてみるとほのかに甘い。
噛んでるうちに渋みが感じられるがそうひどいものではない。
焼酎を口に含むと旨い具合に中和される、渋抜きだ。
なかなか良いつまみにもなりそう。
ミズナラにはおよそ7%ほどのタンニンが含まれている。
縄文人はこのタンニンを除くために縄文土器で朝に夕にドングリを繰り返し繰り返し煮て渋抜きをした。
このタンニンは食べ過ぎると便秘になるそうだ。
なるほどこれで縄文人の努力のほどが良く理解できました。
また、ドングリには、アコニック酸なるものが含まれていて、体内に蓄積された重金属などの有害物質の浄化、排出を促すデトックス効果があるとの説とまことしとやかにいわれている。
これも縄文人は知っていたかもしれません。
と思ってもう1個ドングリをつまんでみると、これがまた渋い、思わず吐き出してしまいました。
どういう具合なんでしょうね。