ブログトップ

あるちゅはいま日記

hanaha09.exblog.jp

<   2012年 03月 ( 31 )   > この月の画像一覧

年度末

福寿草の花がにょこにょこと出てきてました、軽井沢の湯川のほとりです。
b0126549_11101615.jpg
3月は年度末ということで薄型テレビが大バーゲン、安くなりましたね。
消費税の値上げも法案として提出準備がすんだそうです。
来月に入るとまず大口電力料金の値上げ、そして入学式に入社式。

ところでなんで4月からもあたらしい年度が始まるんでしょう。
会計年度というのは実は法律で定められている。
「財政法 (昭和22年3月31日。最終改正:平成14年12月13日)
第十一条  国の会計年度は、毎年四月一日に始まり、翌年三月三十一日に終るものとする。」
江戸時代には将軍様も、お大名方も、下々のものもお金のやりくりは暦と同じく正月に始まり師走に終わるというものだった。
ところが明治に入って、この会計年度は10月に始ったり、7月に始ったり、4月に始ったり...何度も変更がなされている。
なぜそんなことをしていたのかと言えば、
「政府に金がないから、暦通りの会計年度ではやりくりがつかなかった」
のだそうだ。
給料を払うお金もないからと暦を替えてしまったのだ。
ずいぶん乱暴な話ですがそもそも4月を会計年度の初めと定めたのはイギリスが会計年度を4月からと決めていたからだ。
それで右へ習え、となった。

ではイギリスではなぜ4月が年の初め?
1752年にグレゴリウス暦を導入する前には春分の日、3月25日が年初の日であった。
それを一枚のおふれでその日を新暦の1月1日に変えてしまった。
年末支払いの約束が一挙に3カ月も短くなってしまったのだ。
大迷惑の借金族が一斉のブーイング、よってお金の決済だけは元の通り春分の日の前日が年度末となった。
ところがイギリスでは昔からの伝統で「年の払いは、年明け後1週間まで猶予する」という洒落た習慣が残っていた。
春分の日から1週間の後とは3月の30日が年の終わり、4月1日が年の始めとあいなった。

この説、理解するにはなんだかちょっと疲れましたね。
明治政府が制定した会計年度はすでに120年の伝統。
すっかり定着してますが始まりは苦し紛れの成り行きだった。
大借金時代の平成の世の中、会計年度のウルトラCなんて無いように願ってます。
[PR]
by hanaha09 | 2012-03-31 17:57 | 田舎暮らし | Comments(0)

野襤褸菊

佐久まで下ってくると気温がまたたく間に上がってくる。
昼間には18.5℃にもなった。
道端にはこんな草。
b0126549_21441897.jpg
ノボロギク(野襤褸菊)というらしい。
野に咲く襤褸(ぼろ)切れのような花、また花が咲いた後の姿が、そのように見えるので、この名前がついた。
ヨーロッパが原産地。
日本には明治時代初頭に帰化してきた。
今では、道端や土手、田畑などにふつうに生育している。
人家の近くでは僅かでも土がのぞいていれば芽を出し花をつけている。
その花は咲いているのか蕾なのかよくわからない。
山草というよりは雑草だ。
だけれども、イラクで発掘されたネアンデルタール人の男性化石骨の周りの土には多量のノボロギク(野襤褸菊)の花粉が確認された。
4万8千年前のある日、一人の男がこの花に包まれて埋葬された、と考えられている。
また、ヨーロッパでは民間薬としてよく知られている。
生のままの葉や茎のしぼり汁を痔の疾患、はれものなどに外用するそうだ。
春の勢いをいっぱいに詰め込んだとってもたくましい雑草です。
[PR]
by hanaha09 | 2012-03-30 21:49 | 田舎暮らし | Comments(0)

六里ヶ原に春

嬬恋村の大笹から軽井沢の沓掛(今の中軽井沢)までは信州北部から江戸への中山道裏街道。
宿場が少ないのでもっぱらが貨物輸送。
道中およそ6里(24km)、標高差およそ700mの浅間山麓を一日で横切る峠道。
雪の吹きすさぶ六里ヶ原は難所の一つ。
もう春の陽ざしです。
b0126549_22173074.jpg
天明3年(1783年)の鎌原村を襲った大土石なだれの前日、8月4日。
4月より爆発を繰り返していた浅間山は一段と激しくなり、真黒で巨大な噴煙の柱の中心部は高温の火山弾のため赤く輝き、無数の電光が飛び、雷鳴がとどろいていたという。
折から西から吹いていた上空の風は大量の火山灰や軽石を軽井沢方面へ運び、大量の墳石を降り積もらせた。
b0126549_2229533.jpg
軽井沢宿では82件の家が噴石で押しつぶされ、53件が焼失した。
積もった噴石は40cmにもなったという。
畳を頭に逃げる人、山から逃げてきたであろうイノシシ、でかいやつです。

そして、六里ヶ原では噴火口から北方に火災流が発生した。
この火災流は「吾妻火災流」と名付けられ、2億トンと計算される高温の火山灰、軽石などの火山噴出物によって生じたものだ。
高速の火災流はこの六里ヶ原の森を覆い焼きつくし浅間北麓10kmほど下流まで流れ下った。
幸いにも人家まで届かず被害は記録されていない。
しかし、今別荘地として開発されたこのあたり。
決して忘れてはならない鎌原大災害前日の大噴火災害なのです。
[PR]
by hanaha09 | 2012-03-29 22:51 | 田舎暮らし | Comments(0)

豊かな森の汚染

3月も終わりなのにまた雪模様。
b0126549_17241523.jpg
3月28日は何の日かといえば...
1979年のこの日、ペンシルベニア州ノスリーマイル島原子力発電所で炉心溶融事故が発生した。
福島は3月、チエルノブイリは4月。
どうも春には何らかの力が働くのかもわかりません。

放射能汚染は季節によってどんどん変化するそうです。
とくに山中を汚染したセシウムは深刻な影響を残してしまう。
豊かな森は落ち葉、木の根がダムのように水を貯めこむ。
汚染された水は何年も山に留まるのだ。
そして動物の餌となる木の実、野草、山菜などが汚染される。
それをシカ、カモシカ、リスなどの草食系の動物が食べる。
山の斜面から流れ落ちる渓流では水生植物にセシウムが沈着する。
それを食べた虫が汚染される。
それをヤマメ、イワナなどの魚が食べる。
というように連鎖が始まる。
次に、それを食べた動物、ツキノワグマなどが汚染される。
ツキノワグマは雑食なので、木の実、芽などのほかに、魚や、シカ肉なども食べる。
めったにないことですが、人間も食べる。
人間は山菜もつまんで食べるし、魚を釣っては食べてしまう。
そして、それらの動物の糞が土壌に吸収されていく。
そして地下水に浸透していったり、雨水によって渓流に注ぎ込まれる。
大きな山系はひとつの閉鎖された生態系となっているのだ。
豊かであればある程汚染は長期に。
街の除染の様に水に流して川から海へと拡散することは無いのだ。
半分になるのにおよそ30年、すっかり崩壊するには天文学的な年数になる。
厄介なものとお付き合いしなければならないにことになってしまいました。
[PR]
by hanaha09 | 2012-03-28 17:38 | 田舎暮らし | Comments(0)

黒斑山に登った

浅間山とは第一外輪山の黒斑山山系、第二外輪山の前掛山、現噴火口を持つ釜山の総称となっている。
その前掛山の「スジ」が見たくて冬の黒斑山登山に参加させてもらった。
山の達人見習いにとっては初めてのアイゼンをはいた登山。
登山家たちに固められた登山道は凍ってガチガチ、アイゼンで滑らないように歩かなければ登れない。
朝の高峰高原の登山口、山の神様は雪に埋まってます。
一応、安全を願って一礼。
b0126549_18235249.jpg
ここからえっちらおっちら登ってゆきます。
b0126549_18493238.jpg
北方には八ヶ岳、霧ヶ峰、富士山もぼんやりと。
背後には高峰山のはるか向こうに木曽駒、焼岳...
ぐるっと見渡すと46の百名山を眺めることも出来るそうだ。
b0126549_18544797.jpg
米栂、しらびそ林を抜けるとあらわれました前掛け山のスジ。
b0126549_18573572.jpg
あまりにも感激しましたのでもう一枚。
黒斑山山頂2,404mから。
b0126549_18595183.jpg
帰りには千ヶ滝温泉でまったり。
もう何も言うことは無い一日でありました。
[PR]
by hanaha09 | 2012-03-27 19:41 | 田舎暮らし | Comments(0)

カンプチャ

b0126549_13435077.jpg
世界遺産のアンコールワットです。
行ったことは有りません、一度は訪ねてみたかったところです。
カンボジアの国境ちかくまではタイからお仕事で何度か行ったことがあるんですが...
タイーカンボジア国境紛争のさなかで何度か戦闘があり、国境を抜けるのがちょっと怖かった。
カンボジアと日本の交易は江戸時代から。
御朱印船が行き来をしていたみたい。
この御朱印船、なんと当時日本船の来航を禁止されていた明国の絹糸、絹織物が一番の交易品だったとか。
カンボジアの首都プノンペン北方のウドン(いかにも日本人好みの街の名前です)には日本人居留地も出来ていたそうだ。
そして、フランスからの独立、内戦と多難な歴史を繰り返し、1991年和平の後に現在のカンボジア王国(通称カンプチャ)となった。
国王はシハモニ陛下、ご幼名は「トーキョー」だそうだ。
かの有名な父君、シアヌーク元国王がフランスからの独立のために東京を訪れ日本政府の援助を約束され勇んで帰国したときに生まれたのが2世の現「トーキョー」陛下。
縁起が良いとのことで名付けられたそうだ。
和平後、カンボジア王国には最大限の経済援助、PKO活動でも犠牲者を出しながらも支援した。
中国等が台頭する中、バランスを保ちつつ自国の主権を守ろうとしているカンボジアでは、日本に対し非常によいイメージが持たれているそうです。

カンボジア国籍を取得してオリンピックに出場しようとする日本のお笑い芸人、カンボジア国民の中傷、反感を買わないように願っております。
[PR]
by hanaha09 | 2012-03-26 13:45 | 田舎暮らし | Comments(0)

ニシキギ

紅葉が真っ赤できれい、まるで錦の様だというので「ニシキギ」の名。
道端に生えてたのをひっこ抜いて植えておいた。
もう春の芽を準備しています。
b0126549_21245974.jpg
この枝にひっついてるのは「翼」、英語で「wing」というもの。
枝のコルク質が樹皮を突き破ってはみ出してきたものと言われている。
若い枝に発生し、4,5年たつと翼の成長を止める。
何故こんなものが...
緑色をしてるときには葉緑素が含まれる。
葉の補完としての光合成の役割をしてるようだ。
他の植物では熱を拡散するラヂエーターの役目をしてるのもある。
よくわからない代物だ。
しかし、この「翼」を日干しにして乾かし粉にしたものは衛矛(えいぼう)と呼ばれ生薬なのだ。
月経不順には、煎じて食間に3回に分けて服用するそうだ。
こんな薬はもう要らん。
とげ抜きには、衛矛(えいぼう)を黒焼きにしたものを、ご飯で練って、ガーゼに塗り患部に直接塗布する 。
こんな面倒くさいことをしなくてもたいていのとげは自然と抜けてしまう。
また昔は、果実を砕いて頭髪油で練って、毛ジラミの殺虫剤に用いたという 。
で、この木の別名が「シラミコロシ」。
この木、我が家の土があうのでしょうかなかなかよく育つ。
が、真っ赤な紅葉を待たずに葉がひらひらと舞い落ちる。
錦にはほど遠い。
やはり、拾いものには福は薄い...
[PR]
by hanaha09 | 2012-03-25 21:48 | 田舎暮らし | Comments(0)

乳酸菌の日

23日は「乳酸菌の日」だった。
ニーサンがなまってニューサン、よって乳酸...
よく語呂合わせで記念日が制定されてますがこれはもう頭が狂ってしまいそうです。
乳酸菌は人類の食事には欠かせない発酵をつかさどる菌。
ヨーグルトに始まり味噌、醤油、ぬか漬け、キムチにチーズ...
大阪で開かれた万国博の翌年に神戸の会社に就職した。
薄給の独り身の土日(このころから週休2日というまことに珍しいサボれそうな会社であった。実はこれが入社志望の最大要因)は家にこもって自炊三昧。
万国博を機に、この年に売り出された明治プレーンヨーグルトを買ってきたことがある。
今売ってるのはこれ。
b0126549_16551257.jpg
なんとも言い表しがたい味に思わず吐き出した。
さすがの貧乏性の私めも流しに全部捨ててしまったのを覚えています。
あれからすでに40数年、今は毎朝のヨーグルトは欠かせません。
おくさまが毎晩、カスピ海ヨーグルトを3.6牛乳に混ぜて自家発酵したもの。
世の中の変貌とともに人間の嗜好も変わってゆくものなんですね。
このヨーグルト、健康への効能がまことしとやかに書き記されています。
が、最近の研究ではなんと口から食べた乳酸菌、胃酸や消化液でほとんどが死滅してしまうそうです。
なーんだ、毎朝乳酸菌の死がいを一生懸命に補給してるわけだ。
おくさまにこの事実をしゃべると、これはもう大変なことになる。
[PR]
by hanaha09 | 2012-03-24 16:57 | 田舎暮らし | Comments(0)

雪の下でも草は枯れない

またまた雪模様。
一日雪こもり。
パソコンも疲れてきましたね。
こんな冬、雑草は寒さにも負けずに春の準備を始めています。
b0126549_2181319.jpg
今年の最低気温の記録は-16.0℃。
1月2月は特に寒い日が続いた。
地面はまだまだ凍土状態。
根っこを抜いてみるとそんなに深くは有りません。
b0126549_2184321.jpg
この雑草、葉も根っこも凍りついていたはずです。
なぜ、生きていられるのか...

岩手大学農学部付属寒冷バイオシステム研究センターの先生の解説によりますと、こういうこと。
細胞内に氷の結晶が生成し、内部の構造物(細胞膜、核、葉緑体、液胞など)が氷の鋭い結晶で傷つけられてしまうとそこでアウト。
でも植物は細胞壁の部分や細胞と細胞の間は水蒸気で満たされており、氷点下まで温度が下がるとまずこの部分が凍ってしまう。
ここに氷ができると細胞内の水分を吸い出し凍結させる。
細胞内は凍結しにくいイオン、有機酸、糖分、アミノ酸などの溶質が濃縮されてますます凍りにくくなる。
また、堅固な細胞膜は氷を通しにくい性質を持っている。
それでまわり、土の中、細胞の外がいくら氷点下になって凍っても植物の細胞の内部は凍結せず、傷つかず、ぬくぬくと春をひたすら待つのである。

すごい仕組みです。
マイナス70℃まで耐えられるという「白樺」の木は雪解けとともに水を思い切り吸い上げ始めるそうです。
たぶん溶質の濃縮された細胞内に水を大量に供給するためでしょう。
これを途中でせしめたのが「しらかば樹液」、これでしゃぶしゃぶをすると最高の味になるそうだ。
前々から一度はこの樹液の採取を試してみたいと思っていますが...
なんだか樹木の生命の水をかすめ盗るようでなかなか実行にうつしきれない情けない山の達人見習いです。
[PR]
by hanaha09 | 2012-03-23 21:09 | 田舎暮らし | Comments(0)

春一番と放射線

これを春一番というのでしょうか。
正午近くになるとすごい風が吹き始めた。
すると気温がどんどん上がってくる。
昼過ぎには13度ちかくまで。
b0126549_1742889.jpg
都会では強風で仮設足場が倒れこんでいましたが、山の中では枯れ枝が上から飛んで落ちてくる。
大きな樹は20mも30mにもなる。
大きな枝が上からおもいきり落下してくる、結構危ないのだ。
しかしこの枝、山の生活には欠かせないもの。
ストーブ、バーベキュー際の焚き付けになるのだ。
自然の生活は危険とともにある、自分で身を守らなければその恩恵にはありつけない。

嬬恋村にも空間放射線量の監視装置が取り付けられた。
b0126549_17135195.jpg
b0126549_1714253.jpg

0.055μシーベルト、ちょっと高い値じゃありませんか。
春一番とともにどこぞやらから吹き飛ばされてきた。
福島の1、2、3号機の核燃料はいずこに?
おなじく4号機のプールにはしこたま核燃料が貯蔵されてますが、基礎が壊れてそのうち崩れ落ちる?
六ヶ所村をはじめとして各地の停止中の原発には核燃料がたっぷりと貯めこまれています。
これは人類のこさえた危険因子。
お付き合いをしてもなんの役にも立ちません。
[PR]
by hanaha09 | 2012-03-22 17:28 | 田舎暮らし | Comments(0)