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あるちゅはいま日記

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江戸時代のミサイル?

埼玉県秩父市吉田にて毎年10月の第二日曜日に開催される「椋(むく)神社の龍勢」祭りがある。
椋神社例大祭に奉納する神事として発射される、代々伝承されてきた農民による手作りロケットだ。
と言ってもなかなかの迫力。
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その起源には諸説がある。
・「日本武尊が奉持した鉾より発した光のさまを尊び、後世椋神社氏子民が光を飛ばしご神意をなぐさめ奉った。」という説。
・「戦国時代の頃、ノロシ(狼火)から土地の農民が考案し、その後改良された」とも。
天正3年(1575)に「龍勢」を打ち上げたという椋神社社伝があるが、定かではない。
まさに農民たちの知的好奇心のなせる五穀豊穣・天下泰平を願う伝統打ち上げ行事であった。
「龍勢」の資料を垣間見たアメリカ航空宇宙博物館の局員、「もしも世界中の物理学者が吉田の龍勢を知っていたら、宇宙ロケットの歴史はもう10年早く始まっていただろう」、と。
今、ミサイルで話題のどこかの国もノウハウを盗みにやってきてたかもわからない。
by hanaha09 | 2017-09-16 09:15 | 田舎暮らし | Comments(0)
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