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あるちゅはいま日記

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櫛とかブラシとかには縁が無くなった。
髪がなくなった。
昔はふさふさだったのに、さびしい限りだ。
朝から櫛とヘアドライアーで髪をこねくり回してた。
癖毛を伸ばしたかったのだ。
どこかの映画にあるように、胸のポケットにはいつも安物の櫛を入れていた。
また、櫛は女性の魂のようなものだ。
福井県若狭町の鳥浜貝塚の発掘で保存状態のいい木製遺物が発見された。
そのうちの1点が6,100年前の作と見られる赤漆塗の櫛だ。櫛_b0126549_9264015.jpg
縄文時代のお姉さん、お母さんは海辺や川で水浴びをしながらこんな櫛で髪を整えていたのだ。
西洋でも櫛は使われていたみたい。
かのルノアールも長い髪が好きだったようだ、いくつもの作品が残されている。櫛_b0126549_11453561.jpg

つげの木で出来た櫛は静電気が起こらず、 椿油を染み込ませて使用すると ツヤのある美しい髪になるのだそうだ。
頭皮への刺激もやさしく薄毛、抜け毛にも効果があるそうだ。
この櫛を使ってたら良かった、しかしもう遅い。

今日は9月4日、クシの日だった。
by hanaha09 | 2015-09-04 12:14 | 田舎暮らし | Comments(0)
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