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あるちゅはいま日記

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サルナシの花

猿がわれを忘れて食べることから「サルナシ」と名付けられた。
サルナシの花_b0126549_1054398.jpg
サルナシ雌雄異株、これは雌株でこの花は両性花。
雌しべの周りに雄しべが見えるがこの花粉では結実はしない、不稔花粉と呼ばれる。
花蜜を持たないサルナシの雄花から花粉をつけてやってくる送粉昆虫(マルハナバチ)たちへの報酬だそうだ。
自然界の技にはいろいろあるものです。
サルナシは別名「こくわ」、ジャムその他に昔から人間たちに重宝されていた。
そして、猿がサルナシの実を集めて洞穴にためて醗酵させたのが「さる酒」。
一昨年に焼酎に漬けこんだサル酒を探してみたがもうなかった。
ちょっとだけ進化したこの辺の猿が賞味してしまったらしい。
つる性で木に巻きつき、高い場所に実をつけるので採るのは難義する、一昨年の9月に収穫のサルナシの実。
サルナシの花_b0126549_104775.jpg

中国産の「シナサルナシ」をニュージランドで改良されたものがキウイフルーツ。
味も果肉の色も種の具合もおんなじだが香りは一段と深い。
毎度のことだがありとあらゆる薬効が載っている。
"薬用植物で、ナンソウヒコウトウといって、滋養強壮効果がある。
サルナシは驚異のゲルマニュウム、セレンを含み抗酸化作用があり、若さを保つ他がん予防の効果がある。
ビタミンCを多く含み白血球の働きを強化して免疫力を高め、かぜやガンを予防する。
また果糖、ベントーズ、アラピノガラクタンなどのほか、タンパク分解酵素を大量に含み、疲労回復、滋養強壮、整腸補助などの効能があり、優秀な健康食品。
栄養的にはカルシウム、ナトリウム、ベーターカロチン、ビタミンB2、Eなどを含む、一日5個ぐらいを生食すると、天然酵素の働きで細胞を強化し消化を促進する。
病原菌に対しての抵抗力を高める効果もある。"

秋の実りが楽しみであります。
by hanaha09 | 2012-07-06 11:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
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