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あるちゅはいま日記

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寒天

欧米人は海藻が苦手のようだ。
終戦後の東京裁判で捕虜だった外国人が訴えた。
日本軍の収容所では「黒い紙」に「木の根っこ」、「腐った豆」まで食べさせられた、捕虜虐待だ。
だいたい想像がつくだろう、「黒い紙」とは「海苔」だった。
ちなみに「木の根っこ」はゴボウ、「腐った豆」は納豆だった。
日本にやってきてたフランス人は海苔巻きの黒い海苔をはがして食べていた。
海苔巻きはぐちゃぐちゃ、見てて気持ちが悪くなる。
アメリカではやりの「カリフォルニアロール」は苦手な海苔を中に巻き込んだものだ。
島国日本での得意とするところの食材は海からとれるもの、海藻のテングサからとるのが「寒天」。
テングサを煮てドロドロに溶かして、冷やして固める。
これが「ところてん」、「ところてん」を凍らせて乾燥させる。
これが「寒天」。b0126549_22355860.jpg「ところてん」はなんとなく海藻のにおいがするが、一度凍らせるとこの臭さがピタリとなくなる。
昔は八百屋の店の奥にそのまま赤やら白色の乾燥寒天がそのままひもでくくられて置いてあった。
子供のころの我が家のおやつはこの「寒天」が多かった、安かったのだろう。
お湯で戻して、溶かし、少し砂糖を入れて、ぼこぼこのアルミの弁当箱に流しこんで固める。
瀟洒な家で暮らす子からは「ゼリーのお菓子」をあげるといわれたがもらわなかった。
意地もあったし、「寒天」しか食べたことが無かったのでどんなものか知らなかった。
つまらぬことを思い出すのはNHKの「試してがってん」が理由の源、2005年の今日の2月16日に寒天ダイエットなる放送があったそうだ。
この日以来店先から「寒天」が消えてなくなった。
それにちなんだ「寒天の日」なのだそうだ。
「寒天」ばっかり食べててもちゃんと育ってこの年まで生きてきた。
バカな記念日を考えたものだ。
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by hanaha09 | 2016-02-16 22:52 | 田舎暮らし | Comments(0)
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