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あるちゅはいま日記

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山ぶどうジャムの作り方

「果報は寝て待て」
山ぶどうはただただ待っていれば楽々採れる。
一昨年までは、のこぎりに高枝鋏と重装備で山ぶどうを採りにいった。
山ぶどうのつるは大木に巻きつき上へ上へと。
とてもとどかないので木に登ったり、高枝鋏でつかんだり、それはもう重労働でございました。
山の達人たちはぶどうのつるが巻いた樹を根元から切り倒してしまうのです。
こういった荒業は達人見習いにはまだまだできません。
で、今年はひたすら秋の深まりを寝て待ちました。
枯葉散るころになりますと、ぶどうも大木の上からぽとりと落ちてくるのです。
それを拾えば楽々採れるわけでして。
風の吹いた朝なんてのは絶好の山ぶどう狩の日となります。
山ぶどうジャムの作り方_b0126549_18293960.jpg
ちょっと干からびたぐらいがジャムにはちょうど良い。
まず房から実だけをはずす、結構手間と時間がかかる。
指先が紫色に染め上がってしまう。
鍋に入れて砂糖を振り掛けて一晩寝かせると果汁がしみ出てくる。
これをぐつぐつと煮る、適当に数時間。
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次にスピードカッターを持ち出して煮たぶどうをかき混ぜる、これで皮をひき潰す。
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そしていよいよ一番しんどい作業、裏ごしであります。
種があるのでこれがまた辛気臭い仕事、1時間2時間はたっぷりかかる。
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裏ごしの済んだぶどう汁を再度煮詰めて、最後にブランデーをちょろちょろとたらして出来上がり。
瓶につめて湯煎をし、ふたをきつく閉めれば長期保存もOK。
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やっとのことでできたジャムはちょっぴりになってしまう。
手間をかければかけるほどおいしさがますのであります。
ジャムつくりは寝てるわけには行きませんでした。
by hanaha09 | 2011-11-01 09:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
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