人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

あるちゅはいま日記

hanaha09.exblog.jp

長寿の秘訣

江戸時代には成人した人の平均死亡年齢は50歳くらいであったらしい。
なかには因幡の国の郷士鎌部儀左衛門はその長寿を祝し永代15人扶持を与えられたとの記述が残っている、その年齢はなんと183歳とある。
その妻も171歳、子に孫にひ孫に玄孫、その子供まで含めて六世代一家12名が健在、それぞれに銀30枚をもらったとある。
こんな年齢は超サバ読みに違いないが人々は桃源郷のような超長寿者が穏やかに暮らす極楽を夢見て畏敬の対象としたようだ。
一方、武家の社会では17歳以下の当主がなくなればお家断絶の決まりもあり、実子の年齢もサバ読みするのが当たり前、官年と実年が公私ともに使い分けられていたのである。
お上から下々まで年齢のサバ読みは別に不思議なものではなかったのだ。
人生50年といわれたこの時代、初代将軍徳川家康は75歳の長寿を全うした。
家康には生涯元気印で生き抜く秘訣があったのだ。
まず、食事は一汁1菜、主食は麦飯と豆味噌という質素なものであった。
多くの栄養素がいっぱいに含まれる旬のものを中心に食べた。
そして、体をを鍛えるために鷹狩りを欠かさなかったそうだ。
得られた獲物は食べた、しっかりと動物性蛋白質も摂っていたのだ。
また、家康は医学書を常に読んでいた、自ら薬を調合し服用するとともに家来にも与えた。
薬をもらった家来は感謝の意から家康に薫陶していった。
自ら調合した万病丹と銀液丹という毒薬を『極極少量』飲み続けた。
毒に対する耐性を自らの体に与えるとともに、どうもこれが強壮強精薬になることを知ったのだ。
おかげさまで16人を超える側室を擁し、男子11名、女子5名の子宝に恵まれたのである。
ただただ72歳で淋病に梅毒を発病、最後の死因は『胃癌』又は『梅毒性ゴム腫』と言われている。
長寿の秘訣_b0126549_127596.png
今の世にも浜松市を元気にするゆるきゃら「出世大名 家康くん」として活躍をいたしております。
by hanaha09 | 2012-11-27 09:00 | 田舎暮らし | Comments(0)
<< 弘法水の云われ インフレターゲット論 >>