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あるちゅはいま日記

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野沢菜をつけた

野沢菜を漬けた。
塩振り3年といわれる3回目。
今年は減塩目標、塩は一日3g、があるので昨年の半分も漬けなかった。
野沢菜をつけた_b0126549_1825593.jpg
農園のおばさんに聞いたが、野沢菜には赤い根っこがあることを知った。
もともとは蕪、野沢温泉村健命寺の住職が京都遊学の際に持ち帰った「天王寺蕪(かぶら)」がそもそもの始まり、と言い伝えられている。
江戸時代は宝暦年間(1751から1763年)の話で、これはちょっと怪しげな説。
というのは、「天王寺蕪」の根っこは白、野沢菜の根っこは赤だそうだ。
どうも最近の研究では「すぐき」の仲間という説が本命らしい。
しかし、そんなことにはお構いなく今でも野沢菜発祥の地として健命寺境内の圃場があり「寺種」として野沢菜の種の頒布がなされている。
野沢菜のいっぱいの食物繊維はコレステロールを下げ、糖尿病を予防する。
含まれるビタミンA、B、C、Eは抗酸化作用、ガンの予防にも。
と、毎度毎度の効能書きがずらり。
そして北長野地方では常識となっている食べ方、納豆に野沢菜の漬物を切り刻んで混ぜ込むそうだ。
漬物の中の乳酸が納豆のアンモニアを中和してにおいがまったくなくなるそうだ。
ついでに納豆のネバネバは添付のたれを水で2倍に薄めてよくかき混ぜるとさらさらになるそうだ。
これは一度試してみなければなりません。
by hanaha09 | 2011-12-03 09:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
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