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あるちゅはいま日記

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さんまが高い

初秋のさんまを買ってきた。
今年は値段が高い、1匹が200円もした。
炭火で塩焼き、スダチをかけてダイコン下ろし、庶民の味だ。
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このさんま、江戸時代の粋な江戸っ子は下品な魚といって食べることを良しとしなかった。
当時は脂の少ない淡白な魚が上品なものとされていた。
よって、マグロのトロも食べずに捨てられていた。
さんまは食べるものでは無かった、行灯用の灯油をしぼるものだった。
しかし、さんまを避けていた江戸っ子もそのうちに進んで食べるようになった。
江戸では火事が頻発した、それも人口の増加に一因がある。
そんなご時世で江戸っ子も格好をつけてるわけにはいかなかった、好き嫌いを言ってたのでは食べるものが無くなった。
「安くて長きはさんまなり」、と江戸の庶民の食べ物として定着したのだ。
侍たちにはまだ抵抗があった、「秋刀魚」と漢字があてられるように刀に似た魚を避けてたようだ。
行灯用の魚油から、庶民の食べ物になり、そのうち殿様までがその味に虜になったりする。
現在はめったに口にできないような高級魚の一つになってきたようだ。
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# by hanaha09 | 2017-09-04 14:27 | 田舎暮らし | Comments(0)

蕎麦

天明3年の浅間押し出しで埋没した鎌原村の集落、昭和54年に村はずれの1軒の農家が発掘された。
この農家から出てきたのが陶器、磁器を合わせた食器類、この中に三つ揃った「蕎麦猪口」が含まれていた。
「蕎麦猪口」とは、「切りそば」用の出汁を入れるもの。
天明3年当時にはこの麺状にした「蕎麦切り」」は江戸の庶民に大流行、そのうち全国的に広まっていったと言われている。
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江戸で花開いた文化がこんな山中に伝わり庶民が謳歌していた証左だ。
ところがこのころにまとめられた農業指南書とも呼ばれる「百姓伝記」にはこうある。
「そば切りは田夫のこしらへ喰うものならず」、蕎麦切りを禁止されている農村が少なからずあったようだ。
どうも、身分によって「蕎麦切りを食すべからず」という理不尽な不文律があったと想像される。
そんな田舎の村では、「蕎麦がき」や「そば餅」が主として食べられていた。
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鎌倉時代からあったと言われるこの「蕎麦がき」、蕎麦粉をお湯を加えて塊状にして食べるもの。
もちょっと前の源平合戦の後、四国の山中に逃れた平家の落人が京の都を慕いながら食べたという「蕎麦米雑炊」。
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蕎麦の実を丸のまま汁に入れたもの、具材には山の野菜にヤマドリの肉などを入れた。
今頃はスダチの一絞りを加えると言うことの無しの美味三昧だ。
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# by hanaha09 | 2017-09-03 21:41 | 田舎暮らし | Comments(0)

太平洋戦争の終結の日

大日本帝国政府および大日本帝国陸軍・大日本帝国海軍の降伏文書調印式は、1945年9月2日、東京湾に停泊する米国の戦艦ミズーリの甲板上で大日本帝国政府並びに大日本帝国陸軍・海軍の降伏文書調印式が行われた。
マッカーサーをはじめとするアメリカ合衆国・イギリス・フランス・オランダ・中華民国・カナダ・ソビエト連邦・オーストラリア・ニュージーランド各代表がが調印して、日本の降伏を受け入れた。
有名な重光葵日本全権代表の署名の際の写真だ。
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アメリカ合衆国、イギリス、フランス、カナダ、ロシアはこの日を「対日戦勝記念日」とした。
この日が第二次世界大戦(太平洋戦争)の戦争終了の日なのだ。
日本では「終戦の日」と信じるのは8月15日、天皇がポツダム宣言の受諾を日本国民と大日本帝国軍人に「玉音放送」という形で直接語り掛けた日であり、武器を置き、敵対行為をやめるように命じたもので、戦闘状態をいったん休止する「休戦宣言」をした日だといえる。
しかし、日本の最高統帥期間である大本営は15日現在、陸海軍に対して「別に命令するまで各々の現任務を続行すべし」と命令、16日になって自衛のための戦闘行動以外の戦闘行動停止命令を出すに至っている。
支那派遣軍を除く南方軍等の外地軍に対しては、ようやく8月22日に、8月25日零時以降に全面的な戦闘行動停止を命令した。
ソ連軍は北方四島に上陸作戦を展開し、それを阻止するための戦闘が、中央の命令により現地陸軍守備隊によって行われていた。
旧ソビエト連邦では降伏調印翌日の9月3日を対日戦勝記念日としていた。
アメリカ合衆国が要請し、国際法上の合法根拠を与えたソ連対日参戦、降伏調印式が行われている9月2日にも、北方領土の歯舞島攻略作戦を発動している。
この日を戦争終了の日とするのは誠におこがましかったのだろう、9月3日に繰り伸ばしていたのである。
伝統的な戦時国際法において、休戦協定の合意は口頭による同意によれば良く文書の手交を要件としない、ともある。
しかし、戦艦ミズリー上に於いての調印の後、日本は朝鮮をアメリカ合衆国とソ連に、台湾を中華民国に、樺太および南北千島列島および歯舞色丹をソ連に、「本州、北海道、九州及四国並びに吾等(連合国)の決定する小島」をマッカサー代表のアメリカ合衆国による占領統治が始まった。
また、8月10日の日本国におけるポッダム宣言受諾の報が伝えられた西洋各国、日本においては外国公館の避難先となっていた軽井沢での終戦を祝うパーティはこの報が正式な終戦と錯覚した人々が騒いだということのようだ。
このあたりの齟齬が現在の煩わしい領土問題となってるようだ。
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# by hanaha09 | 2017-09-02 18:59 | 田舎暮らし | Comments(0)

防災の日

大正12年、9月1日正午前大地震が東京府を中心に襲った。
この関東大震災では地震に加え、台風接近による火災発生による被害も甚大であった。
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10万人以上の人々が犠牲になった。
「江東方面死体累々」、「火ぜめの深川 生存者は餓死」、「横浜市は全滅 死傷数万」、「避難民餓死に迫る」、「横浜灰となる あゝ東京」…唯一残った東京日々新聞の見出しだ。
今日にいたるまでいろんな自然災害の脅威は恐れもなく降りかかってくる。
平成29年4月、大地震や大水害を経験した首長有志が「災害時にトップがなすべきこと」をまとめ、公表した。
「大きな自然災害は、当該市区町村にとって「ごくまれに」発生するというのが実態。4年任期の首長にとっては、ほとんどの場合、「職務上初めて」の経験ということになる。 次々と降りかかる圧倒的な現実に翻弄され、苦悶し、失敗を批判されながら災害対策の先頭に立つ、という事態が繰り返される。私たち自身が失敗し、もがき苦しみながら重ねてきた経験と教訓がこの24か条の「トップがなすべきこと」の提言となった。」
「自然の脅威が目前に迫ったときには、勝負の大半はついている。平時の備えがなえれば危機への対応はほとんど失敗する。」
「判断の遅れは命取りになる。初動の遅れは決定的である。」
「人は逃げないものであることを知っておくこと」などなど。
市区町村のトップだけではなく広く住民にも「なすべきこと」の24か条だ。

天明3年の浅間押し出しにより多くの犠牲者を出した鎌原村、その後に建てられた「大笹駅浅間碑」には、これからも起こりうる火山災害に対しての戒めの語句が刻み込まれている。
「前略
 いにし年この災いを恐れて速にたちさりしものはからき命をたすかり
 おくれもして止まれる者はことごとく死亡せり、これより後にいたりて
 又も大きにやけ出んもはかりがたければ里人この碑をたて、後の戒めとなす事しかり
 後略」
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今日は「防災の日」だ。
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# by hanaha09 | 2017-09-01 18:31 | 田舎暮らし | Comments(0)

ドクツルタケ

今日はこわーい話だ。
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「殺しの天使(Destroying Angel)」という異名を持つドクツルタケだ。
柄の根もとに球根状のふくらみ、さらに袋状の白いツボ、柄の上方に襟巻のような膜質の白いツバ、ヒダも白色。
この三点セットがそろったまがい物ではない毒キノコだ。
このあたり、この頃、どこにでも見られる奴だ。
長野県のある医師の記録があった。
この医師は1951年頃、たまたまドクツルタケ中毒による2名の死に立ち会ったという。
「初秋の雨上がり、A氏は近くの山で大量の雑タケを採取、夕食に”キノコうどん”をつくった。当人が晩酌をつづける横で、妻(60歳)と長男(22歳)の二人だけが食べた、食後6時間でまず妻が、10時間で長男が苦しみを訴え、妻は翌朝(12時間後)、医者の手当ても空しく息絶える。親戚一同、悲しみのうちに葬儀準備をしている傍ら、苦痛を訴えつづけていた長男は、いったん回復する。一同ほっとしたのも束の間、夜になって再び激しい嘔吐。洗面器2杯分の真黒な血へどを吐き続け、余りの苦しさから、畳に爪を立てて這いずり回り、何度も『誰か、オレを助けてくれ!』と絶叫する。妻の葬儀をさておいて、A氏はじめ一同は、全身の凍る思いでただ見守るばかり。明け方、血のりと毛ば立つ畳の上で、長男は母の後を追うように息絶えるーー」。
身の毛もよだつドクツルタケ事件だ。
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# by hanaha09 | 2017-08-31 21:04 | 田舎暮らし | Comments(0)

夏休み

夏休みもいよいよ終盤、このあたりの人出、交通量もそろそろ元に。
夏休みってのは?
日本の教育機関の場合、「夏季休業」といい、校舎などに冷房設備がない場合が多く、太平洋高気圧支配下での授業が暑熱により困難なので、その間を休業とするためとされる。
普段学校では体験することの出来ないことへの児童・生徒の挑戦という目的も考えられるのだそうだ。
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この間の子供の面倒は親に託される。
最近は家に空調設備もあるのだが、長期間家の中に閉じ込めるわけにもいかない。
交通渋滞、満員電車の中で汗だくになって子供を連れだすことになる、お金もかかるし親も大変だ。
おまけに夏休みの宿題の面倒まで見なやきゃならない。
一体、だれのための夏休み、学校の先生の休養期間?
ということかどうかはわからないのが、最近人気の宿題代行業。
「良い子は見てはいけない」ネットに出てたのがこれ。
・読書感想文、4枚、1,600字1万5千円、特急仕上げは+3,000円。
・自由研究レポート、13,000~15,000円(仕上がりは5.6ページ)。
・工作代行(材料・郵送費込。材料費は2000円を超える分には別途ご請求)、23,000円。
大流行なのだそうだ。
誰のためにもならない夏休み狂奏曲の時代だ。
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# by hanaha09 | 2017-08-30 16:51 | 田舎暮らし | Comments(0)

秋波を送る

今朝の温度は17℃を下回った。
半袖のシャツでは寒いね、すっかり秋の気配だ。
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木の早い樹木は木の葉は落とし始め、木漏れ陽がだんだんと増えて来る。
太陽が「秋波を送ってくる」ようだ。
この秋波、もともとは中国語で、秋の澄み切った水の波を意味する。
それが、女性の涼しげな目元のたとえとなり、さらに、男性の気を引くためにする色っぽい目つきの意味となった。
したがって「秋波を送る」とは、女性が男性に媚びを売り、色目を使うという意味となった。
現在では性別、また個人・団体を問わず、媚を売る意味で用いられるのだそうだ。
知らんかった。
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# by hanaha09 | 2017-08-29 09:06 | 田舎暮らし | Comments(0)

お稲荷さん

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「天保末年(旧暦1844年)、江戸にて油揚げ豆腐の一方をさきて袋形にし、木茸干瓢を刻み交へたる飯を納て鮨として売巡る。(中略)なづけて稲荷鮨、或は篠田鮨といい、ともに狐に因ある名にて、野干(狐の異称)は油揚げを好む者故に名とす。最も賤価鮨なり。尾の名古屋等、従来これあり。江戸も天保前より店売りにはこれあるか。」と、江戸時代末期の『守貞謾稿』に記され、稲荷寿司に関する最古の資料とされる。
江戸時代には稲荷神社が大流行した。
読んで字のごとくもともと稲の神様なのだが、江戸時代には商売の神とされ、大衆の人気を集めるようになったのだ。
キツネは穀物を食い荒らすネズミを捕食する、キツネの色や尻尾の形が実った稲穂に似ていることから、キツネが稲荷神の使いとされた。
キツネは肉食、ネズミの油揚げが大好物とされたのだが...江戸の庶民は「豆腐の油揚げ」で代用した。
いつの間にかキツネの好物となってしまった油揚げ、これでつくった寿司は稲荷寿司となった。
「最も賤価鮨なり」とある、庶民の食べ物だった。
道理で家にやってくるキツネに油揚げをやったことがあるが、全然食べて無かった。
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# by hanaha09 | 2017-08-28 18:27 | 田舎暮らし | Comments(0)

こんなきのこが食べられる?

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プリンスランドに生えていたササクレヒトヨダケだ。
白いキノコで帽子をかぶったような見た目で、つくしに似ているから”つくし茸”とかコケシに似ているから”コケシ茸”とも呼ばれている。
こんなキノコが食べられるのだそうだ。
美味しいキノコで世界中、特にヨーロッパでは一級品として食べられている?
それにも増して、ビタミンEの7,000倍の抗酸化力を持ち、抗老化効果、美白効果、シワ・肌荒れ改善効果があるといわれておるのだそうだ。
このキノコが作り出すアミノ酸の一種「エルゴチオネイン」...
エラスターゼという成分は肌のハリや弾力を保つために必要なエラスチンを分解する酵素、「エルゴチオネイン」は、このエラスターゼの活性を阻害することでエラスチンを守り、肌のハリを回復させたり、維持する効果、また、「エルゴチオネイン」はシミやそばかすの原因となるメラニンを生み出すチロシナーゼの活性を阻害する。
さらに「エルゴチオネイン」は光がもたらすダメージから目を守る働きがある。
紫外線によって皮膚の表皮や真皮を構成する細胞がダメージを受け、シミ、しわなどの皮膚の老化を促進するのだが、「エルゴチオネイン」には活性酸素の働きを抑える効果があるため、光による肌の老化を抑制する。
ヨーロッパの美人はこのキノコのせいかもわからない。
大和の国の女性たちもこのキノコをおおいに食べよう。
そんなすごい”美容成分”を持つきのこササクレヒトヨタケなのだが、食べるには難点が...
子供の小さいのしか食べられない、一日遅れると溶けてなくなる。
オッサンが食べるとあそこもどこもかも、溶けてなくなってしまうようで、どうしても食べる勇気が出てこない。
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# by hanaha09 | 2017-08-27 22:19 | 田舎暮らし | Comments(0)

かの高名な植物学者、牧野富太郎氏によると、
「花は、率直にいえば生殖器である。有名な蘭学者の宇田川榕庵(うだがわようあん)先生は、彼の著『植学啓源(けいげん)』に、「花は動物の陰処の如し、生産蕃息(はんそく)の資りて始まる所なり」と書いておられる。すなわち花は誠に美麗で、且かつ趣味に富んだ生殖器であって、動物の醜にくい生殖器とは雲泥の差があり、とても比べものにはならない。そして見たところなんの醜悪なところは一点もこれなく、まったく美点に充ち満ちている。まず花弁の色がわが眼を惹きつける、花香がわが鼻を撲つ。なお子細に注意すると、花の形でも萼でも、注意に値ぬものはほとんどない。」、と。
シラヒゲソウ。
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レンゲショウマ。
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フシグロセンノウ。
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なまめかしいのぅ。
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# by hanaha09 | 2017-08-26 10:12 | Comments(0)