ブログトップ

あるちゅはいま日記

hanaha09.exblog.jp

嬬恋村と熊本藩

b0126549_239732.jpg
嬬恋村と熊本地震。
嬬恋村では「包括的連携協力に関する協定」を結んでいる東海大学の農学部キャンパスのある熊本県南阿蘇村を支援する義援金募集が始まった。
今をさかのぼること233年前の天明3年、鎌原村をはじめとする吾妻川沿いの村々では浅間山噴火による土石なだれ(浅間押し)で多くの人命が失われた。
村々の被害は甚大であった。
それにも増して下流の吾妻川、利根川、江戸川沿線一帯も多くの被害をこうむった。
幕府の命によって、この大災害の復旧工事、お救い普請を担ったのが熊本の細川藩であった。
このため熊本藩はこの御手伝いに9万6932両を投じた。
このうち7万3932両は国元から、1万3000両は大阪の蔵屋敷から送らせた。
そして、1万両は商人たちから借金をした。
国元からのからの金子は熊本の町人や領内の村々から寸志金を集めた。
寸志金を多く収めることにより士分に取り立てられた、なけなしの金子を進んで差し出すものも結構居たそうだ。
このお救い普請があってからこそ、この地区では天明飢饉に餓死者を出すこともなく、災害からの復興も成し遂げられた。
嬬恋村に住居を構えるものとして、そっぽを向いてはいられない話だ。
[PR]
by hanaha09 | 2016-04-25 23:35 | 田舎暮らし | Comments(0)
<< 日本人の心 春の活力 >>