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あるちゅはいま日記

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冬椎茸が出た

地凍始た今日この頃、原木栽培の椎茸が出てきた。
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一昨年の4月に楢の原木に植え付けた。
2年目に出てきた椎茸は初めてだ、この辺りでは3年か4年たたないと出てこないのが普通。
そして今までに植え付けた原木椎茸は基本的に秋、冬は出ない、春だけだ。
種が良かったのか、植え付けた原木が良かったのか、それとも置いてた場所が良かったのか、よくわからん。
寒くて乾燥するのでビニールシートをかけてやった、これが功を奏したのかもわからない。
とても身の厚い良品だ。
鍋に入れようか、味噌汁にしようか、それとも炭火で焼いて食べようか...
もう少し大きくしてみよう、ついつい欲が出てしまう。
採れたて椎茸は何しろ味、香り、食感、何とも言えない旨さだ。
なんといっても日本酒が一番あう、楽しみだ。

# by hanaha09 | 2021-11-27 11:49 | 田舎暮らし | Comments(0)

Tkanks Giving Day

11月の第4木曜日はアメリカの「Thanks Giving Day」、日本でいう勤労感謝の日だ。
アメリカでは遊びに行く日ではない、いつもは離れ離れの家族一同がそろってワイワイ言いながらご馳走を食べる日だ。
主役はお腹にいろんなものを詰め込んだ七面鳥の丸焼き、この日は「Turkey Day(トルコ人の日ではない七面鳥の日)」とも呼ばれる。
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なんで七面鳥なんだろうというと、どうもアメリカ大陸に最初にやって来たイギリス人、作物もうまくできずに冬の寒さに病気も蔓延、多くの犠牲者が出た。
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どうもこの流行り病の病原菌は自らが新大陸に持ち込んだものだったようだ。
その際に暖かい手を差し伸べたのがインディアン(ネイティブアメリカンというほうが良いそうだ)、地場のトウモロコシの栽培方法などを伝授した。
おかげで充分な食料を得る事の出来るようになった植民地入植者はインディアンたちを招いて御礼の御馳走をふるまった。
この時の食卓に乗せられた一品が七面鳥、野生のを捕まえてきたという。
そしてこの後は、入植者たちの土地争いに巻き込まれたのがインディアンたち。
もともと土地の個人所有の考えもない、人との抗争のための武器を待たないインディアンには近代的武器を携えたヨーロッパからの入植者達に立ち向かう術もなかった。
迫害の末に僅かな居住区に閉じこまれてしまうことになる欧米人の大虐殺事件でもあった。
オンをアダで返したアメリカ人の先祖である。
つい最近もニュースにあったバイデン大統領の七面鳥恩赦ショー。
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「Thanks Giving Day」に七面鳥を送られたケネディ元大統領、食べることは無かったという、この話がホワイトハウス恒例の恩赦ショーとなった。
恩赦とは刑罰をすべてもしくは一部を許すこと、この恩赦を受けた七面鳥は自然に与えられた命を全うすることになるが、これまでに一体何の罪を犯していたのだろう。
七面鳥の腹に何やかや詰め込んで丸焼きにする罪を犯しているのは彼ら自身では無かろうか。
じっくり考えてみると全く自分勝手な矛盾だらけのアメリカ人なのだが...
マコしゃん、大丈夫?
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# by hanaha09 | 2021-11-26 10:40 | 田舎暮らし | Comments(0)

金型って

金型って何だろう?
屋台でおなじみのタイ焼き、黒光りのする金型に小麦粉を練ったもの、あんこを入れて焼き上がる。
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鯛の形がしっかりと見えないとタイ焼きではない、もちろんあんこが尻尾まで入っていないといけない。
まず、木型でタイ焼の形を作る、これを砂型に移す。
いっぺんに焼く個数やプロパンのコンロに合わせて様々な形が選ばれる。
この砂型には融けた鉄が流し込まれる、鋳物だ。
冷えた鋳物はフライス加工がおこなわれる、より良いタイのうろこや恰好が切り刻まれる。
金型って_b0126549_19551270.jpg
後はテフロン加工などの仕上げが施され、タイ焼き器、つまり金型の完成だ。
これでおいしそうなタイ焼きが何個も何個も出来上がる、金型の成果だ。
この様に金型は1度作ってしまえば、1つの金型から同じ外観・品質の製品を無限に生産できる。
金型はモノづくりにおいては必要不可欠な存在なのだ。
日本には世界に誇れる金型作成技術がある。
以前に聞いたことがあるのは携帯電話の函体、一晩で金型の設計、作成が終わるのだという。
車のプレス金型、焼結金属の金型、アルミ押し出しの金型、プラスティク製品の射出成型金型、まさに工業製品を生み出す母体だ。
今、品質の高い金型が求められるだけではなく、メンテナンスの自動化等のソフト技術が求められていると言われている。
黒光りをするたこ焼きの油引き、竹箒による粕取り、伝統技術のIC化だ。
今日は「タイ焼きの日」では無くて「金型の日」、ガンバレニッポン。



# by hanaha09 | 2021-11-25 19:57 | 田舎暮らし | Comments(0)

世界最古の〇〇本

現存する日本最古の歴史書とされる、古事記、こじき、ふることふみ、ふることぶみといろいろ読み方がある。
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和銅5年(712年)に太安万侶が編纂し元明天皇に献上されたと言われる。
誕生から国造りまで日本創生の神話物語が揚々と語られている。
矛で日本という国を造ったという神様、イザナミとイザナギは人間のかたちとなって、降臨した。
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イザナギは「お前の形はどうなっとるかね?」、イザナミは「凹んでいるところがありまする」、イザナギ、「俺には凸ってるところがあるんで入れてみようかな!」イザナミ「よろしゅうございます」。
ということで大地やその他の神様ををどんどん産んでゆく、そして大地が国が民が生まれていった。
神様が出そろうと、乱暴狼藉を繰り返すスサノオという変コツ神も出てきた。
これに怒った、姉のアマテラスオオミカミは天岩戸に隠れてしまう。
世の中は真っ暗になり困った神々はアメノウズメノミコトに目をつけた。
アメノウズメノミコトはサルタヒコに自ら凹を見せびらかせた露出狂。
胸をはだけてヒカゲカズラの腰巻を凹までずりおろし天岩戸の前で踊りだした。
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これを見ていた神々の怒声で思わず岩戸の隙間から出てきたのはアマテラスオオミカミ、ということでメデタシめでたし。
そのうち、人間と神様が共存する時代になり、神様はいろいろと人間にちょっかいを出した。
美しい娘が厠で用を足しているのを見つけたのはオオモノヌシ、赤い矢になって娘の凹の部位を突き刺した。
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娘はその矢を持ち帰り、寝床の横に置けばたちまち美男子に変身、そしておなごの子を宿した。
娘の親は「結婚もしてないのに何で妊娠?」、娘は事情を話すと「神の子ならそれでよし!」と早々と納得、何とも現代的な娘とその親だ。
その御子は後に神武天皇のお后となった。
なんとも奔放な日本の国造り神話だ。
古事記が世界でも最古の〇〇本と言われる所以である。


# by hanaha09 | 2021-11-24 18:22 | 田舎暮らし | Comments(0)

いただきまーす

11月23日は「勤労感謝の日」、昔は「新嘗祭」。
会社勤めの頃は1年で唯一最高の休日であった、一日大っぴらに酒を飲んで、食って、寝る事が出来る日だ。
当時はバブル期、ウイスキーは「カティサーク」取っ手のついた緑の大びん、棚には「ロイヤルサルート」青、緑、ピンクの陶器の瓶を並べていた。
何しろ1ドル70円ちょっと、飲めや歌えやのジュリアナトーキョーの時代だった、懐かしいねぇ。
時代は代わり、「勤労感謝の日」は子供や母ちゃんのご機嫌をとる一日に成り下がってしまったようだ。
この日は元々が伝統ある「新嘗祭」、その年に神様が与えてくれた恵み、収穫までに関わった多くの人たちの働きに感謝する日なのだ。
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だいたいの日本の家庭では食事の前には必ず「いただきます」と言う。
「いただきます」の語源は「頂く(いただく)」、神様にお供えしたものを食べるときや、位の高い方から物を受取るときに、頂(いただき、頭の上)にかかげたことから使われるようになった。
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日本人は命ある肉や魚はもちろん、野菜や果物にも命があると考えた。
尊い命を授かったそれぞれの食材、取り扱ったヒトたち、調理に携わったヒトたち、その他の関与した多くのヒトたちへの感謝を表すものである。
肉食文化を持つ英語圏では食事の前にはただただ「Shall we start?」とか「Let’s eat!」、フランスやイタリアへ行くと「Bon'appite!」とか「Buon appetito! 」直訳すれば”良い食欲を!”なんて...
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どこにも感謝の”感”の字も無い。
ふるき良き伝統を含む「いただきます」の言葉である、忘れてはならない日本人の心でもある。
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# by hanaha09 | 2021-11-23 10:00 | 田舎暮らし | Comments(0)