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あるちゅはいま日記

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江戸の冬

江戸時代はすっぽりとミニ氷河期に入っていた。
特に江戸中期の冬は寒かった、雪も今のように数センチ積もるという優しいものでは無かった。
隅田川が凍り付いたという記録もあるらしい。
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広重の日本橋雪景色だ。
遠くの富士山は真っ白、河岸の家々の屋根も川中を行き来する川船の屋根にも雪が一杯。
こんな雪にもかかわらず、橋を渡る人々で下駄をはいてるのはただ一人だけ、他の人は草履だろうか?わらじだろうか?
この寒さの中でも子供たちは元気だ。
雪がたくさん積もると雪をおもちゃにいろんな遊びにふけった。
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國芳の雪遊びの図だ。
ここでもほとんどの子供は裸足だ。
中には片袖を脱いだ元気な餓鬼もいる。
左の雪だるまは本当のだるまみたいだ。
左奥の子供はなにやら厚い氷を二人で担いでいる、相当冷えこんだ模様だ。
小枝をバチにこの氷の太鼓を叩いて遊んだのだそうだ。
雪合戦、大道芸のような竹馬に乗った子供もいる。
右側の子供は雪釣りの遊びのようだ。
そして、雪を転がして大きな雪玉を作る遊びが"ゆきまろげ"、今にも京菓子で残っている。
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ラムネ菓子の様でその数千倍ほどのおいしさだそうだ。
本来の子供は遊びの天才だ。
今の子供はスマホゲームにテレビにかじりつき...



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# by hanaha09 | 2018-01-10 18:56 | 田舎暮らし | Comments(0)

一月九日

年末から何かと騒がしかった。
久しぶりに静かな一日を迎えた。
なぜか今日は暖かい、低気圧の通過のせいだろうか?
道路の前を雪かきして、正月飾りを取って、お神酒の残りを朝からいただいてタブレットのシャンソンをお楽しみ。
最近の中華タブレットの進化はすごい。
年末にシンガポールより届いたのはビデオの再生の音がなかなか良い。
映画も独特の色合いでなかなかのお気に入り。
今日の1月9日はミュージックをバックに、ゴロ合わせのとんち話の「一休さん」。
「一休さん」とは一休宗純というお坊さん、一説には後小松天皇のご落胤とも。
6歳の頃より入門、京都の大徳寺の高僧、華叟宗曇(かそうそうどん)の弟子となる。
25歳の頃、師匠から与えられた公安(禅宗において修行者が悟りを開くための課題)「洞山三頓の棒」に対して、「有漏路(うろぢ 煩悩の世界)より無漏路(むろぢ 仏の世界)へ帰る 一休み 雨ふらば降れ 風ふかば吹け」と答えたことから華叟より一休の道号を授った。
その後、戦災にあった妙勝寺を中興し「一休寺」とも呼ばれるようになった。
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そして、天皇に親しく接せられ、民衆にも慕われた。
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この一休さん、男色はもとより、仏教で禁じられていた飲酒・肉食や女犯まで。
木製の刀身の朱鞘の大太刀を差すなど、風変わりな格好をして街を歩きまわったり。
本願寺門主の留守中に居室に上がり込み、阿弥陀如来像を枕に昼寝をしたり。
とにかく風変わりな人間臭い生き方は、民衆の共感を呼んだ。
これが『一休噺』に代表される頓知咄(とんちばなし)を生み出す元となったようだ。

"門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし"
"世の中は起きて箱して(糞して)寝て食って後は死ぬを待つばかりなり"
"南無釈迦じゃ 娑婆じゃ地獄じゃ 苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃと いうが愚かじゃ"

なすがままに生き、無理な生き方を問わない一休宗純の教え、正月早々なんだか気が楽になりそうだ。










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# by hanaha09 | 2018-01-09 11:00 | 田舎暮らし | Comments(0)

今年は犬年。
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20年ほど前に飼っていたラブラドールだ。
結構賢かった、道路の横断ほどの手前では必ず立ち止まっては安全確認。
いつぞやは、ほかの犬が離れた時、その犬のリードをくわえて連れて帰ったこともある。
食べ過ぎで40kg近くあった、13歳で死んだ。
アメリカではイヌの鳴き声を「バウバウ、バウバウ」と表現する。
この犬の鳴き声はこれに近いものがあった。
平安時代には犬は「ひよひよ」と鳴いた、なぜかと言うとこのころの平仮名には濁点が無かった。
室町時代になって、「びよびよ」もしくは「べうべう」「びやうびやう」と鳴くようになった。
そして、江戸時代になりやっと「わんわん」と鳴いたのだそうだ。
なぜかと言うと、もともと犬は放し飼いで飼われていた。
遠吠えのようなドスの効いた濁った鳴き声が適当だったらしい。
そして、家犬となった江戸の頃より愛想のよい「わんわん」、「きゃんきゃん」になったということだ。
犬も生活が安定すると鳴き方も変わってくる、というよりも人の生活が安定してきたせいかもわからない。
犬に外国語は無い、世界の犬すべて共通につうじるとのことだ。
平和な年になりそうだ。







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# by hanaha09 | 2018-01-08 16:02 | 田舎暮らし | Comments(0)

七草爪

今日は1月の7日、お正月最後の日。
よく知られているのが「七草粥」、せり 、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すゞな、すゞしろ、これぞ七種の若草の粥を食すと江戸時代に発刊された「守貞漫稿 巻之二十六」にある。
邪気を払い万病を除く占いとして食べる。
おせち料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もある、のだそうだ。
本年のおせち料理は非常に簡単、その後は普通のご飯、胃も全く疲れていない。
七草粥のお世話にならなくてもよさそうだ。
ところが、こんなことも書かれている。
「京坂は、この なずな 蕪菜 かぶな を加え煮る。江戸にても、小松と云う村より出る菜を加え煮る。けだし、薺をわずかに加え煮て、余る薺を茶碗に れ、水にひたして、男女これに指をひたし爪をきるを、七草爪と云う。今日、専ら爪の 斬初 きりぞめ をなすなり。」
「七草爪」または「菜爪」「七日爪」などと言って新年に入って初めて爪を切る日なのだそうだ。
この日に爪を切ると邪気を払うことが出来、一年間風邪を引いたり病気になったりしないとされる。
しまった、初詣に爪を伸ばしてたのでは、と元旦に爪を切ってしまった。
なんだか、鼻がぐずぐず、背筋が寒くなって風邪の引きはじめのような今日一日だった。


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# by hanaha09 | 2018-01-07 19:50 | 田舎暮らし | Comments(0)

妙義神社へ参った

このところ毎年出かける妙義神社に参った。
「天空の社」として売り出し中だ。平成26年に国際天文学連合により新しく発見された小惑星(番号014449)が「Myougizinzya]と正式に登録されたのだ。
小惑星の名前に神社名が登録されたのはもちろん初めて。
天空の社にお参りをしてみよう。
まず入口にはこんな坂がある。
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これを進むと、安永二年建立と言われる国指定重要文化財の総門がある。

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ここを上がると銅の鳥居がある、これは享保四年に作られた群馬県指定の重要文化財だ。

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この後が天空に続くお社だ、その手前には百六十五段の急な石段が。

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この石段がところどころ盛りあがって曲がりくねってるのは石段の横に育った杉の根っこのせいらしい。

石段の終点の髄神門をくぐると、宝暦六年建立の国指定重要文化財の唐門がある

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この門をくぐると「天空の社」本殿が厳かに鎮座する。

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国指定の重要文化財だ。

本殿に参って、下を見下ろすと壮大な杉並木。

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そして春を呼ぶ早咲きの桜が今年も...

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今年も無事に過ごせますように...

近くの温泉「もみじ湯」に入って、蕎麦を食べて帰った。





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# by hanaha09 | 2018-01-06 18:47 | 田舎暮らし | Comments(0)

新年宴会

平安時代から新年宴会があった、と言っても宮中の話。
昼過ぎから元日の節会が紫辰殿(即位の例や大嘗祭などの重要な行事がが行われる内裏の殿舎の一つ)で元日の節会(せちえ)という催しが取り行われた。
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陰陽寮(おんみょうりょう 日本の律令制の元、占い、天文、時、暦の編纂担当部署)が、暦(七曜暦)を献上し、宮内省では氷様(ひのためし)といって氷の厚さを奏上して豊凶を占い、大宰府からは腹赤(はらか 肥後国では腹の赤い「にべ」という魚)の魚が届けられたという。
この後、「三献(さんこん)の儀」といって、天皇に鮑御(あわび)羹(あつもの 魚・鳥の肉や野菜を入れた熱い吸い物、雑煮とも)・御飯・御菜が献じられ、宴会が始まった。
天皇が出御して宴会を行ったので、節会と呼ばれていた。
この際に用意された料理のことを「御節供(おせちく)料理」といい、今でいうところの「おせち料理」の言葉の起源になったという。
明治に入り、正月の宮中行事はとかく忙しく、1月5日に移され「新年宴会」と称し戦前まで引き続き行われた。
皇族の他、大臣、高級官僚、軍人、外国の公大使が宮中に招かれ、盛大な新年祝賀会が行われた。
この日は祝日の休日だった、一般人も飲めや歌えやの宴会を繰り広げることとなった。
さぁ今日は飲んでひっくり返って昼寝でもするか...





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# by hanaha09 | 2018-01-05 12:15 | 田舎暮らし | Comments(0)

二日遅れのスーパームーン

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元旦は
夜の夜中に月が出てたようだが寒くて起きなかった。
昨夜の2日遅れのスーパームーンも明るく見えた。
スーパームーンとは地球を回る月の軌道が楕円形、一番地球に近くなりかつ満月の時に見える月をいう。
今年一番大きく見える月、満月の瞬間の地心距離は約35万7千キロメートル、最大距離より5万キロメートルほど近い。
視直径(?)で14%、明るさで30%明るく見える計算。
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地球の直径はおよそ1万3千キロメートル、半径はその半分の6千5百キロメートル。
お月さんを月の出る地平線近くで見るのと、月が登って天頂近く見るのとはこの距離の差で月の出の際が大きく見えることになる。
しかし、地平線で見える橙色の月はもっともっと大きい。
これはスーパームーンではない、どうも人間の眼の錯覚らしい。
月の近くに建物や山などの景色が見えて、それと比較できるときとそうでないときで、大きさの感じ方が違うのではないか?
という人もいるらしいがよくわからないのが真相。
自然は不思議なことが一杯だ。








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# by hanaha09 | 2018-01-04 09:02 | 田舎暮らし | Comments(0)

正月はやはり日本酒だねぇ

おせち料理にはやはり日本酒だ。
今年は、倉敷の「伊七」大吟醸酒だ、子供が持ってきた。
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倉敷に7-8年住んだけど、こんな酒は知らなかった。
醸造所はそんなに遠く離れてはいない場所だが...
倉敷に住んでた時は水道は無く井戸水を使ってた。
高梁川の伏流水でちょっと松脂のようなにおいがあって飲んでおいしい水ではなかった。
そして、左にある箱の酒は4l、千円のいつもの愛用酒。
やはり、大吟醸酒は辛口で旨い。
日本酒は今や政府のプロジェクトで「國酒」キャンペーンが行われているのだ。
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政府公式の晩餐会の乾杯はできるだけ日本酒で行われるのだそうだ。
そして、日本食ブームに伴い今や日本酒の輸出はウナギ登り、2016年度は輸出額が155億円にも達したそうだ。
全国で2万種類はあると言われる日本の酒だ。
「酵母菌」と「麹菌」をいうふたつの 微生物を最高度にコントロールして世界に例をみな い醸造方法を編み出し、醸造酒の 中で世界最高のアル コール度数を出したのがこの日本酒。
調子に乗った二児の母でもある子供は、酔っ払って夜中にゲロしたのだそうだ、とその娘の話。
吾輩は「國酒」に敬意を払ったせいか、全く元気だ。











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# by hanaha09 | 2018-01-03 17:54 | 田舎暮らし

初夢

新しい年を迎え、誰しもが良い年であるようにと願う。
その良き悪しの運勢のわかれ道が初夢にある、と言われる。
その昔、中国の風習では夢を食べるというバクの絵を枕元に置いて寝たそうだ。
その風習が日本に伝わり、ちょっと形が変わって七福神の描かれた「宝船」の絵を枕元に置いて寝た。
そして江戸時代、庶民の間にもあやかろうと「宝船」の絵が飛ぶように売れたのだそうだ。
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この絵にはないやら文字が書いてある。
回文と言うものだそうだ。
「長き夜の 遠のねむりの 皆目醒めざめ 波乗り船の 音の良きかな」
これをさかさまから読むと同じになる、和歌の一種だ。
この歌を3度読んで寝ると吉夢を見られるという。
そして、縁起の良い初夢とは「一富士二鷹三茄子」。
徳川家康が好んだ物が富士山、鷹狩り、初物の茄子という説や、富士山は「無事」や「不死」鷹は「高い」茄子は「成す」という語呂に引っ掛けたもの。
この続きもある。
「四扇五煙草六座頭」、四の扇は、その形が末広がりである事から子孫繁栄や商売繁盛を、五の煙草は煙が上へ上へと昇る様子が運気上昇に

、また六の座頭は、剃髪した琵琶法師を指し「毛がない」が「怪我ない」家内一同無事息災、ということになるらしい。

昨夜は酔っ払って寝たので、夢を見る暇もなかった。

それともボケが来て、見た夢全部忘れた?

今年の運勢は行方知らずだ。






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# by hanaha09 | 2018-01-02 15:39 | 田舎暮らし | Comments(0)

平成30年元旦であります

一晩寝たらお正月。
平成30年もいつものとおり...
朝起きると林の向こうから登ってくる初日の出、ポンポンと手をたたいて「よろしく」と。
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その後は鎌原観音堂へ参った。
天明3年の大災害の際に、ここへ逃れて助かった人々、幸をもたらす観音堂だ。
おこもり堂の奉仕会の皆様方と親しくご挨拶、お賽銭はお札ではりこんだ。
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甘酒に唐辛子の粉(これが薫り高くおいしいのだ!)をいただいて村の中心部の鎌原神社へ。
鎌原神社へやってくるとお札が底をついたのに気がついた。
小銭をお賽銭箱に、できるだけ音を大きく...
今年は大勢の方がお参りに、奉納のお酒も獅子舞の首も...
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そして10時半になると始まる獅子舞の奉納。
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今年も良いことが続きます様に...
最後には獅子舞の獅子に噛みついて(神が着く)いただきました。
いいねぇ、こんな地元の伝統行事に触れられること。





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# by hanaha09 | 2018-01-01 14:01 | 田舎暮らし | Comments(0)