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あるちゅはいま日記

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つらら

つらら_b0126549_1114315.jpg
語源は「つらつら」から。
氷など表面がつるつるし光沢のあるもの、これが氷柱の美しさに合わせて転じた名前だ。
大自然の中では滝とか湧き清水にできる。
よくみられるのは屋根の軒下。
積もった雪が融けて、水滴となり重力で滴り落ちる。
その時に大気が冷えてくるとまた凍りつく。
水が溶けて凍って、と気温の変化の繰り返しによって大きく成長する。
このつららが成長すると串だんごのような波模様が現れる。
つらら_b0126549_112422.jpg
つららの凸部では水の膜が薄くなり凍りやすくなる。
また凸部では熱が逃げやすくなって凍りやすくなる。
凸部では滴り落ちる水がよどんで大きく膨れて凍る。
しかしどうして規則正しく環状の凸部が現れるのか?まだまだ解明されない不思議もある。
気温、水の流れ等々、いくつもの微妙な要素で見られる自然の妙だ。
そして、通常のつららは鉛直方向に細長く成長するが、曲がったつららもできる。
強風に吹かれて滴り落ちる水がつららの片方に偏ってしまう。
そのまま凍ると風の下流に向いて曲がったつららができるのである。
閑に任せて眺めるのもおもしろいものですね。
by hanaha09 | 2013-01-19 11:06 | 田舎暮らし | Comments(0)
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