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あるちゅはいま日記

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八百屋お七


b0126549_18224394.png役者絵を描かせれば右にはないと言われた国貞作「江戸本郷八百屋お七(火付け)之図」だ。
井原西鶴が「好色五人女」の題材に取り上げた。
その後歌舞伎、文学、文楽などで上演され、多くの庶民の涙物語となっていった。
八百屋お七の悲恋物語は江戸の大火から始まる。
本郷から駒込の𠮷祥寺に逃れたお七の前に現れた一人の若衆、吉三郎であった。
まだ幼さの残るお七16歳は一目ぼれ。
それはかなわぬ恋に...
本郷に帰ったお七は一目会いたいと、また火事になれば𠮷祥寺で𠮷三郎に会える。
雪の夜、お七は自分の家に火を放ち、自ら梯子を駆け上がって半鐘をたたいた。
幸いにも大事には至らなかったが、江戸の付火は大罪、火あぶりの刑だった。
南町奉行所でのお裁きの庭、奉行は訊ねた。「その方はまだ十五だったな」「いいえ十六でございます、お宮参りの証もございます」
当時十五歳では死罪は免れ遠島というしきたりだった。
お七は3日間市中引き回しの上極刑に処された。
その日が天和3年(1683年)、今日の日だ。
おりしもニュースでは中学生の軟禁事件がけたたましく報じられている。
昔も今も良くわからぬ事件だ。






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by hanaha09 | 2016-03-29 20:06 | 田舎暮らし | Comments(0)
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