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あるちゅはいま日記

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タチツボスミレ

「山ぶきの咲きたる野辺のつぼすみれ
         この春の雨にさかりなりけり」
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万葉集に歌われたつぼすみれ、今でいうタチツボスミレ。
壺とは内庭のこと、どこにでもある庭に咲くスミレのことだ。
牧野富太郎氏の著によれば、花は率直に言えば生殖器だそうだ。
花はまことに美麗でかつ趣味に富んだもので動物の醜い生殖器とは雲泥の差がある。
しかし、その役目は自分の子孫を継ぎ、種族を絶やさぬことに全力をそそぐことなのだ。
花の表面に現れる美を賞観して楽しむだけでなく一掬(ひとすくい)の涙があってもよいではないか、と。
春に咲くスミレの花が実を結びタネを作るためには、虫の手助けが必要で、100%成功するとは限らない。
しかしこの花の後にできる閉鎖花(蕾のまま身を結ぶ花)は閉じた花の中で自ら受粉するので、確実にタネを残すことが出来る。
より多くの、確実なタネを残すシステムを作り上げていいるのだ。
そして、そのタネは細長く、熟すと上を向いて3つに裂けて広がり水平になる。
3つのそれぞれの棒状の中には5個~6個のタネが乗っていて、時間がたち乾燥すると棒が縮んでタネが弾き飛ばされる仕組みになっている。
かなり遠くまでタネを飛ばすことが出来るのだ。
また、タネにはアリの好む成分(軟肉)がオマケの様に付属されていて、アリが見つけると巣に運んで行く。
巣の中でオマケをかじり取ると、タネは巣の周囲に捨てられる。
巣の周囲はアリにより巣穴から運ばれた柔らかい土などもあり、発芽には最適な状態である事が多いという。
本当にすごい生き残りの執念だ。
ひとすくいもふたすくいも涙が出てきそうだ。
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by hanaha09 | 2013-05-31 10:34 | 田舎暮らし | Comments(0)

原木しいたけ

このあたりはやはり気温が低め、原木しいたけが今年は本格的に出てきた。
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5年前にしいたけ菌の種駒を打ち込んだものだ。
苦節5年、一時はこの種駒を買った某ホームセンター(ここで買った菌はしいたけが出てこないといううわさがあった)を恨みに思ったこともあった。
冷蔵庫にいっぱい収穫ができて、一部は乾燥シイタケにした。
ニコニコであるが...
「のど元過ぎれば熱さを忘れる」のことわざ通り、すっかり放射性セシウムもどこか頭からすっ飛んでいた。
実は群馬県では高崎市、沼田市、渋川市、富岡市、中之条町、高山村、東吾妻町、みなかみ町地区からの乾燥シイタケ(菌床栽培を除く)、沼田市、嬬恋村、東吾妻町、高山村、安中市、長野原町、みなかみ町の野生のキノコは出荷制限がかかったままだ。
それに付け加え、渋川市のタケノコ(マダケ)、旧倉渕村の野生のタラの芽も出荷制限。
群馬県全域ではイノシシ、クマ、シカ、ヤマドリの肉類も出荷制限。
嬬恋村産のレタス、エノキタケ、ヤマメ、ニジマス、ギンヒカリは5月時点でセーフ。
ずっしりと重い、原発事故の後遺症です。
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by hanaha09 | 2013-05-30 09:03 | 田舎暮らし | Comments(0)

チョモランマ

80歳という高齢で世界最高峰を征服した三浦さん。
テレビの映像を見ると登山風景がなんだか昔の殿様の行列みたいに見えたのですが...ちょっと失礼かな。
今から60年前の5月29日、世界で初めてヒラリー、テンジンの二人がこのチョモランマ(その当時はエベレストと呼ばれていた)の登頂に成功した日だ。
標高が8848m、古い古い昔のゴンドワナ大陸の一部がユーラシア大陸とぶつかり盛り上がってしまったヒマラヤ山脈の最高峰だ。
石灰岩やドロマイトでできており三葉虫などの化石が見られるそうだ。
見たこともないし、想像を絶する山だ。
そのように、エベレスト登頂は昔から登山家の“勲章”だ。
だが、登頂の初成功以来、すでに4000人近くが登頂に成功したそうだ。
ナショナルジェオグラフィックに紹介された、昨年の5月25日の山頂近く標高8230m付近の光景。
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登頂するにはネパール政府に数百万円の登山料の支払が必要だそうだ。
ガイドを雇った"お客様登山"には一千万円ほどかかることもあるらしい。
登山道は登山者の残したゴミや汚物だらけで目を覆いたくなるほど、と。
回収できない谷底に酸素ボンベなどのゴミを放り投げていくケースもあるらしい。
そして、素人登山者の遭難も後を絶たないといわれている。
これは我が家の庭の光景。
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チョモランマの山容に似てませんか?
5歩で登れるし、登山料もいらないし、ゴミも落ちてません。
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by hanaha09 | 2013-05-29 10:37 | 田舎暮らし | Comments(0)

岩鏡

全国で見られる山野草だそうだ。
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イワカガミ(岩鏡)だ。
岩に張り付くように根を伸ばす。
そして、冬場には厚手の葉が赤黒く、表面に光沢が見られる。
古代の銅鏡のように見えることから岩にある鏡と見たてて名がついた。
引っ張ってみると結構長い根でどんどん周りに勢力を伸ばしていく。
この山に来て初めて知った山野草だ。
庭の岩に引っ付いていたこのイワカカガミを家の基礎工事のおじさんが教えてくれた。
「これは貴重だ、大切に育てなければ...」。
ところが一時は消滅寸前だった。
と、いうのはこのイワカガミの群落にシダの葉が伸びてくる。
これをそのまま放つておくとイワカガミは陽陰になってしまう。
これが原因、それから事あるたびにシダをむしって陽が当たるようにした。
見事復活した岩鏡の群落。
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春二番目くらいに咲くピンクの小さな花、手をかければかけるほどかわいらしいものです。
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by hanaha09 | 2013-05-28 17:28 | 田舎暮らし | Comments(0)

スズラン

これは野生のスズラン。
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山の中の庭ではこんなのが見られるのだ。
別名が「谷間の姫百合」。
姫のごとき、清楚ないでたち。
だが、全草に毒性物資を持つ、特に花に多く含まれる。
血圧低下、心不全、心臓麻痺を引き起こす。
フランスでは5月1日にスズランの花を贈る習慣があるそうだ。
シャルル9世が「幸せをもたらすもの」として近親者にスズランの花を贈ったのが始まりとのことだ。
「幸せをもたらすもの」、日本語でいえばお守りだ。
世界は広いものでいろいろ、毒は毒でもって制するということなのだろうか。
そういえば、フランス語でスズランは「muguet」。
これと同じ姓を持つちょっと気取ったフランス人がいた。
刺身についてる「わさび」の塊を丸々そのまま食べ、立ち上がって叫んでたのを思いだした。
こちらは血栓予防、食欲増進、殺菌作用...心臓麻痺の心配はない。
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by hanaha09 | 2013-05-27 23:54 | 田舎暮らし | Comments(0)

しゃくなげ園

嬬恋村のシャクナゲ祭りがはじまった。
浅間山の山麓、標高1500mあたりに広がるシャクナゲ園。
近くでシャクナゲの実生栽培に成功した方の寄付により出来上がった大シャクナゲ園地だ。
樹齢が30年、50年といわれるシャクナゲの株、その数公式には15万株。
中には30万株といわれる方もいる、これはおらが村自慢で膨れ上がった数?
誰も数えたことが無いので...
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浅間山のふもとで花を咲かせる花の女王、シャクナゲ。
今年は4月末の大雪のためか花が遅い、それにまばらに咲くのでもう一つあたりは花一面というわけにはいかない。
昨年も霜が降りて花がだいぶ痛んだ。
地元上毛新聞に掲載された写真があまりにも見事だったため、訪れた方ちょっとがっかり。
今年訪れた方も「あれあれ...」と。
しかし、花の女王にも負けない景色がここから望まれます。
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浅間山から振り返ると嬬恋村を一望。
その先には四阿山、元白根山の日本百名山。
遠くにはまだ雪の残る谷川連峰、日光白根山、男体山の山影も望むことができます。
花が見られなくても、きっとこの嬬恋村の景色で満足されることでしょう。
でも、残念なのは園内のあちこちにあるタラの木。
芽が全部もぎ取られてまる裸、山菜の王様が哀れな姿になってました。
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by hanaha09 | 2013-05-26 15:30 | 田舎暮らし | Comments(0)

石垣を作った

このところ雨も降らず快適な天気が続く。
小鳥が歌い、蝉が鳴き、新緑の間を風が渡っていく、もっとも素敵な時間だ。
今年はハンモックを出しっぱなしだ。
このところあちこちから山野草をいただく。
畑の横っちょに煉瓦で区切りをして植えていたがちょっとお粗末。
裏山から浅間溶岩を拾ってきて積んだ。
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石垣というほどに立派なものではない。
使った溶岩はこのあたりでしか見られない「板目石」というものだ。
浅間山から流れ出た熱い溶岩が冷え切らないうちに大規模な土砂なだれで大きな力を受けた。
パン生地を練るように層状になってしまった。
そのう地に冷えてくると溶解度の関係で溶岩中の水蒸気、ガスその他の成分が溶岩から分離された。
そのガスの圧力で層状の組織の間が膨れ、すきまができた。
というのがこのクロワッサンのような溶岩のでき方と想像する。
実はこの溶岩のすきまに盆栽を作りたかったのだ。
楢、カラマツ、もみじ、ツツジ、その他の実生の苗が庭のあちこちに出てきている。
夏になり草と一緒に刈り取られるのはさみしいので、これを石垣の間に植えたかったのだ。
何年かかるか全く不明だが挑戦。
年よりの冷や水といわれそうですが...
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by hanaha09 | 2013-05-25 15:06 | 田舎暮らし | Comments(0)

深山桜

おだやかな香りで、 口に含んだ瞬間広がる甘味と酸味のバランスが絶妙。
冷やして、またはぬる燗がおすすめ。
長野県原産地呼称管理委員会認定品。
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佐久にある酒造会社の宣伝の片棒を担ぎました。
残念ながらまだ飲んだことはない。
この深山桜の名前の元祖、ミヤマザクラの花が咲いた。
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深山桜は名前の通り山の深い場所に生える、暑い場所より涼しい場所を好む。
そして花が咲くのがとても遅い、今頃。
葉が出た後に花は上を向いて咲く。
下から見上げたのでは花がよく見えない。
山に住んで初めて知ったこの純白な、控えめな、小さな清楚な花。
一番好きな桜の花のひとつだ。
そして、この花もしたたかな生き残り策を持っている。
ソメイヨシノに代表される日本の桜の花は風媒花だ。
風によって花粉を撒き散らす。
深山桜は虫媒花だ。
虫たちに花粉を運んでもらって生き残りを図る。
緑の葉に隠れた虫たちは天敵である鳥たちに攻撃されにくくなっているのだ。
自然の仕組みには何度となく驚かされるばかりです。
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by hanaha09 | 2013-05-24 20:28 | 田舎暮らし | Comments(0)

天気が良いのでドライブ

少し気温が高かったが湿度が低い。
とっても快適な気候で心ウキウキ、軽井沢までのドライブを。
鬼押しハイウエーの料金所を通過して、どんどん南へ上り坂。
ここはもう国立公園、芽吹きの緑がきれい。
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以前冬場に大きくスリップしたカーブに差し掛かると鬼押し出し園。
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まだまだ登ると六里ヶ原。
浅間山が右手に見える。
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六里ヶ原を過ぎると長野県。
また料金所。
このあたりが標高1400m、冬にはいつも最低の気温を示す場所。
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分水嶺を超え下ると万山望。
雪の降る週末には都会からやってきた車が登りきらずによく止まってしまう難所。
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中軽井沢に入ると緑のトンネル。
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下りきると、昔には飯盛り女でにぎわった中山道沓掛宿。
今はシャッター通りになってしまった中軽井沢駅前商店街。
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日本ロマンチック街道国道146号線はここで終わり。
嬬恋村に住民登録をすると鬼押しハイウエーの通行券をもらえる、タダみたいなもの。
軽井沢へ行くには毎回観光気分なのです。
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by hanaha09 | 2013-05-23 23:11 | 田舎暮らし | Comments(0)

シラネアオイが咲いた

昨日はカッコウが鳴いたと思ったら今日は春ゼミが鳴きだした。
季節は駆け足どころか100m競走みたいに疾走してゆく。
頭の白髪が少なくなっていくのも脱兎のごとくだ。
昨年に実生栽培の「シラネアオイ」をいただいた。
この冬の寒さで消えてしまったかな?悪いことしたな、と思っていたらほんの1週間前に芽が出てきた。
あれよあれよという間に葉が出て蕾が出て花が咲いた。
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ほっと一安心とこの花のパワーには驚きです。
昨年の花は2つだったが今年は3つ咲いた、上出来だ。
群馬県では準絶滅危惧種に指定されている。
栽培の難度は高く、寄り深い山にのみ育つといわれる。
「高嶺の花」と称される。
白い花がまれにあるそうだ。
この株は1株が5,000円、末端では1万円の根がつく「高値の花」だそうだ。
今年は「高嶺の花」の実生栽培に挑戦してみよう。
近い将来はシラネアオイ御殿が建つだろうか、まず駄目だろう。
もう残された年は少ないのだ。
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by hanaha09 | 2013-05-22 18:38 | 田舎暮らし | Comments(0)