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あるちゅはいま日記

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チャツボミゴケを見に行った

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前から行きたかった「チャツボミゴケ」を見に連れて行ってもらった。
群馬県六合村(現・中之条町)の山奥の元山地区にあった鉱山、「群馬鉱山」とも呼ばれる。
草津白根山の火山堆積物の上に沈殿生成された褐鉄鉱と鉄明礬石を採掘していた。
戦時中の金属資源不足解消を目指し、当時の商工省が日本鋼管鉱業(現在のJFEエンジニアリングの子会社に相当)に対し採掘権を与え露天掘りが開始された。
鉄鉱石の運搬のために鉄道省が同年、渋川~長野原間の鉄道42kmを新設、採掘権を得た日本鋼管鉱業株式会社が側線長野原~太子(おおし)迄5.7kmの建設を担った。
群馬鉄山からは山を越え太子までの索道を敷設。
月間5万トンの予定で日本鋼管川崎製鉄所への出荷が始まったのが昭和20年1月。
月産2万トンを記録したのは3年間ほどにすぎず、資源の枯渇と品位の高い輸入鉱石を前にしてはなすすべもなく昭和40年に20年にわたるその歴史を閉じた。
その後、日本鋼管休暇村を経て、中之条町へ無償貸与された。
今、採掘跡の露天掘りの窪み「穴地獄」に自生しているのが「チャツボミゴケ」。
チャツボミゴケは酸性の水の流れる所に生育するのだそうだ。
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そして、20℃といわれる温泉湧水地点。
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採掘されたという褐鉄鉱の地層。
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火山活動のすごさとそれを利用しようとした人類の知恵、そこに残したなんとも言い難い美しい自然。
偉大な地球の活動を目にした一日だった。
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by hanaha09 | 2016-05-11 21:30 | 田舎暮らし | Comments(0)
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