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あるちゅはいま日記

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江戸患い

江戸時代に根付いた参勤交代。
日本全国に大きな影響を与えた幕政の一つだ。
江戸を訪れた地方の侍や大名を中心に、体調が悪くなる、足もとがおぼつかなくなる、怒りっぽくなる、場合によっては寝込んでしまうが続出。
そして、侍たちがお役目を終えて故郷へ帰るとケロリと治る。
「江戸患い」と呼ばれる奇妙な病が流行った。
当時、流通システムが発展、江戸の庶民の食卓には白米が現れた。
そのうち1日3食の習慣生まれた、玄米や穀類に比べて腹持ちが悪かった。
この病は江戸の幕藩体制も終了した明治になって解明された。
「脚気」、ビタミンB1欠乏症、このビタミンが含まれる灰が部分を取り除いた白米が病因だったのだ。
江戸を離れると麦や穀物、玄米に野菜などを中心とした食生活になるので自然と治癒したわけだ。
平和で豊かな江戸時代において、江戸だけの話ではなかった。
大阪でも京都でも...将軍たちも大奥でも、京都からやってきた皇女和宮もこの奇妙な病に悩まされていたようだ。
明治に入っても日露戦争で203高地攻撃の際に勢いよく駆け上がれなかった兵隊たちは白米食による脚気だったそうだ。
この病が高じるとこんなことにもなりかねない。
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真ん中の下に見えるおっさんは「江戸患い」で歩けなくなった人らしい。
我が家では嬬恋米(昨年の米の食味コンクールで金賞を取った)の8分突きだ。
ちゃんと胚芽も残っている。
これが江戸の街の教訓だ。
おかげで足もとがおぼつかなくなることは無い、ただ時々ぎっくり腰が起こる。
まぁ歳だから致し方が無いかなぁ。
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by hanaha09 | 2017-02-17 17:38 | 田舎暮らし | Comments(0)
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