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あるちゅはいま日記

hanaha09.exblog.jp

2017年 11月 06日 ( 1 )

江戸時代の「すきやき」

江戸時代にも「すき焼き」という料理はあった。
現代の「すき焼き」とはちょっと別物。
享和元年(1801年)の料理書『料理早指南』には、「鋤やき」は「鋤のうへに右の鳥類をやく也、いろかはるほどにてしょくしてよし」。
『料理談合集』では「使い古したスキを火の上に置き、そこに雁、鴨、鹿などの肉をのせ、色が変わったら食べごろ」とある。
ここにある「鋤(すき)」とはこんなもの。
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野生の雁、鴨、鹿などはお百姓たちにとってはご馳走、ましてや最大の栄養源。
山や畑から鍋を取りに家に帰るのは面倒、田んぼや畑に鍋を持って来るのも重いということで、いつも手にある鋤が使われた。
そもそもは、今のように汁気がたくさんあるものではなく、文字通り焼いたのだから大丈夫。
嬬恋村の温泉旅館では「鋤焼き」ならぬ名物「くわ焼き」料理が出される。
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まさに江戸時代の「すきやき」だ。
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by hanaha09 | 2017-11-06 20:31 | 田舎暮らし | Comments(0)