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あるちゅはいま日記

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グンバイヅル

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グンバイヅル、実の形が軍配に似て、蔓のように這うことから名付けられた。
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長野、群馬、岐阜の一部にだけ生えているそうで、ある場所(ここは湯の丸)では山道の真ん中に一面に見られる。
足で踏みつけそうになる。
しかし、このグンバイヅル、環境省の絶滅危惧II類(VU)、長野県の準絶滅危惧(NT)なのだ。
足をゆるりと、避けるように歩くことになる。
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# by hanaha09 | 2017-07-06 18:42 | 田舎暮らし | Comments(0)

キャベツが大きくなってきた

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キャベツロードを走る。
キャベツがどんどん大きくなっている。
早いものはもう収穫、出荷が始まっている。
嬬恋キャベツ戦争の始まりだ。
畑の準備、消毒はおらが自慢の赤いトラクター、キャベツの植え付けには自動植え付け機、煙草を吸いながら後ろをついていけばよい。
残念ながらキャベツの収穫だけはいまだ人の手たよりだ。
今年の求人広告より、
「一つ、6月21日より月給 ¥250000~ 残業手当込(7月は植えつけ、除草、収穫と作業が重なり勤務時間が長くなるため別手当あり)¥20000。
二つ、勤務時間  概ね 収穫時 AM4時~休憩~12時、休憩(90分) PM1時半~休憩~5時  (休憩約120分)実動10hMAX。
三つ、キャベツ収穫(包丁でキャベツを切る)、荷物運びが主な仕事で運搬は体力的にかなりきつい仕事です。
四つ、試用期間10日間(¥7000~8000)、期間内において体力面その他、仕事の向き不向きをこちらで判断します。」
実は農機具メーカーによると、自動キャベツ収穫機はもう20年近く前に完成、販売に至ってる。
なぜ売れないのか?
嬬恋キャベツは「選択収穫」という方法がとられる。
スーパー、八百屋で売られるキャベツは外観のよいもの、同じ大きさものを揃え、畑の中で段ボール箱に詰められる。
人間識別機が収穫作業で一番の重要性を持つのだが、自動キャベツ収穫機はこの識別ができない、畑にあるすべてのキャベツを収穫してしまう。
段ボール箱に詰めることはできず大きな金網の篭に入ることになる、選択、箱詰めは二度手間になる。
かくして、暗い朝から、異国の音楽が流れるなか、包丁を持って、畑を這いずり回る作業となってしまうのだ。
年寄りにはとてもできそうにないキャベツ収穫の様子だ。
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# by hanaha09 | 2017-07-05 21:13 | 田舎暮らし | Comments(0)

湯の丸のミヤマシロチョウ

高山チョウの一種で長野県天然記念物のミヤマシロチョウが、八ケ岳連峰で生息を確認できなくなり、絶滅の恐れが高まっているのだそうだ。
1901年に諏訪清陵高等学校の初代校長である千野光茂が八ヶ岳で発見した。
ミヤマシロチョウは標高1500~2000メートルの高原や渓谷に分布。
清らかな姿から「深山の妖精」とも形容される。
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ミヤマシロチョウはヒロハノヘビノボラズなどメギ科の低木に卵を産み付ける。
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幼虫はこのメギの葉を食べる。
冬は幼虫が集団で枝に越冬用の巣を作る。
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そして、翌年7月ごろに羽化する。
八ケ岳連峰や浅間山系、南アルプスなどに分布し、北アルプスでは絶滅。
環境省レッドリストで絶滅危惧2類、群馬県でも天然記念物に指定されている。
八ケ岳で現在、判明している生息地は数カ所。
同県茅野市の保護団体「茅野ミヤマシロチョウの会」によると、昨夏の成虫発生期に同市の生息地で一匹も確認できなかったのだそうだ。
貴重な生息地になった湯の丸だ。

(追記)羽化する前の「ミヤマシロチョウ」の蛹(サナギ)だ。
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# by hanaha09 | 2017-07-04 18:49 | 田舎暮らし | Comments(0)

アヤメが咲いた

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アヤメの花が咲いた。
アヤメ、菖蒲、綾目、文目、漢女・・と呼ばれ、書き表わされる。
もともと、日本では古来よりアヤメの花を「菖蒲」と漢字で書いていた。
この「菖蒲」とはこの花の事、今のハナショウブ。
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この花の花びらの付け根には黄色い筋が見える。
中国の女性を指す「漢女(あやめ)」の目元の化粧に似ているし、なんとも華やかな花なので「アヤメ」と呼んだ。
そうこうしてるうちに、中国から五月節句の行事とそれに伴い葉っぱが剣に似て邪気をはらう縁起物になる「白石菖」という草が入ってきた。
漢字が良く似てるので「菖蒲(あやめ)」の字と間違って使ったため、五月の節句には花の咲かない「菖蒲(あやめ)」を祀ったりすることになった。
今でいう五月の節句、風呂に入れるショウブがこれの事。
サトイモ科のショウブ(アヤメグサ)であり、アヤメともハナショウブとも全く違うもの。
とはいうものの、どうにも紛らわしいので、花が咲くほうを「花アヤメ(花菖蒲)」、五月の節句に使う方を「アヤメ草(菖蒲)」とした。
花が咲き妖艶なこの「花アヤメ(花菖蒲)」、時がたつにつれ品種改良が進み世の武士たちの好む花となった。
「菖蒲(あやめ)」の文字を侍の縁起担ぎ「勝負」にかけて「ショウブつまりハナショウブ」と呼ぶようになった。
その時代、現在のアヤメと呼ばれる乾燥した土地に生える紫や白のよく似た花はほとんど雑草扱いだった。
そして、花菖蒲が流行ったとき、この花の美しさも放っておかれなくなった。
昔の名前「アヤメ(菖蒲)」を復活させ、つけられたというのが「アヤメ(菖蒲)」という名前と漢字。
そして、花びらの基部の模様が織物の綾目に似ているから、アヤメが「綾目」と書かれるようにもなった。
もう一つ、葉の葉脈がまっすぐで文脈に似ているからアヤメが「文目」にもなった。
いずれが、アヤメか、菖蒲か、綾目か、文目か、漢女・・
もう訳がわからん!!
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# by hanaha09 | 2017-07-03 23:52 | 田舎暮らし | Comments(0)

今年もキャベツマラソン

嬬恋村のキャベツマラソン、村あげてのイベントだ。
参加ランナーは3,500名、村民ボランティアおよそ500名、村役場の職員はもちろん総動員。
一面キャベツ畑の中を走るキャベツマラソン。
どこかのマラソンはスイカ食べ放題、嬬恋村のマラソンは「嬬恋キャベツ」食べ放題。
協賛企業マルコメ味噌からはみそだれなど、これもつけ放題。
マラソンスタートを前にの給水所では準備万端。
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『走るフリーアナウンサー』の中島彩さんのホームページより...
「開催された場所は、群馬県嬬恋村。一面キャベツ畑の中を走ったのですが、急な坂を登り切ると、今度は下ったり、陽射しがキツいと思いきや、突然雨が降ったり……。実はこの大会、キャベツマラソンというかわいいネーミングからは想像できないぐらい、「日本一ハードなロードレース」と呼ばれているのです! 」
「しかし、私の一番のモチベーションである名物「嬬恋キャベツ」をゲットするため、ハードすぎるレースを約3時間かけて走りました!都会のマラソンとは、ひと味もふた味も違った嬬恋のマラソンを紹介します!」
ハーフマラソン折り返し後の16km地点、、たいていの皆さんヘロヘロ。
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平坦な道がほとんどない、アップダウンばかり。
最後のゴールでは走り切ったというよりは登り切ったという感じ。
完走賞のキャベツにはランナーのそれなりの思いが...
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# by hanaha09 | 2017-07-02 17:28 | 田舎暮らし | Comments(0)

熟成古酒

7月1日とは何ぞや、というと...酒造年度の1日目だ。
日本酒造りでは、7月1日から翌年の6月30日までを1つの単位としている。
「29BY]、つまり平成29年度の「Brewery Year」の始まりの日なのだ。
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日本酒の醸造は秋に収穫したお米で、10月頃から始まり春先にかけて出来上がる。
製造期間の途中で日本で用いられる会計年度が変わることになり税務検査上で大変不便なものとなるので、国税庁が決めたものだ。
蔵人言葉では、醸造年度を越したものはすべて「古酒」と呼ぶ。
6月に造った酒でも9月に出荷すれば「古酒」なのである。
もう昔の話だが、古酒と名のつく日本酒を飲んだことがある。
記憶では1本が安売り店で1万五千円だったような気がする。
少し黄色みがかったまったりとした日本酒であった、すっぽん鍋にぴったりであった。
古酒熟成のメカニズムは良くわかってない。
ただ火入れを行わない日本酒は発酵が止まっておらず、アミノ酸分解や糖化により酒質の成長や完成を待つものなのだそうだ。
新酒ではアルコールがむき出しの状態で存在するため、エタノールの刺激臭が強く味もきつくなり、熟成古酒になると水のクラスター(結合塊)が小さくなり、アルコール分子を取り囲む。
よって、日本酒の風格を備えた個性豊かな熟成古酒と変化するのだそうだ。
最近、食の多様化もあり日本酒の熟成酒(古酒)も見直されてきてるそうだ。
中には海の中に沈めて長期熟成を果たす海中熟成酒なるものもある。
一定の温度で海流にもまれながら静かに熟成が行われるそうだ。
世の中の美食家はいろいろ考えるものだが...この歳になると酒の味も良くわからん。
頭がクラクラとなるだけで充分だ。
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# by hanaha09 | 2017-07-01 17:20 | 田舎暮らし | Comments(0)

ニッコウキスゲが咲いた

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ニッコウキスゲが咲いた。
毎年咲くようになったのであんまり珍しくなくなった。
もうかれこれ10年になろうか、ニッコウキスゲの群生で有名な野反湖に行った。
夏も終わりのころ、できてた種を10粒ばかりいただいてきたのだ。
それが芽を出し、株が大きくなって、花が咲くようになった。
今年はこの株の種から育った苗を植えてたプリンスランドで花をつけるまでに育った。
「ニッコウキスゲ」でもない「ノゾリキスゲ」でもない、この土地の名をとって「カンバラキスゲ」だ。
このニッコウキスゲ、英語名では「Broad dwarf day lily」。
良くわからんが、day liliyとあるから一日だけ咲く百合の仲間のようだ。
まだ咲きかけたばかりで花は一つ、どうも一日で自家受粉を試みるようだ。
出来た種からの発芽率は結構良い、苗も寒さに強い。
陽当たりさえ良ければ野反湖並みのニッコウキスゲ群生も夢ではない。
残念ながら、森の中の我が家には日当たりの良い場所はもうないのだ。。。
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# by hanaha09 | 2017-06-30 17:13 | 田舎暮らし | Comments(0)

光るヒカリゴケ

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今年も梅雨時に妖艶に光るヒカリゴケが現れた。
安物のデジカメは便利なのだが、ここぞというときの写真が撮れない。
どうしてもヒカリゴケのエメラルドグリーンが旨く写らない。
ネットで素晴らしい写真を見つけたのでお借りした。
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今までは良くわからなかったのだが...
ヒカリゴケの植物体は光っておらず、光っているものはその周囲に散らばっている原糸体のレンズ状細胞なのだそうだ。
蘚類(せんるい、苔類ではない)は胞子から発芽すると、一方向に細胞分裂を繰り返し、糸状に伸びていく、これが原糸体。
植物体というのはこの長く伸びた原糸体のあちこちにできる細胞の塊。
普通の蘚類は成長と共にこの原資体は消えていくのだそうだが、ヒカリゴケの原糸体は残存性が高く、そこにレンズ状細胞と呼ばれる球形の細胞が混じる。
顕微鏡で見ると、
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こんな具合だ。
このレンズ状の細胞が光を反射し光って見える。
そして細胞の中には葉緑体がある。
レンズ状細胞に白色光を当てると反射光には葉緑体の緑色が混じり、エメラルドグリーンに光るのだ。
一つ賢くなった今日の日だ、感謝。
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# by hanaha09 | 2017-06-29 17:01 | 田舎暮らし | Comments(0)

セミの寿命

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「ミョーキン、ケケケケ、ケ~」の羽化したばっかりのコエゾゼミだ。
セミの成虫の寿命は1週間ほどとされている。
しかし、実はこれちょっと違ってて...
羽化後、天敵(鳥やカマキリ、人間など)に襲われなければ、3週間~1ヶ月程度はいきてるらしい。
なぜ1週間ほどと言われてきたか?
セミの成虫は樹液だけしか食べない、捕まえてきても1週間ほどで死んでしまう、この辺から1週間という話が出回ったようだ。
それと、春とか秋の季節外れに土から出てきたセミは1ヶ月~2ヶ月程長生きする。
セミは実は暑さに弱いのだ。
じゃあなんで夏に出てくんねんっていう話だけど...セミだからねぇ。
も一つ、セミは長い期間を幼虫として土の中で暮らす。
期間は3-17年に達する。
短命どころか昆虫類でも上位に入る寿命の長さをもつのだ。
羽化したセミは人生の最後。
別の個体を残すため、鳴いて鳴いて鳴く空蝉(この世)のならわし...
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# by hanaha09 | 2017-06-28 16:19 | 田舎暮らし | Comments(0)

日本分水嶺

分水嶺とは分水界になっている山脈、もしくは雨水を異なった水系に分かつ山の峰々のことをいう。
降った雨水が、それぞれ異なる川に流れていく境界線境界線なのだ。
日本分水嶺が湯の丸の地蔵峠にあった。
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この食堂の屋根の軒先になんか看板のようなものが見える。
大日本分水嶺の標識だ。
この屋根の右側に降った雨・雪は嬬恋村に流れ、吾妻川を東へ下って渋川へ。
渋川からは利根川に合流して一つは銚子から太平洋へ、もう一つは江戸川を下り東京湾へ流れてゆく。
屋根の左側に降った雨・雪は、南、長野県へ下り千曲川に入る。
千曲川は善光寺平をへて、新潟を横切り日本海へ流れてゆく。
ほんの少し違えばとんでもない方向に行ってしまう分水嶺。
天下分け目、人生の分かれ目のような大日本分水嶺だ。
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# by hanaha09 | 2017-06-27 20:08 | 田舎暮らし | Comments(0)