暇なのでストリーミング映画を見た。
題名は「フローズンリバー」、カナダと米国の国境の川が凍結する。
夫に逃げられてお金に困った主婦があるきっかけから凍った川を渡って密入国の手助けを始める。
そして、人間愛、家族愛とストーリーが繰り広げられてゆく。
映画の中の地元ラジオが「本日はマイナス20℃を下回るので外出は避けてください」なんて放送してる場面が出てきます。
これくらいの寒さになれば流れてる川も凍ってしまう。
この辺の小川はまだまだ凍らない。
水たまりは凍るのに、なんで流れてる川は凍りにくいの?
ネットをググると面白い解説がいろいろある。
-水たまりはニートみたいなもんだ、働かないから凍る
-凍らないようにみんな頑張ってうごいてんだろ
-俺が本気だしたら凍る
-動いてると体があったまる原理
-止まってるやつをしばりつけるより走ってるやつをしばりつけるほうが難しい
-お魚さん達の発熱量みくびんなよ!!
近くの小川の温度を測ってみました。
外気温はマイナス6℃。
流れの中の水の温度、プラス1℃。
滝つぼのよどみでは0℃でありました。
流水は運動エネルギーを持っているのでこれが熱エネルギーになる。
滝つぼでは水が飛び散り、表面積が増え蒸発熱で水温が下がって凍りやすくなる。
氷の結晶ができるには分子が整列する必要がある、動きが激しいほど整列が難しくなる。
また、結晶を生じる際にはきっかけ(エイヤのエネルギー)、核が必要になります。
ネットの人たちの解説、魚以外は当を得てますね。