人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

あるちゅはいま日記

hanaha09.exblog.jp

年越しうどん

年越しそばは江戸時代に定着したとされる日本文化の一つだ。
蕎麦は細く長く...1年の終わりに延命長寿を願う、また蕎麦は切れやすいことから過ぎ去ろうとする1年の厄災を断ち切るという願いも込めてるそうだ。
いまでも日本人の半分以上の人がこの年越しそばを食べて新年を迎える。
我が家では今年は手打ち年越しうどんにした。
うどんは太く長く...なかなか切れにくい讃岐風うどんだ。
うどんを名物とする処は日本全国各地にある。
極めつけは四国の香川県、「さぬきうどん」だ。
知事自ら「うどん県」と宣言、JR高松駅も愛称が「さぬき高松うどん駅」。
高松空港にはうどんのだし汁が出る水道蛇口があるそうだ。
瀬戸内海性気候で降雨量が少ない、米より小麦の栽培に適してる。
毎年の水不足にうどんをゆでる水の使い過ぎとネットで批判を浴びる。
たいていの人が熱い汁うどんを頼む、この待ち時間に冷やしうどんを食べる。
昼ごはんに訪れた常連は「今日のうどんはまずい!」と言い捨てて筋向いの別のうどんやへ行く。
さぬきうどんの決め手はこねた生地を足で踏まなければならない。
年越しうどん_b0126549_15391119.jpg

香川讃岐の有名な「山越」。
奥の真ん中のおじさん、注文を聞いてお金をもらってるのだが...
実はお金を数えながら足元ではうどんを踏み固めているのだ。
このうどんや店先に回るとこんな行列。
年越しうどん_b0126549_15405685.jpg

一年の厄災を水虫の足で踏み踏みした年越し手打ちうどんはこんな感じ、旨かった。
年越しうどん_b0126549_1954441.jpg
年越しうどん_b0126549_19542275.jpg

by hanaha09 | 2014-12-31 23:52 | 田舎暮らし | Comments(0)
<< 2015年 ガソリンの値段 >>