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あるちゅはいま日記

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エッフェル塔三十六景

19世紀末のフランス美術界は、日本の浮世絵に強い影響を受けた。
多くの画家たちが、いわゆる「ジャポニズム」ブームに乗った作品を描いた。
パリの版画家であったアンリ・リヴィエールも北斎や広重らの浮世絵に目を輝かせた。
フランスの光景や自然の風景を浮世絵の手法を用いて描いた。
その一つが「エッフェル塔三十六景」。
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葛飾北斎の『富嶽三十六景』に影響を受けて当時建設中であったエッフェル塔を題材としてリトグラフにしたものだ。
この雰囲気、「富嶽三十六景」そのものだ。
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モノトーンに近い色使いは「北斎漫画」に非常に似通っている。
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しかし、「エッフェル塔三十六景」に描かれている空間は現実の風景、「富嶽三十六景」に描かれているのは現実とは異なる空想の風景だ。
西洋人には思いもつかない江戸の浮世絵師たちの思考だ。
こんな柔らか頭のDNAを受け継ぐ日本の子供たち、ゲームやテレビや塾ばかりではなく、もっともっと豊かな自然、豊かな文化に直に接してやらなければ...と思うんですがねぇ。
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by hanaha09 | 2017-04-18 20:11 | 田舎暮らし | Comments(0)
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