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あるちゅはいま日記

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錫杖草

錫杖草_b0126549_17312061.jpg
近くのさんぽ道で見つけたが、デジカメを持っていなかったのでガラケーで写した。
良くわからんがこれは「錫杖草(シャクジョウソウ」のようだ。
陽がささない木陰に、キノコと見間違えそうな外観でヌメヌメと生える腐生植物(菌根植物)だ。
その姿が修験者が手に持つ錫杖(シャクジョウ。環の付いた杖)に似ていることから、 シャクジョウソウ(錫杖草)という名付けられた。
普通の植物は、葉緑素を持ち、それを使って自分自身で栄養分を作り出す。
この「シャクジョウソウ」のような腐生植物は、葉緑素を持たないため自分で栄養分を作り出せない。
そこで、根の表面近くにある菌根が分解する枯れ葉の栄養分を吸収して生活しているのだ。
夏近くに見られる「ギンリョウソウ」も同じ腐生植物だ。
確か「ギンリョウソウ」のある近くには「まったけ」が出やすい、と聞いたことがある。
この「シャクジョウソウ」は「まったけ」の大敵であるらしい。
そういえば、「まったけ」なんてもう何年も食べたことが無いなぁ。
by hanaha09 | 2014-09-09 17:29 | 田舎暮らし | Comments(0)
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