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あるちゅはいま日記

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またまたアニマル足跡

今は群馬県吾妻郡中之条町、以前の六合村。
「くじら屋」と名がつく宿屋があった。
山の中の「くじら屋」、名のいわれを聞くとどうも建てた家屋が子供たちにはクジラのかっこうに見えたらしい。
これは私にはクエスション。
縄文時代から飼育、食べられていたといわれるイノシシ、「山鯨(やまくじら)」と呼ばれていたのである。
獣肉食が禁じられていた時代にも「鯨」と称して多くの日本人に愛されていた肉なのだ。
白い脂肪に縁どられた赤いイノシシの肉は、滋養強壮、薬としての食材とされてきた。
花札にも猪、鹿、蝶、元気の出る高得点札である。
切り分けて皿に盛った姿が牡丹の花のようであることから「牡丹肉」とも言われる。
何しろ縄文時代から引き継いだお墨付きのグルメ食材だ。
もともと山くじら料理宿を目指していたのでは?
このイノシシの足跡がこれだ。
またまたアニマル足跡_b0126549_18212230.jpg
二本の爪跡が見えるだろうか。
イノシシはまた足が短い。
よって、深い雪にはこんなラッセルした跡ができる。
またまたアニマル足跡_b0126549_18252098.jpg

固められた道は歩かない、たいていは道を斜めに横切る。
オスは単独行動、メスは子供を連れて歩く。
日本酒で煮込んだ猪肉はもう最高、縄文人に帰りたーい。
またまたアニマル足跡_b0126549_18493635.jpg

by hanaha09 | 2012-02-08 18:38 | 田舎暮らし | Comments(0)
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