昨日未明から雪が降った。
いわゆる南岸低気圧が太平洋側を通過した。
浅間高原あたりは、日本海側を通過する低気圧による雪は案外少ない。
大雪となるのはこの南岸低気圧が呼び込む寒気によるケースが多い。
今回の雪もこの低気圧が原因だ。
特徴は短時間で降る、雪質はベタベタ温度が高い、木の枝葉にたまる。
モミの木はまるでモンスターとなる。
この雪は後始末が悪い。
風が吹いて雪の重みに耐えられない枝がボキボキ折れる。
気温が上がると雪は瞬く間に融けて水たまりができる。
地面はまだまだ凍結しているので水を吸い込まないのだ。
ひどい時には床下浸水もある。
この融けた水は朝方には凍ってアイススケートリンクのようになる。
1年に1回はスッテンコロリということになる。
年寄りには危険だ。
しかし、春が一歩一歩近づく証拠だ。
年齢が重なっていく証拠でもある。