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あるちゅはいま日記

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夏枯草(かごそう)

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夏枯草(かごそう)という。
花が咲き終わると花の跡が枯れて茶色になる、よって夏に枯れる草となったのだそうだ。
トリテルペンのウルソール酸、その配糖体プルネリン、多量の無機物質・塩化カリウム、タンニンなどを含有する。
その効能とは...
消炎性の利尿剤として腎臓炎、膀胱炎、るいれき(頸部 リンパ節が数珠状に腫 れる結核症の一つらしい)などに効果が出る。
これは良い、このところクレアチニン値は上がってくるは、夜におしっこに何回も起きる。
乾燥した夏枯草を1日量10グラムに、0.5リットルの水を入れて、煎じながら約半量まで煮詰めたものを3回に分けて食間に服用するのだそうだ。
これは試すのを捨て去るわけにはいかない。
また、外用には煎じ薬を煮詰め塗ると打撲傷にも効くとある。
なんとも重宝な夏枯草、別名がウツボクサでもある。
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# by hanaha09 | 2017-07-15 09:26 | 田舎暮らし | Comments(0)

フランス革命と浅間山

キャトーズジュイエ、本日の7月14日は「パリ祭・フランス建国記念日」だ。
この日、パリに集まった飢えた民衆たちがバスティーユ牢獄を襲撃し、フランス革命の火ぶたが切って落とされた、1789年のことだ。
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これに先立つ1783年、浅間山は8月に大噴火、大量の亜硫酸ガスを成層圏まで噴き上げた。
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この亜硫酸ガスは上空で紫外線により硫酸エアロゾル(微粒子状の硫酸)となり、細かな火山灰と共に偏西風に漂い2年も3年も広範囲に日射を遮った。
北半球の農業生産は極端に落ち込んでしまった。
フランスでは小麦の値段が高騰、庶民の口にはパンが入らなくなった。
その時、フランス王朝のルイ16世の妃マリー・アントワネットは飢えた民衆に向かってこういい放ったそうだ。
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「パンがなければお菓子(ケーキ)を食べればいいのに」と。
王政に対する民衆の不満が爆発したのがフランス革命だった。
マリー・アントワネットはギロチン台に登ることになってしまう。
浅間山の大噴火がフランス革命の遠因に?というまことセンセーショナルな説を説く方もいるのだが...
実は1783年の6月にはアイスランドのラキ山が噴火を起こしている、噴火は半年以上も続いた。
この噴火での火山噴出物の総量は340億トンと推定されている。
一方、浅間山の噴出物総量は4億トン、規模は10分の1ほど。
相乗効果はあったかもしれないが、浅間山が遠因とは言いきれないところがある。
しかし、日本でも1784年夏にかけて東北地方では大飢饉が勃発、米の値段もうなぎ登り。
多くの百姓が餓死したり、一揆をおこしたり、町中では打ちこわし騒動も起きた。
この始末が付けられなかった時の老中職田沼意次が1786年に失脚した。
じわじわと真綿で締め付けるように忍び寄る災難が歴史を書き換えてしまう騒動になる。
侮ることのできない火山による自然災害だ。
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# by hanaha09 | 2017-07-14 21:09 | 田舎暮らし | Comments(0)

消えた牧水像

「みなかみ紀行」の若山牧水は草軽電鉄(当時はまだ蒸気機関車が走り、草軽軽便鉄道と呼ばれていた)嬬恋駅前旅館に逗留したのち、自動車で草津温泉へ向かった。
「上野の 草津に来り 誰も聞く 湯揉の唄を 聞けばかなしも」 と詠った、翌日には沢渡温泉に弟子と共にいよいよ徒歩行の出立。
ところが六合村にある「花敷温泉」の由来について興味を持った牧水は急遽コースを変更、「関晴館」に宿泊。
「ひと夜寝て わが立ち出づる 山かげの いで湯の村に 雪降りにけり」
もう10月の半ばすぎ、小雪ちらつく温泉に花を敷くように影を映す山の紅葉に心打たれたことだろう。
そして、六合村中之条町との境にある暮坂峠に差し掛かることになる。
牧水、この峠道がいたくお気に入りのようだ。
いくつかの歌が紀行に挿入され、その句碑が今も峠のいたるところにある。
別に、この時の印象を詠った「枯野の旅」という詩も残され、これを刻んだ立派な詩碑と牧水の旅姿の像が、1957年(昭和32)峠に立った。
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「上野の草津の湯より澤渡の湯に越ゆる路名も寂し暮坂峠」と詠った。
牧水が通りかかった10月20日には毎年ここで、盛大な牧水祭が催され、牧水ゆかりの人々が集い,「枯野の旅」の詩の朗読があったりする。
昨年の夏の夜の事、37歳の旅姿の牧水像が足首を切断されどこかに持ち去られてしまった。
犯人は神奈川県の2人組で、間もなく逮捕されたのだが、像はすでに金属商に売られ、海外に流失した後だった。
犯人は「生活費の足しにしたかった」と、しかも峠を越えた日の牧水と同年代だった。
自然を愛し、旅をつづけ、その才を文字に刻み付けた牧水。
それをこよなく愛し、催しを続ける地元の方々...
銅像を切り取った人たちもさぞ心が痛んだことだろう。
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# by hanaha09 | 2017-07-13 09:28 | 田舎暮らし | Comments(0)

みなかみ紀行

「白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ/若山牧水」
明治後期から大正にかけて活躍した歌人、若山牧水。b0126549_16452457.jpg
自然主義の代表歌人であり、こよなく旅を愛し、また酒を愛した。
日本中を旅行し歌を残した、今も各地には歌碑が残されている。
また、紀行文も多くの人々に読まれている。
大正10年10月に沼津の自宅を立ち、長野県・群馬県・栃木県を巡り、11月に帰着する24日間の長旅の一部を綴ったものが「みなかみ紀行」として知られている。
若い弟子達と連れ立ってのほとんどが徒歩旅行、文中にその情景を歌った短歌が散りばめられている。
現在の地図にもこのルートはロマンチック街道と名付けられている。
牧水が軽井沢の蕎麦屋で友人たちと酒を酌み交わした夕刻、軽便鉄道で浅間高原を超えて嬬恋駅(芦生田)に着いたのは、大正11年の10月17日のことであった。
「この草津鐵道の終點=終点:嬬戀驛=嬬恋駅に着いたのはもう九時であつた。驛前の宿屋に寄つて部屋に通ると爐が切つてあり、やがて炬燵をかけてくれた。濟まないが今夜風呂を立てなかつた、向うの家に貰ひに行つてくれといふ。提燈を下げた小女のあとをついてゆくとそれは線路を越えた向う側の家であつた。途中で女中がころんで燈を消したため手探りで辿り着いて替る替るぬるい湯に入りながら辛うじて身體=体を温める事が出來た。その家は運送屋か何からしい新築の家で、家財とても見當らぬ樣ながらんとした大きな圍爐裡端(いろりばた)に番頭らしい男が一人新聞を讀んでゐた。」
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草軽電鉄「嬬恋駅」から軽井沢方面を眺めた昔のたたずまい。
左側に見える家々が旅館、後のカフェや茶屋、そして劇場のようだ。
牧水は小女と共にこの線路を渡って右側の家に風呂をもらいに行った。
宿屋は「嬬恋館」とある。
大正11年にはまだ吾妻川の発電所の建設が始まる前の年、「嬬恋駅」が蒸気機関車が走る草軽軽便鉄道の終点だったころだ。
なんとも言えないのどかな山の中の終点駅の光景だ。
そして現在の「嬬恋駅」付近のたたずまい。
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# by hanaha09 | 2017-07-12 16:50 | 田舎暮らし | Comments(0)

すぐり

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この「フサスグリ」、田舎に住んでいる人達はただ植えておくだけで食べないのだそうだ。
山の中の我が家もそうだ。
何しろ「酸塊」と書くだけあって酸っぱい、酢そのものだ。
もう少しすると真っ赤に熟す。
ジャムにすると、真っ赤で香り豊かなジャム、なかなかおいしい。
けれども中には種があって、これを裏ごしするのがなかなかややこしい。、と言ってそのままにしておくと食べても全くおいしくない。
そして、我が家で採れる量では努力の割には小さな瓶に半分ほどしかジャムが作れない。
ずーとずーと前に、野菜の直売所で緑の「すぐり」を買ったことがある。
これもジャムにしたのだが、種はなかった。
やっと気が付いた、未熟な果実をジャムにすれば良い。
明日雨が降れば早速収穫だ、旨く行くかな。
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# by hanaha09 | 2017-07-11 20:10 | 田舎暮らし | Comments(0)

カラマツソウ

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カラマツソウにからまつの葉だ。
カラマツソウの花の形が、からまつの葉のようだ、ということで落葉松草(カラマツソウ)と書く。
花びらはない、萼(がく)も花が咲くと落ちてしまう。
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花のように見えるのは雄しべの花糸である。
花糸は先が棍棒のように膨れている。
多数の花糸が白いため、花は白くみえる。
雌しべはどれか?
良くわからん。
埼玉県、広島県では絶滅危惧種、岡山県では準絶滅危惧種に指定されている。
自然は大事にせにゃ。
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# by hanaha09 | 2017-07-10 20:09 | 田舎暮らし | Comments(0)

アワフキ

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モミの木の葉っぱについた変な泡。
その名も、アワフキムシという虫の幼虫が作る巣なのだ。
体長5~10ミリメートルの幼虫は、植物の汁を吸って生きる。
この幼虫は見つからなかったが、こんなの。
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幼虫は栄養分だけを吸収して、余分な水分は自分の体の周りに排泄する、おしっこだ。
このおしっこに、幼虫が分泌する有機物を溶け込ませて、石けんを作る。
お腹から空気を吹き込んで泡立て、泡の固まりを作り巣にするのだ。
雨風にさらされたくらいでは吹き飛ばない、日照りでひからびることもない。
泡が断熱材の働きをするので、巣の中は空調済。
アリなどがやってきてもこの巣の中でもがき溺れるだけ、安全だ。
泡風呂のような感じかなぁ。
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# by hanaha09 | 2017-07-09 13:18 | 田舎暮らし | Comments(0)

クルマユリが咲いた

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種から育てたやつだ。
花が咲くまであしかけ5年。
百合は細い茎の上に大きな花をつける。
少し風が吹くだけで揺れるから百合(ユリ)と言われるそうだ(ほんとかな)。
このクルマユリは茎の中ほどに車輪のような放射状の葉をつける、のでクルマユリ(車百合)、この説には納得できる。
「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」、古くから美人のたとえとして良く言われる。
この三つの花すべて婦人病の薬草となる。
百合の鱗茎(地下茎)を乾燥したものは百合(ひゃくごう)と呼ばれる生薬。
鎮咳、鎮静、滋養強壮、解熱、利尿、日射病による尿の濃縮、顔面の紅潮、口内炎や鼻血、ご婦人には乳腺炎や出来物など...何にでも効く生薬だ。
神奈川県、埼玉県、東京都西多摩地区、石川県、徳島県、奈良県では絶滅危惧種だ。
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# by hanaha09 | 2017-07-08 18:00 | 田舎暮らし | Comments(0)

庭のテーブルを作った

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もう6年も7年も前に作った庭のテーブルが腐って使えなくなった。
「キハダ」の木で作った薬膳テーブルなのだが、残念ながら薪になる運命だ。
今回のは2×4材をホームセンターで買ってきた、3千円ほどかかった。
塗装は「柿渋塗料」を使った、これがまた高価、小さな瓶が1600円ほどした。
全部塗ることもできないのでテーブルの上だけ「柿渋」塗とした。
下の部分はコールタールで塗った。
4回ほど塗り重ねると、「柿渋」の色はなんとも渋い色合いになった。
ちょっと雨風には堪えないかと思って、その上から「亜麻仁油」を仕上げに塗った。
ますます渋い色に仕上がった。
テーブルの脚がちょっとゆがんでるが出来上がりは、満足満足。
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# by hanaha09 | 2017-07-07 17:17 | 田舎暮らし | Comments(0)

グンバイヅル

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グンバイヅル、実の形が軍配に似て、蔓のように這うことから名付けられた。
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長野、群馬、岐阜の一部にだけ生えているそうで、ある場所(ここは湯の丸)では山道の真ん中に一面に見られる。
足で踏みつけそうになる。
しかし、このグンバイヅル、環境省の絶滅危惧II類(VU)、長野県の準絶滅危惧(NT)なのだ。
足をゆるりと、避けるように歩くことになる。
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# by hanaha09 | 2017-07-06 18:42 | 田舎暮らし | Comments(0)