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あるちゅはいま日記

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医食同源

織田信長49歳、豊臣秀吉62歳、徳川家康75歳、天下取り3武将の没年齢だ。医食同源_b0126549_18185896.jpg
家康以降の徳川14代の将軍の平均寿命は49.6歳(当時の日本人の平均寿命は37.8歳)で、いかに家康が長命であったかをうかがい知ることができる。
家康が、「麦めし、実だくさんのみそ汁、丸干しイワシ」を好んで常食としていたことを挙げられる。
こうした食事が、家康の明晰な頭脳と屈強な心身の形成に大きく貢献したという。
日本人は昔から優秀で勤勉であることが世界的な評価としてあるが、とりわけ、「穀類、大豆、魚」の常食によるところが大きいとされているのだ。
まず、全粒粉や玄米といった未精製穀類はビタミンB1が多く含まれる。
B1については、脚気や鬱などの症状を引き起こすことで知られるが、脳内の重要な神経伝達物質であるアセチルコリンの生成に関与し、学習能力の発達など脳機能の向上をもたらすとされている。
そして、魚油に含まれるω-3系脂肪酸と呼ばれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は神経系統に働きかけることが知られている。
魚介類などに含まれるω-3系脂肪酸は、全体的な認識機能低下を約20%防ぐ ことが分かったといわれている。
週に 3回魚を食べると、アルツハイマー症のリスクが半減することがわかったそうだ。
早速、米は嬬恋米を5分つきに、1匹50円のいわしを煮付けて食べた。
旨いのでついつい日本酒をコップに二杯ほど。
ところが、アルコールを飲むと、脳の神経細胞が破壊され、記憶減退など脳機能を阻害するのだそうだ。
本日は、せっかくのB1とω-3系脂肪酸効果が酒で相殺されてしまった。
「医食同源」で家康は長生きしたが、人生の最後には末期の梅毒に悩んでいたそうだ。
さすがの家康も下からの脅威には勝てなかった。
まあ、ほぼ枯れてしまった年寄りにはまず大丈夫。
by hanaha09 | 2015-04-06 18:21 | 田舎暮らし | Comments(0)
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