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あるちゅはいま日記

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ヒュッゲ

これも昔々の話、コペンハーゲンの空港に降りたったことがある。
着くと車に乗せられ郊外の古民家風のホテルに連れていかれた。
そして3日目の朝、また車に乗せられ空港に、飛行機に乗って帰ってきた。
一生に一度しか行ったことのないデンマーク滞在記だ。
子供のころに教わった酪農国家、朝食のチーズがやけにおいしかったことしか記憶にない。
このデンマーク王国は、「国民の幸福度」で世界で一位に選ばれた幸福大国なのだ。
25%の高い消費税を払っても、医療費は無料、小学校から大学まで無料で教育を受けることができる、さらに、失業保険も4年間、現役時代の90%が保証される。
80%以上のデンマーク人は満足していると言われている。
そして、デンマーク人の本当の幸福の理由、それはヒュッゲ(Hygge)にあるのだそうだ。
ヒュッゲとは、日本語には適当な言葉が見つからないけれど、あえていうならば、「和む」、「ほっこりする」といった感覚のことを指す。
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デンマークの冬は長くて寒く、日照時間も短いため、「暗く」「どんよりとした」冬のあいだは気分が落ち込んだり、家にこもりっきりになってしまう。
そんな時、デンマーク人は、ろうそくの灯りと、質素ではあるが、ぬくもりのある家具に囲まれて、親しい友人や家族と楽しい団らんを過ごすことで、この憂鬱な気分を小さな幸福へと上手に変えているのだ。
真冬に素っ裸で泳ぐクラブもあるそうだ("いいねぇ、新鮮で幸せだなぁ"とある)。
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ちなみに幸福度調査による日本の番付は、社会保障制度に恵まれ、豊かで、しかも最も安全な国であるにも関わらず90位だ。
日本人が幸福感豊かに感じられるようになるには...
「今ある小さな物事にも感謝する、何かモノを得て満足を得るのではなく、家族や友達と過ごしたり、自然の中で過ごしたり、高くなくてもおいしいモノを食べてみたり、そういった意味のある時間に重きを置いたらどうだろうか?」
と、デンマークに居を移した英国人トラベルジャーナリスト、Booth氏のサジェッスションだ。
いいねぇ!
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by hanaha09 | 2017-02-01 10:01 | 田舎暮らし | Comments(0)
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