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あるちゅはいま日記

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味噌を仕込んだ

味噌は寝かすほど味が出る。
2年ほど寝かした玄米麹味噌がすっかりからっぽ。
まだ1年ほどの白米麹を使った手前味噌をあけて食べた。
どうも田舎くさいこくがない、京料理に出てくるような味だ。
手前味噌は作るたびに味が違う、それぞれが結構おいしいのだが...
今年は材料の調達先を変えた。
大豆は嬬恋村産のJAスーパー特設の直売コーナー、麹は嬬恋村産の白米を使った嬬恋産。
塩は嬬恋村では採れないので赤穂産の「天塩」。
10kg用の材料を買ったが結構物入り、信州味噌メーカーの袋入り味噌を買ったほうが安い。
でも、やめられない手前味噌。
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柔らかく煮てつぶした大豆に麹と塩を混ぜたところ。
今日はちょっと柔らか目、この団子を容器の底に投げつける。
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この加減が味の秘訣、空気の混入具合が発酵の違いになってやってくる。
全部容器に放り込むと最後は平らに伸ばして、塩蓋をつくって終わり。
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後は静かに発酵を待つのみだ。
「医者に金を払うよりも、みそ屋に払え」 これは江戸時代のことわざだ。
『本朝食鑑』(元緑8年・1695年)によると「みそはわが国ではむかしから上下四民とも朝夕に用いた」もので、「1日もなくてはならないもの」であり、「大豆の甘、温は気をおだやかにし、腹中をくつろげて血を生かし、百薬の毒を消す。麹(こうじ)の甘、温は胃の中に入って、食及びとどこおりをなくし、消化をよくし閉塞を防ぐ。
元気をつけて、血のめぐりをよくする」効果があると、したためられている。
昔から農家では、どんな飢饉の時にもみその仕込みだけは欠かさなかった。
たとえ穀類の収穫が減少しても、みそがあれば飢えをしのぎ、健康を守ることができると信じられていたのだ。
味噌パワーで元気が出るゾウ。
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by hanaha09 | 2014-11-30 20:56 | 田舎暮らし | Comments(0)

馬と塩

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小諸市の西にある北国街道海野宿。
信州追分から中山道と別れた4番目の宿場町だ。
寛保二年(1742年)の夏には信州を含む関東一円が大洪水に襲われた。
隣りの田中宿が大被害を受け本陣が海野宿へ移された。
海野宿は伝馬屋敷59軒、旅籠23軒というたいへんな賑わいになった。
大嶋屋、こんな伝馬屋敷の一つに違いない。
店の前に置かれた石の器は大切な馬に与える貴重な塩を盛ってあったものなのだそうだ。
ヒトと同じく馬もミネラルとしての塩が欠かせない。
塩は体液の浸透圧の維持、体液量の調整、食べ物の消化吸収、神経伝達などに欠かせない必須の栄養素。
ヒトはその知恵で塩を集めて加工をするなどでこのミネラルを自由に採れるようになった。
自然の草木には塩を含むものはほとんどない。
肉食動物は動物が取り込んだ塩分を接種できるが草食動物である馬などは塩分の補給が難しい。
特に馬は他の動物よりも大量の汗(約0.7%の塩を含む)によって塩は多く失われるので、運動や暑さに対して塩の要求度は高くなる。
塩が欠乏すると、かいば桶、垣根、排泄物、岩などを舐めたり、かじったりするようになる。
食欲低下から成長不良を起こし、毛並みが荒れてくるそうだ。
重い荷物をしょって一働きの後、この器の塩を舐め舐めしながら目を潤ませる馬の顔が想い浮かんできますね。
当時のヒトは馬とともに貴重な塩を分かち合い、そして寝食を共にした。
各地の街道筋、あちこちには馬をたたえ偲ぶ「馬頭観音」も多くみられる。
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「さくら肉」なんてものは口にすることは無かった。
いろんな発掘場所で見られるのは馬の形そのまま残った骨だ。
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by hanaha09 | 2014-11-29 17:35 | 田舎暮らし | Comments(0)

春の備え

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ヤマハンノキの雄花序だ。
もう春の備え、たくましい樹の営みだ。
春一番に花を咲かせて花粉を振りまく。
杉花粉の何十倍かのアレルギー性を持つといわれる。
幸いにも杉のように植栽数が多くない、悪者にはされない。
ハンノキの仲間は空中窒素の固定能力を有する。
地中に栄養が無くても空気中の窒素成分がある限り栄養としての窒素性有機物の自らの合成が可能なのだ。
ヤマハンノキのハンノキはハリノキが訛ったものだといわれている。
ハリは古語の「墾」または「治」で、ともに「はり」と読み、「開拓」あるいは「開墾」を意味する語として使われた。
名のごとく荒れた土地に優先して繁殖する。
夏の葉には当然窒素分が豊富なので虫たちがやってきてエサにする。
また、枯葉にも含む窒素成分は周りの土地の養分を豊かにする。
厳しい冬の気候で木が倒れたり雪で枝が折れたりするのはまずこのヤマハンノキ。
最短で樹は大きくなるが寿命は短い。
ナラやその他の一般樹種が進出して森林が形成されると自ら消滅していく運命にある。
パイオニア植物と呼ばれている。
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by hanaha09 | 2014-11-28 17:52 | 田舎暮らし | Comments(0)

浅間山が真っ白

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昨日の雨は浅間山では雪だった。
今朝は真っ白け。
このところ浅間の鬼はおとなしい。
火口付近に高温部が認められるものの、火山性地震、火山性ガス、傾斜、GPS測定による地形変化いずれも数年前と比べると著しく低い値を示している。
遠目から見ていても噴煙はそう高くもなく、量もそう多くない。
と、安心していると西の島の新島にはじまり、御嶽山の突然の爆発、今度は阿蘇山が危なくなってきた。
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これはもうマグマ噴火だ。
火山灰を含む噴煙は火口縁上1000メートルまで立ち上り、中岳第一火口の南側には火山灰が約7センチメートルも堆積、こぶし大のスコリア(色の黒い軽石・火山弾)が飛散していることを確認した、ということだ。
火山性微動が時々大きくなっており、地殻変動観測では、GNSS(全地球測位システムのこと・米国が運用しているものをGPSと呼ぶ)連続観測の一部の基線で伸びの傾向が認められている。
マグマが上昇し、山が膨れ上がってきている証拠だ。

平成に入って日本の地殻周りが平穏な時期から活動期に入ったのでは、と論じる研究者たちもいる。
浅間山の「あさま」は古語で「火山」を意味するという説がある。
これは「あそ」に通じて阿蘇山と呼ばれるようにもなったとも言われている。
その昔から「火の山」として人々は畏敬を持って眺めていたに違いない。
2004年の浅間山噴火の際には今朝の撮影地点あたりまで2-5cm大の噴石が飛んできた。
怖いですね。
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by hanaha09 | 2014-11-27 22:22 | 田舎暮らし | Comments(0)

和紙とノリウツギ

17世紀を代表するオランダの画家レンブラント。
「光と影の魔術師」の異名をもつ。
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油絵だけでなく、銅版画でも数多い作品を残した。
レンブラントは繊細な版画の明暗表現のために、普通の紙のほかに、子牛の皮を使ったヴェラムといわれる紙などを用いてあらゆる技法を試した。
中でも「雁皮紙(がんぴし)」をこよなく愛した。
長崎の出島よりはるばる海を渡って運ばれた日本で漉かれた和紙のひとつだ。
「雁皮紙」の表面がなめらかで、インクの吸い取りがよく発色性に優れ、また真っ白ではなく淡い風合いの色がついていたこともレンブラントの心を捉えたようだ。
この特徴を支えたのが奈良末期から平安期にかけて日本の匠たちによって編み出された「流し漉」と呼ばれる抄紙法なのだ。
トロロアオイやノリウツギやサネカズラなどをネリ剤(糊)にして、これを初水(しょみず)・調子・捨て水を微妙に調整しながら漉く日本独自の手法だ。
独特の風合をもった柔らかな和紙の感触は、この「流し漉」による水の含ませ方とネリ剤の微妙な調合具合からでき上がっているのだ。
中でもノリウツギの樹皮から採るネリ剤は漉いた後の紙の引っ付きが少なく抄紙の際の重要な補助剤なのだ。
ノリウツギの樹皮や根を水につけておくと粘液が出てくる。
楮、三俣などの樹皮繊維を水に分散させた中にこの粘液を混ぜ紙を漉きとるのだ。
このノリウツギ、このあたり一面に自生、夏にはアジサイ様の真っ白な花を咲かせる。
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冬になれば花は自然の造花になる。
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浅間高原の一つの自然の風景だ。
この素晴らしい和紙製造技術、今夜にもユネスコの無形文化遺産に登録が決定する段取りになってるそうだ。
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by hanaha09 | 2014-11-26 21:35 | 田舎暮らし | Comments(0)

アメリカミズリー州

アメリカのミズリー州ってどこにある?
私も含めてたいていの人はわからない。
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同州を代表する都市はミシシッピ川に面するセントルイス市、開拓時代より西部への玄関口だ。
ヨーロッパからの移民の影響を強く受けており、現在でも当時の教会や町並み、風土が多く残されている。
この州の州都ファーガソン市で起こった事件の波紋がいまアメリカ全土を襲っている。
無抵抗とみられる黒人少年を白人警官が6発もの銃弾を撃ち込んで射殺した。
この事件を司る大陪審で白人警官の不起訴が決まったのだ。
これは黒人差別だ、ということで全国的な抗議活動となった。
資本主義の最先端を突っ走るアメリカは、「米国では5%の人口が60%の富を独占しているという(世界銀行調査による)」、もちろんこの5%はほんの一握りの白人だ。
黒人の失業率は10%を超えるという調査結果もある。
貧富の差が拡大すると、必然的に貧しい人たちがどんどん増えてくる。
その人たちの社会に対する恨み、ねたみの感情、失望感が臨界点に達すると、社会の大混乱が起きしまうのは日本でも歴史が証明している。
アメリカでは、その騒乱を見越してなのか、警察の重武装化が進んでいるそうだ。
これも騒動が大きくなってしまう一つの原因だ。
さて、日本では大丈夫なのだろうか?
最近では若年層の正社員率が下がり、徐々に所得格差は開き始めている。
まだ日本の格差がアメリカなどと比べて小さいのは、各種の社会保障制度が富の再分配の効果あげているからだ。
しかし、消費税増税の先送りもあり1000兆円を超える財政赤字でこの制度の見直し、また悪くすれば破たんもこの先におぼろげにも見えてくる。
日銀の金融緩和策効果で、円安となったが、物価が上がり、また輸出が伸びると思われたが全く伸びていない。
もう利益を上げることのできる主要企業の事業主体は海外にシフト、日本国内にはないのだ。
このままでは富がすべての人に公平に行き渡るとは考えられない。
今のアメリカミズリー州と同じ状況にいつ陥ってしまうかわからない。
さて、日本人の知恵はいかに...
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by hanaha09 | 2014-11-25 23:56 | 田舎暮らし | Comments(0)

野沢菜を漬けた

長野といえば野沢菜、「信濃では雪とコタツとお葉漬」といわれるように、寒くなればなるほど、美味しくなるのが野沢菜漬け。
野沢菜は野沢温泉村の健命寺のご住職が、宝暦6年(1756年)に京都遊学の帰途、「天王寺カブ」を持ち帰ったのが始まりと言われている。
信州では、なぜかカブには育たず、葉と茎のみが大きく生育してしまった。
秋の初めに種をまく。
霜が降りると大きく育った葉っぱは少し紫色になる。
これは野沢菜に甘味が増してくる証拠。
地震の近くの霧深い飯山周辺の千曲川沿いが最もおいしい、といわれているが今回は小布施のJAスーパーで買ってきた。
信州では各家庭それぞれに野沢菜漬けレシピがあるそうだ。
我が家のレシピはいい加減、塩は野沢菜に対して2%位、大きな野沢菜に万遍なく生き渡せるのはなかなか難しい。
塩ふり3年といわれている、もう4-5年は続けているのでそろそろ達人に近くなったかなぁ。
あとは重石をする前に味噌少々、焼酎にみりん少量、鰹出汁の素を混ぜて上からかける。
唐辛子を忘れてたのでこの後から小口に切ったのを振りかけた。
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一月ほどでシャキシャキ野沢菜漬けがカンセーイの予定。
昨年は春まで置いた古漬け、発酵しすぎてドロドロになってしまった。
今年は早く食べることにしよう。
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by hanaha09 | 2014-11-24 22:59 | 田舎暮らし | Comments(0)

オクタコアタブレット無残

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車の座席の間のアームレストに置いてたら、横に座ったお妃が太腕を置いて押しつぶしてしまった。
ウンともスンとも言わない。
お試し価格ではるばる中国大陸から送られてきた最新型のオクタコアだ。
発売前から予約をして1月半かかって手に入れたお気に入りだった。
朝目が覚めると、布団の中でsmartnewsを閲覧、その後連続テレビニュース、これに飽きたら2チャンネルを一読。
たまにはbosanova専用のFMラジオを聴きながらまた一眠り。
FHD画面で動画は薄型テレビ並み、ナビに山カメラに星空観察、アプリもとってもお気に入り。
そろそろSIMカードも安くなったので乗せようかなと思ってたところだ。
ただのゴミ屑になってしまった中華タブレット、一万円札が何枚か天に昇っていく光景がまぶたに浮かんできましたねぇ。
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by hanaha09 | 2014-11-23 17:54 | 田舎暮らし | Comments(0)

草津白根山

今年6月の初めに噴火警戒レベルが1から2へ格上げされた草津白根山、いまだ警戒レベルはそのまま冬場に突入した。
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白根山火口にある湯釜、数年前から側壁の温度が上昇。
いつ噴火を起こしても不思議ではない、と言われていた。
くわえて火山性微動が観測された。
火口から半径1kmは立ち入り禁止となった。
困ったのは草津温泉と志賀高原を結ぶ観光道路である国道292号線、およそ1kmにわたってこの規制区域内に入ってしまう、よって通行止。
夏の観光シーズンに向けてこれではたまらないと昼間だけは通行可、その代り停車・駐車はダメ、ひたすら走ってけ、と。
11月に入って、火山性微動は収まったものの、火口付近の温度が下がる傾向もなく、GPS観測でも地殻の膨張が観測されている。
火山性ガスの発生も確認されいまだ警報レベルは維持されたままだ。
草津白根山は明治時代の度重なる噴火で緑の山は広陵とした荒れ地になってしまった。
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最近では1987年(昭和62年)には湯釜火口の噴火により噴石が550m地点まで落下、1997年(平成9年)には噴気突出、水柱を観測している。
硫化水素ガス、亜硫酸ガスによる事故も何回か発生。
君子危うきに近寄らざること...
なんてしたためていると携帯の緊急地震速報と同時に地震の揺れがやってきた。
自然の力にヒトの知恵なんて到底及びません。
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by hanaha09 | 2014-11-22 22:54 | 田舎暮らし | Comments(0)

ポップコーン

明日からは3連休、なんでこんなに休みが多いんだろうね。
休んでばっかりでは給料が上がらんのも当たり前。
で、ふたごがあそびにやってくる。
税金、介護保険料、医療費で年寄りの懐具合は寒々しくなるばかり。
お金のかからない「おやつ」、手創りポップコーンが最適と考えた。
ポップコーンは一袋200円、これだけあれば食べ盛りのふたごにも十分。
今日はためしに作ってみることにした。
まずアルミフォイルで鍋に代わる入れ物を作った。
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ポップコーンを30g、サラダ油少々、塩一つまみ、フォイルの上をつまんで蓋にした。
後は木にアルミフォイルを括り付けてたき火で加熱した。
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しばらくするとポンポンと爆裂音。
音がしなくなると出来上がり。
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と、思ったら底の部分は真っ黒けに焦げてしまった。
アルミフォイルの入れ物の再考が必要ですね。
このポップコーン、普通夏に食べるスイートコーンでは爆裂しない。
皮が固い爆裂種でなければポップコーンにならない。
この皮が食べた後に歯にはさまり、イライラ。
歳はとりたくないですね。
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by hanaha09 | 2014-11-21 18:45 | 田舎暮らし | Comments(0)