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あるちゅはいま日記

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うどん

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今日は天気は良いが風が吹いて寒い。
昼を過ぎても外気温はマイナス5℃よりあがってこない、真冬日だ。
こんなときには温かいうどんが良い。
雪道を掻き分け生協が届けてくれる冷凍うどんが結構いける。
具は何にも無くても良い、出汁はいりこに薄口しょうゆ、後はおろしたての生姜を入れればそれで良い。
そばは江戸、関西はうどんとよく言われる。
家康が江戸城に入城した天正18年(1590)、江戸は湿地帯の一寒村。
その後「天下普請」と呼ばれる町づくりが始まり、やってきたのが三河や上方のお役人さんたち。
実際の町づくりに従事したのは、大半が関東甲信越の農村から集まった人々だったともいわれる。
となると、上州などの小麦粉の粉食文化を背負ってきた人がたくさん。
初期の江戸界隈はうどんの全盛期だったらしい。
江戸のそば屋の始まりとされる「けんどんそば」が登場するのは、四代将軍家綱の寛文年間(1661~73年)。
江戸市中でそば屋の数がぐんと増えるのは、寛延(1748~51年)から安永(1772~81年)にかけての頃とされる。
やがて、安くて品質のよい関東の濃口醤油が、江戸市中で大量に出回り、粋な江戸そばに発展していった。

最近の粋な有名そば屋はやたらと値段が高い、16文で食べられた二八蕎麦はどこへやら。
素朴なうどんは庶民の生活に良く似合う。
by hanaha09 | 2015-02-10 13:16 | 田舎暮らし | Comments(0)
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