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あるちゅはいま日記

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今年もアゲハモドキ

朝の散歩は快適。
ちょっと湿っぽい空気に木陰からの陽光が白っぽく見える。
胸いっぱい吸い込むと新鮮だ。
遠くから聞こえるカッコウはいつまでも鳴き止まない。
そんな散歩道で今年も見つけた。
今年もアゲハモドキ_b0126549_8222854.jpg
これは蝶ではない。
夜の蝶、蛾の仲間だ。
アゲハモドキと名付けられている。
蝶の仲間でジャコウアゲハと呼ばれる蝶がいる。
雄成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることから名づけられた。
体内に毒を持っていて、鳥などに食べられるのを防いでいる。
ほかのアゲハチョウにくらべると、あまりはばたかずにゆったりと飛ぶ。
毒を持ってることを誇示するように動くのだ。
そして、蛾であるアゲハモドキ、蛾にあるまじきまるで蝶のような振る舞いをする。
外敵はそれを見た一瞬にこのジャコウアゲハ蝶の毒を誤認識し、補食を躊躇する。
もちろんアゲハモドキ(蛾)には毒はない。
持てる者は毒、毒を持てないものは毒を持ってる者によりかかった防衛策を身につける。
これを擬態という。
アゲハモドキ、つまりジャコウアゲハモドキの生態だ。
by hanaha09 | 2013-06-09 08:50 | 田舎暮らし | Comments(0)
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