このあたりで人気の高い山が黒斑山。
浅間山の外輪山で、山頂からは浅間山(前掛山)が真正面に見える。
四季折々に人を魅せるものがある。
このところ晴天マークが続いていたので久しぶりに山に登ってみた。
のぼりはじめはまだ良かった。
段々と登って行くと登山道はこんな具合。
まだ残雪は融けきらず、道はドロドロ、土止めの杭は浮き出してぐらぐら。
靴からズボンのすそまでドロドロに汚してようやくたどり着いた「トーミの頭」。
ガスがかかって何にも見えん。
頂上制服はあきらめ、岩の上に座って握り飯にカップラーメンを食べた。
ひそかに隠し持ってきた缶ビールも一気に飲んだ。
もう帰ろうと腰を上げると、吹き去ったガスの下から現れた断崖絶壁。
足元ふらふら、目もふらふらに。
それでも帰り際に振り返ると浅間山山頂が。
普通の人の倍、往復5時間もかかった難航登山でありました。