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あるちゅはいま日記

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ヒオドシチョウ

またまた蝶がやってきた。
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図鑑で調べると「緋縅蝶」、これは読めない。
ヒオドシチョウと読むそうだ。
この名は、戦国時代の武具「緋縅」から付けられたそうだ。
これはわからん、緋縅とはなんだ。
鎧(よろい)の「縅(をどし)」の一つ。緋色(=燃えるような赤色)の革や組糸を用いたもの。
まだわからん、縅とは?
日本の小札(こざね)式の甲冑の製造様式で、小札板を革や糸などの緒で上下に結び合わせたものだそうだ。
益々わからん、小札とは何ぞやというと...甲冑を形成するための根本的な材料を小札(こざね)と呼ぶそうだ。
理解をやさしくするのはこの緋縅の写真。
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ところがまた疑問。
緋色とは燃えるような赤のはず、この緋縅もこのチョウの色もどう見ても黄色に近い。
日本の伝統色の解説によると「茜染めの最も鮮やかな黄みの赤を指して緋色と呼ぶ。また、黄色で下染めをして上から紅染めした色も、緋色と呼ばれる」ということでようやく納得。
このヒオドシチョウ、非常に気の荒いチョウで、縄張りに侵入するチョウには容赦ない攻撃を加えて追い払うという。
空中で体当たりを行いながら戦うそうだ。
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中世の武士たちを思い起こさせる名前のとおりのチョウなのだ。
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by hanaha09 | 2014-08-31 18:29 | 田舎暮らし | Comments(0)

シラヒゲソウが咲いた

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シラヒゲソウが咲いた。
これも実生で育てた苗をいただいたものだ。
昨年も咲いたが今年の花はきれいだ。
15cmほどの背丈、真っ白な花弁の先っちょが細かく裂かれている。
これを見てじいさんの髭みたいだということでこの名がついた。
この花に近づいて、じっくり覗いてみるとなんだか変。
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おばけのQ太郎のくちびるみたいなのが雄しべの葯(雄しべの花粉を入れる袋)、これが伸びてきたのが真上にある雄しべ。
下にある薄黄色のおしりのかっこうをしたものはこれからQ太郎のくちびるになって伸びてくる雄しべ。
だいたい開花後一日ごとに5本ある雄しべが伸びてきて花粉を振りまくそうだ。
5本がすべて伸びた後に真ん中の白い柱頭の先が割れて受粉が出来る雌しべになる。
雄しべと雌しべの成熟時期をずらして自家受粉を巧妙に避けているのだ。
優秀な種を残そうと考えたすごい作戦だ。
さてさて、その周りにある黄色のピンクレディが頭に着けてるような物体はなんだ?
仮雄しべというそうだ。
退化して雄しべで花粉生産能力がもうなくなったものだそうだ。
その変わり、きらびやかなタマタマで虫たちを誘うのだ。
おまけに根元から蜜を出しているそうだ、アリがやってきてなんかなめている様子が見える。
髭も白くなったシラヒゲソウの雄しべ、まだまだ頑張っているんですね。
花粉も枯れたわが身を想い、頭を垂れるのみ...
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by hanaha09 | 2014-08-30 11:46 | 田舎暮らし | Comments(0)

これは「シカ」...

夏休みにやってきたふたごたちからクレームが出ていた。
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5年ほど前に作った薪材にもらった白樺の切りっぱなし「カモシカ」だ。
長年の風雨には耐えきらず頭の部分が腐って落ちてしまっていた。
前から直そうと思っていたがすでに半年以上も放りっぱなしだ。
久しぶりに雨も止んだので新しいのを作ってみた。
先日より白樺の材料を拾ってきてたのだ。
山の生活はこういうのがあちこちで拾えるので楽ちんだ。
のこぎりでゴシゴシ、足はコースレッドで引っ付けた。
頭の部分を取り付けるのはダボを2個打ち込んだ。
5年前は親子2頭だったがもう面倒なので1頭だけだ。
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立派な角を付けたので可愛いのが出来た。
これは「カモシカ」ではない「シカ」となった。
このあたりでは近頃シカをよく見かける。
シカ肉はうまい、生姜醤油で食べる刺身が良い。
吾妻川を下った岩櫃にある蕎麦屋でよく食べた。
こちらへきて鹿の皮をもらった。
おくさまは夢に出ると押入れの奥深くにしまったままだ。
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by hanaha09 | 2014-08-29 18:30 | 田舎暮らし | Comments(0)

バタフライ

今年は蝶々がよく飛んでくる。
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図鑑で調べると「スジボソヤマキチョウ」に間違いない。
九州、その他各県で絶滅もしくはそれに準ずる危惧種に指定されている。
翅に見える筋が細い(よくわからん)ので「筋細山黄蝶」と書く。
地上にとどまって吸水をしているらしい。
山に生息する蝶で、夏には暑いので夏眠するそうだ。
どこで寝てるんでしょうね。
暑い夏は寝て過ごせ、そして冬にはまた冬眠をする。
なんとも優雅な蝶だ。
でも、厳寒期を乗り越えたこの蝶は翅はボロボロ、色もすっかり茶色に変わってしまうらしい。
イギリスの博物学者がこの蝶と同じ仲間の「ヤマキチョウ」見てButter-colored Fly(バターの色をした虫)と叫んだらしい。
そして、蝶は英語で[butterfly」となった。
雄の「スジボソヤマキチョウ」が翅を広げた。
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これはたしかにバターの色だ。






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by hanaha09 | 2014-08-28 19:52 | 田舎暮らし | Comments(0)

食文化の理解??

またまた食文化の話題。
バンコックにいるころ、月に2回程ベトナムのハノイに出かけていた。
あるとき仕事先のベトナム人の兄ちゃんから「ドックを食べに行こう」とさそわれた。
この兄ちゃんにはドースン海岸のいかがわしい所に連れられて行かれたことがあるので要注意だ。
以前に市場でイヌらしきものが高く積まれていたのを見かけたことがあるのでなんとかかんとか断った。
説明によると月(太陰暦)の後半に食べて「運」のつきをよくするらしい。
年間500万頭ものおイヌ様が犠牲になるらしい、徳川綱吉が聞きつけたらひっくり返りそうになる話だ。
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イヌでびっくりしていたのではすまない。
ネコも「小さな虎」といわれてにんにくと炒めてビールのおつまみだそうだ。
一応禁止されているとはいえあちこちのネコが行方不明となるらしい。
イヌと違って月(太陰暦)の初めに人気が出るらしい。
と、思えばベトナムだけの話では無い。
ヨーロッパはスイスの農村でも普通に食べられるらしい、うまいのだ。
ヨーロッパの大戦中には「屋根のうさぎ」と呼ばれて戦時の飢えをしのいだらしい。
かの日本捕鯨大反対のオーストラリアでもアボジリニーはネコを焚き火であぶり焼きにしてしまうらしい。
千葉県に住んでた時にはスーパーで平気でイルカの肉が売られていた。
料理法は醤油で漬け焼きにした、クジラをあっさりしたような味で酒のつまみに絶品だった。
シーシェパードのお姉さんに見つけられたら締め上げられるところだ。
食文化とはなかなか一筋縄にはいかない難しい問題だ。






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by hanaha09 | 2014-08-27 17:03 | 田舎暮らし | Comments(0)

タイの食卓を支えるクロントイ

食文化の続きだ。
6年ほど前に2年間と少しバンコックで過ごした。
バンコックはタイ王国の首都、人口は820万人を超える。
それよりも観光客の数がとてつもなく多い。
年間1000万人を超えるそうだ。
なぜなら物価が安い、それに夜になれば性都してギンギラギンに輝くのである。
こんなメガロポリスの胃袋をささえるのがクロイトン市場、TOKIOの築地市場のようなもの。
そして、いつも赤シャツ、黄シャツのデモ隊がぶつかるところだ。
今日は6年前のクロイトン市場のご紹介。
まずはタイ王国民の大好物の鶏、生きたニワトリのかごの上に丸抜きの鶏肉...新鮮そのものだ。
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豚肉は足から頭から内臓まで種類たくさん。タイ料理の奥深さがうかがえます。
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精肉売り場ではうら若きお姉さんが包丁で勢いよく鶏をぶった切り。
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精肉売り場ではうら若きお姉さんが包丁で勢いよく鶏をぶった切り。
名前もわからない魚、多分チャオプラヤ川で採れた淡水魚もぶった切り。
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野菜もバナナもパイナップルもドリアンも山盛り。
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これが一日で売りさばかれる量なんでしょうかね。
タイ王国民の元気さも理解できてきます。





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by hanaha09 | 2014-08-26 15:38 | 田舎暮らし | Comments(0)

食文化

このところ毎日の食卓は野菜ばかりだ。
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キャベツにはじまりきゅうり、なす、大根、ピーマン、三度豆などなど、どれもおいしい。
嬬恋村にやってきてから6年余り、お知り合いが出来るとあちこちから採れたて野菜をいただく。
時には玄関の前にどっさとキャベツが置かれてる時もある。
台所の片隅に山盛りになることもあるが、とてもありがたいことで絶対捨てることは許されないのだ。
欧米人と比べると日本人の腸は3割ほど長いそうだ。
野菜、米のような植物繊維から効率的に栄養を吸収できる体質が備わっているのだ。
第二次世界大戦時、日本には多くの欧米人が捕虜として収容されていた。
終戦を迎え釈放された捕虜の多くは「捕虜虐待」を訴えた。
それは、「収容所では木の根・黒い紙・腐った豆を食べさせられた」という内容だった。
よくよく調べてみると木の根はごぼう、黒い紙は海苔、腐った豆とは納豆のこと。
日本に来てたフランス人は海苔が苦手の様だった、巻きずしの海苔をはがして食べてた。
それと活魚料理もお気に召さなかったみたい。
目の前のいけすで泳いでいた鰯が刺身になって出てきたときにはもう涙眼、箸が出ない。
このフランス人、お国に帰れば切り刻まれたウサギ、カエルにはじまりカタツムリまで食べてしまう。
肉ばかり食べてると大腸がんの発症率は多くなるそうだ。
だから最近は欧米人のスターなんかはやたらと菜食主義者が多い、ブームなのだ。
菜っ葉ばかり食べてる嬬恋村の今日この頃だが...
あんまり長生きしすぎても困るんだなー。











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by hanaha09 | 2014-08-25 15:35 | 田舎暮らし | Comments(0)

ヴェネッツイアの森

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40年以上前になる。
パリを夕方に出て南へ走る走る、真っ暗なシンプソントンネルを超えてヴェネッツイアに昼ころついた。
お金もなかったのでアフリカの兄ちゃんと肩を並べて狭いおんぼろバスに乗って行った。
このジブチ国から来た兄ちゃん、その後政府の高官になったそうだ。
ヴェネッツイアは森の無い街だ。
しかし、この町をさかさまにひっくり返せば森が出来る、とも言われる。
ヴェネッツイアの街には海中に大量の木が打ち込まれているのだ。
建設を進めたヴェネッツイア共和国政府はまず水路を決めて運河を作った。
この運河が今も多くの観光客を集める目玉となった。
共和国政府のすごいところだ、実はこの運河は下水道を兼ねているのだ。
現在もヴェネッツイアの街には下水道が無い、土地に勾配が無いので下水道をつくっても流れていかない。
運河に流れ出た汚水は潮の満ち引きですっかりきれいに流されていくのだ。
ゴンドラに乗った恋人たちはカンツオーネを聞きながら下水道めぐりをやらされているのだ。
この運河の両岸には直径20cmほど、長さ2-5mのカラマツやカシの木杭がすきまなく海底の固い粘土層へ打ち込まれているのだ。
その上に木の厚板を何層も重ね合わせた。
木の杭、木の板は海水につかったままなので腐ったりはしない。
そして、その上に海水に強い石を海水面上まで積み上げ建物の基礎とした。
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いくたもの地震もあった、シロッコという台風も来た、ナポレオンの襲撃もあった、それでも1000年以上にもわたる長い歳月をこの都市は耐えてきたのである。
海中であろうがさかさまであろうが森は人が自然とともに生きていくには大切なものだ。
広島の山崩れももっと森が豊かであれば防げたかもわかりません。
それにしてもウェネッツイアではなぜこのような海上都市の建設が必要だったのだろうか?
陸地だと敵に攻め込まれやすい。
海からの攻撃には浅瀬で守られる。
石造りの建物は大火災に強い。
あとは潮の流れが速いので汚水は素早く流れ去り清潔なのである。
よって疫病からも守られる。
1000年以上も前によーく考えられたものです。





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by hanaha09 | 2014-08-23 17:34 | 田舎暮らし | Comments(0)

じゃ香の香り

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十年ほど前に通販で時計を買った。
もうボロボロで見る影もないが文字盤には♂と♀が組み合わさったロゴが見える。
今まで知らなかったが...かの有名な香水の「MUSK」ブランドが腕時計も発売しているのだ。
このブランドには偽物が無いそうだ。
本物ブランドが十分に安いので偽ブランドを作ってもちっとも儲からないからだそうだ。
香水のほうの「MUSK」は動物性香料の代表的なもので香水の王者だ。
ネパールやヒマラヤ周辺に小柄なジャコウジカ(麝香鹿、musk deer、シカの一種)という小さい弱々しいシカが生息している。
このシカの睾丸からじゃ香と名付けられた香料が得られると噂されているがこれはウソ。
ジャコウは英語ではマスク(musk)、これはサンスクリット語の睾丸を意味するムスカ(muska)が語源になってる。
が、じゃ香は睾丸ではなく、臍と陰茎の間にあるジャコウ嚢から抽出されるのだ。
そして、このジャコウ嚢から取り出され、抽出されるじゃ香の香り成分の一つがムスコン (muscone)。
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ジャコウ嚢のある場所といい、形カッコウといい、香り成分の名前といい、ウソが独り歩きするには当然すぎる。
じゃ香、マスクは♂だけが持っている、その香りが♀を引き寄せるのだ。
マスクの♀シカへの効果は抜群。♀のシカどころか人間さえもセクシーな気分にさせる不思議な力がある。
と、古来より伝えられている特別な香料だ。
これが甘美で、秘められた♀の興奮を目覚めさせる・・・媚薬的な香り、まさにアラビアンナイトの世界だ。
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これは高峰山の山頂付近に咲いていた「イブキジャコウソウ」。
名前のとおりじゃ香の香りのする山野草だ。
今が花の最盛期、近くに立ち寄るだけでも香りがする。
ちょっとつまんで鼻に近づけるとすごい香りだ。
"これがじゃ香の香りだ、すごいだろう"と一緒に山を極めたおくさまに。
"なんにもにおわないよー"。
"丸めて鼻に詰めておけー"と私。
昔はもちょっとイロケがあったと思うんですが...
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by hanaha09 | 2014-08-22 15:25 | 田舎暮らし | Comments(0)

山百合が咲いた

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ヤマユリの花が咲いた。
球根を植え付けたのではない。
実生から育てた苗を2年ほど前にいただいて育てたものだ。
冷蔵庫でしばらく越冬させた種を植えて2年ほど育った苗をいただいた。
それから2年ほど、冷蔵庫時代を入れて5年目にしてやっと咲いた花だ。
ただ1輪だけだがあたり中ににおいを漂わせる百合の女王だ。
山に生えるからヤマユリ。
日本原産の百合だ。
東日本を中心とした本州に自生する。
最近ではだんだん少なくなってきているそうだ。
数日前のニュースでは...
会津若松市の公園に自生していたヤマユリの球根320個がごっそり掘り取られていってしまったそうだ。
このヤマユリの球根は心臓を守る薬膳料理の材料になるのだ。
球根は苦味が無く、鱗形も大きい。
一番おいしく滋養効果が高い。
乾燥したものを「百合(びゃくごう)」と呼びヒステリー、不眠のほか呼吸器系疾患に効果がある。
また含まれるカルシウム、ビタミンB6,Cは骨太効果に細胞の新生に役立つ。
320個もの球根を持ち去った人、長生きしそうですね。






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by hanaha09 | 2014-08-21 16:21 | 田舎暮らし | Comments(0)