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あるちゅはいま日記

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やっと雪景色

天気予報の通り雪が降った。
やってくるものが来たというなんとも不思議な気分だ。
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時代をさかのぼって、江戸時代は「小氷期」と呼ばれ、江戸町中にも雪がよく降った。
江戸の人々は実にうまくこの自然現象との付き合い方を心得ていた。
早速、雪見酒としゃれこんだ。
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「この地は江都東南の佳境にして、月に花に四時(しいじ)の勝趣多かる中に、取りわきて初雪の頃などには、 都下の騒人ここにつどひ来つつ亭中の静閑を賞し、一杯を酌みかはしては酔興のあまり冬籠もる梅の木(こ)の本、秋ならば尾花苅りたき一夜 (ひとよ)の夢を結ぶもまた多かりぬべし。」
深川の富岡八幡宮の境内にあったという高級料理屋、二軒茶屋、 雪中遊宴之図『江戸名所図会』からだ。
庭や松の木にほどよく積もった雪を愛でながら、豪華な酒宴だ。
宴の主らしき者は雪を背中に大きな火鉢にあたり、前には客人とみられる大男が大きな杯を傾けている。
周りには深川芸者に太鼓持ちに小坊主たち、誰も雪景色なぞは関心はなさそう。
もっぱら、絵の上部の説明書きにあるように”一夜の夢”しか頭になかったのかも...
それにしても朝早くから革靴で雪道を滑りながら駅に駆け込む現代のサラリーマン、大変ですね。
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by hanaha09 | 2016-01-18 11:44 | 田舎暮らし | Comments(0)
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